著者 : 冲方丁
当代きっての作家たち、ガチンコ競作シリーズ!慶長五年九月十五日、霧立ちこめる地に戦国時代の終焉を告げる運命を背負った男たちが集結した。天下分け目の大戦「関ヶ原の戦い」。徳川家康率いる「東軍」圧勝の理由、石田三成率いる「西軍」敗北の契機、そして両軍の運命を握る男。七人の作家が七人の武将の視点で描く競作長編「決戦!」シリーズ初陣。刊行当初から話題沸騰!業界初の立体的(3D)な競作長編! 当代きっての作家たち、ガチンコ競作シリーズ! 慶長五年九月十五日、霧立ちこめる地に戦国時代の終焉を告げる運命を背負った男たちが集結した。天下分け目の大戦「関ヶ原の戦い」。徳川家康率いる「東軍」圧勝の理由、石田三成率いる「西軍」敗北の契機、そして両軍の運命を握る男。七人の作家が七人の武将の視点で描く競作長編「決戦!」シリーズ初陣。 葉室麟「孤狼なり」(石田三成) 冲方丁「真紅の米」(小早川秀秋) 伊東潤「人を致して」(徳川家康) 天野純希「有楽斎の城」(織田有楽斎) 矢野隆「丸に十文字」(島津義弘) 吉川永青「笹を噛ませよ」(可児才蔵) 木下昌輝「怪僧恵瓊」(安国寺恵瓊) 刊行当初から話題沸騰! 業界初の立体的(3D)な競作長編! 「決戦!」シリーズは、映画「関ヶ原」を応援しています! 葉室麟「孤狼なり」(石田三成) 冲方丁「真紅の米」(小早川秀秋) 伊東潤「人を致して」(徳川家康) 天野純希「有楽斎の城」(織田有楽斎) 矢野隆「丸に十文字」(島津義弘) 吉川永青「笹を噛ませよ」(可児才蔵) 木下昌輝「怪僧恵瓊」(安国寺恵瓊)
また新たな攻殻ワールドが誕生した。’80年代後半に誕生し、世界の有名クリエイターに多大な影響を与えたSFの最高傑作『攻殻機動隊』。SF史に燦然と輝く『攻殻』の世界を人気作家たちが独自の視点で書きおろした小説アンソロジー! 参加作家は円城塔、三雲岳斗、朝霧カフカ、秋田禎信、冲方丁。カバーデザインは原作者の士郎正宗描き下ろし! Shadow.net 円城塔 金目銀目 Heterochromia 三雲岳斗 攻殻機動隊 Soft and White 朝霧カフカ 自問自答 秋田禎信 スプリンガー Springer 冲方丁
『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』を経て、冲方丁がデビュー20年目にはじめて書く現代長編ミステリー! 廃業した病院にやってくる、十二人の子どもたち。建物に入り、金庫をあけると、中には1から12までの数字が並べられている。この場へ集う十二人は、一人ずつこの数字を手にとり、「集いの場」へおもむく決まりだった。 初対面同士の子どもたちの目的は、みなで安楽死をすること。十二人が集まり、すんなり「実行」できるはずだった。しかし、「集いの場」に用意されていたベッドには、すでに一人の少年が横たわっていたーー。 彼は一体誰なのか。自殺か、他殺か。このまま「実行」してもよいのか。この集いの原則「全員一致」にのっとり、子どもたちは多数決を取る。不測の事態を前に、議論し、互いを観察し、状況から謎を推理していく。彼らが辿り着く結論は。そして、この集いの本当の目的はーー。 性格も価値観も育った環境も違う十二人がぶつけ合う、それぞれの死にたい理由。俊英・冲方丁が描く、思春期の煌めきと切なさが詰まった傑作。
企業の内部告発者ケネス・C・Oの行方を追うなかで、ウフコックはパートナーのロックと弁護士サムを“クインテット”による惨殺された。保護証人を失ったイースターズ・オフィスは事件不成立により調査を中断するが、ウフコックはサムの遺志を継いで“クインテット”への潜入捜査を始める。ハンターの緻密な戦略のもと、アンダーグラウンドを制圧する“クインテット”の悪徳を、ウフコックはただ傍観するほかなかった。
冲方丁作品の二次創作による新人賞「冲方塾」。その小説部門に応募されたマルドゥック・シリーズを題材とした短篇の中から、優秀作品を精選ーボイルドの誤爆を目撃した男の物語、“疑似重力”の謎に挑む二人の刑事、クルツとオセロットの日常、『スクランブル』実写映画化の裏側などマルドゥック・シリーズの世界を自由に解釈し、想像力を広げた11篇に、冲方自身が書き下ろした二次創作短篇を併録した公式アンソロジー。
なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのかーー。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説!
『マルドゥック・スクランブル』から2年ー自らの人生を取り戻したバロットは勉学の道に進み、ウフコックは新たなパートナーのロックらと事件解決の日々を送っていた。そんなイースターズ・オフィスに、馴染みの弁護士サムから企業の内部告発者ケネス・C・Oの保護依頼が持ち込まれた。調査に向かったウフコックとロックは都市の新勢力“クインテット”と遭遇する。それは悪徳と死者をめぐる最後の遍歴の始まりだった。
天正十年六月二日(一五八二年六月二十一日)。戦国のいちばん長い夜ー本能寺の変。天下人となる目前の織田信長を、討った男、守った男。その生き様には、人間の変わることのない野心と業が滲み出る。名手七人による決戦!第3弾。
なぜ「あの男」を殺めることになったのか。老齢の水戸光圀は己の生涯を書き綴る。「試練」に耐えた幼少期、血気盛んな”傾寄者”だった青年期を経て、光圀の中に学問や詩歌への情熱の灯がともりーー。
水戸藩主となった水戸光圀。学問、詩歌の魅力に取り憑かれた若き”虎”は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す。そして光圀の綴る物語は、「あの男」を殺める日へと近づいていくーー。
慶長二十年五月(一六一五年六月)。秀吉が築きし天下の名城・大坂城ー。いまここに、戦国最後の大合戦が始まろうとしていた。乱世に終止符を打つのか、敗北すなわち滅亡か…。いざ、戦国最終決戦へ!七人の作家が参陣、競作シリーズ第2弾。
『天地明察』『探偵はバーにいる』『鍵のかかった部屋』『さよならドビュッシー』『百瀬、こっちを向いて。』『ストロベリーナイト』『まほろ駅前多田便利軒』など、人気作のサイドストーリーが読めるアンソロジー。
慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。天下分け目の大戦ーー関ヶ原の戦いが勃発。--なぜ、勝てたのかーー東軍伊東潤(徳川家康)天野純希(織田有楽斎)吉川永青(可児才蔵)--負ける戦だったのかーー西軍葉室麟(石田三成)上田秀人(宇喜多秀家)矢野隆(島津義弘)--そして、両軍の運命を握る男ーー冲方丁(小早川秀秋)当代の人気作家七人が参陣。日本史上最大の決戦を、男たちが熱く描いた「競作長編」。 慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。 天下分け目の大戦ーー関ヶ原の戦いが勃発。 ーーなぜ、勝てたのかーー 東軍 伊東潤(徳川家康) 天野純希(織田有楽斎) 吉川永青(可児才蔵) ーー負ける戦だったのかーー 西軍 葉室麟(石田三成) 上田秀人(宇喜多秀家) 矢野隆(島津義弘) ーーそして、両軍の運命を握る男ーー 冲方丁(小早川秀秋) 当代の人気作家7人が参陣。 日本史上最大の決戦を、男たちが熱く描いた「競作長編」。 「人を致して」 伊東潤 「笹を噛ませよ」 吉川永青 「有楽斎の城」 天野純希 「無為秀家」 上田秀人 「丸に十文字」 矢野隆 「真紅の米」 冲方丁 「孤狼なり」 葉室麟