小説むすび | 著者 : 大熊まい

著者 : 大熊まい

フシノカミ 7 〜辺境から始める文明再生記〜フシノカミ 7 〜辺境から始める文明再生記〜

本を守り、意志を繋ぐ。 『古代文明の伝説にあるような便利で豊かな生活』を今世に取り戻すため、文明の再興を続けるアッシュ。 その活動拠点となるサキュラ辺境伯領を襲った人狼の群れを、研究所の成果によってアッシュたちは殲滅する。 そんな彼らに届いたのは、隣領の壊滅とそれに伴って大量に発生した難民がサキュラ領に押し寄せているとの報せだった。 難民の受け入れと隣領の再生を決断した領地改革推進室だったが、前例のない事態の上、圧倒的な物資不足により無理難題に思われた……。 しかし、決して不可能ではない。 廃村の危機から村を再興した経験を応用して難民を受け入れ、技術交換や留学を機に築き上げてきた人脈を駆使して人材を手配する。 さらに、王都ではアリシアが神殿に協力を仰いで物資を支援しーー。 領地改革推進室の一同は、崩壊した領を再生し、人々を救うため奔走するーー! 理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、第七幕!

フシノカミ 4 〜辺境から始める文明再生記〜フシノカミ 4 〜辺境から始める文明再生記〜

禁忌とされる古代の叡智で、滅びゆく村に救済を! 『古代文明の伝説にあるような便利で豊かな生活』を今世に取り戻すため、領都イツツに留学したアッシュは二年間の軍子会を修了。 新設された部署・領地改革推進室に配属されたアッシュは、生活水準をより良くするために日々励んでいた。 そんな彼のもとに持ち込まれた新たな問題は、『村の救済』。同じ部署に所属する侍女・レンゲの幼馴染みが住まうアジョル村が滅びの危機に瀕しているという。 アッシュとマイカが率いる視察遠征隊を待っていたのは、荒れた畑に、痩せ細った村人たち。 限界を迎えた村を救済する唯一の方法は、禁忌とされてきた畜糞堆肥による農法で……? さらに、追い打ちをかけるように凶報が届く。 それは、アジョル村を襲うもう一つの脅威、魔物・トレント襲来の知らせだったーー。 絶対的な脅威を前に、アッシュたちは村人を救う決意を固めるーー! 理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、第四幕!

フシノカミ 3 〜辺境から始める文明再生記〜フシノカミ 3 〜辺境から始める文明再生記〜

失われし航空技術を取り戻す! 『古代文明の伝説にあるような便利で豊かな生活』を今世に取り戻すため、領都イツツに留学したアッシュは、堆肥とトマトの食用化問題に一区切りをつけていた。 さらに、人狼との戦いで負った傷も癒え、アッシュは再び都市全体の生活水準向上を目指す。 そのさなか、アッシュが所属する軍子会では、少年ヘルメスの夢が嗤われていた。騒ぎの原因は、ヘルメスが手にしていた歪で不格好でーー しかし、精緻な細工物。それは、紛れもない航空機の模型だった。 自動車どころか内燃機関すら存在せず、絶対に空を飛べないと口々に嗤われる中で、ヘルメスはただ一人、諦めることなく空飛ぶことを夢見ていた。 空へ思いを馳せるヘルメスに感銘を受けたアッシュは、彼を嗤う人を見返すため、そして自身の夢のためにも、ヘルメスとともに航空技術の再現に挑むーー! 理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、第三幕!

フシノカミ 2 〜辺境から始める文明再生記〜フシノカミ 2 〜辺境から始める文明再生記〜

本(知識)の眠る神殿で文明復興の鍵を探る! 前世の記憶らしきものを持つ少年・アッシュは、『古代文明の伝説にあるような便利で豊かな生活』を今世に取り戻そうと寒村で奮闘していた。 その成果によって村の発展に貢献したアッシュは、都会である領都イツツへの留学の権利を手にする。 まだ見ぬ神殿の数多の蔵書へと思いを馳せるアッシュを迎え入れたのは、領主代行の好青年・イツキと、その弟を称する男装少女・アーサーーーだけではない。 期待を下回る水準の技術力に、不足気味な資源など、山積した問題たちだった! アッシュは、共に留学してきた村長家の一人娘・マイカに加え、アーサーすらも巻き込んで、危険とされる堆肥の利用、さらには毒とされている作物の食用化へと乗り出し、食糧事情の改善、ひいては都市全体の生活水準向上を目指していく! しかし、そんなアッシュたちに、人類衰退の原因である“魔物”の足音が迫っていてーー!? 理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、第二幕!

フシノカミ 1 〜辺境から始める文明再生記〜フシノカミ 1 〜辺境から始める文明再生記〜

前世らしき記憶を頼りに、目指せ快適ライフ! 前世らしき記憶を持つ、辺境の寒村に暮らす少年アッシュ。 豊かな生活の記憶を持つアッシュにとって、内燃機関すら存在しない中世暗黒時代並みの今世の生活は耐え難いものだった。 記憶にあるような理想の暮らしを送るためには、現状の最上級ではまったく足りない、今ここに存在しない最低限が必要だった。 アッシュが目指すのは、整備された上下水道や衛生的な住居、馬より速い移動手段で世界を繋いだという文明の再生! そのためには、遙か昔に発達していたという、古代文明の知識が記された本を読む必要があった。 識字の教育機関を兼ねる教会すら形骸化しつつある中で、アッシュは文字を覚えて本を読み、知識を得る。 さらには、村長家の令嬢マイカをはじめとした、周囲の人々からの協力を得ながら、手始めに自らの住む村で養蜂業の再興を行い、村の発展を目指していくーー! 理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、開幕!

ソシャゲダンジョン 1 レア度Rの反逆ソシャゲダンジョン 1 レア度Rの反逆

出版社

講談社

発売日

2018年12月7日 発売

ソーシャルゲーム風異世界に転移させられたとある高校の生徒たち。新井忠次は、自身のレアリティが中途半端な「R」であることを嘆いていた。しかも仲間に見切りをつけパーティーを抜けたことで周りに嫌われ、一人でのステージ攻略を余儀なくされる。そんな中、忠次は絶世の美少女・神園華と出会い、彼女の窮地を救う。華は忠次のことを「かみさま」と呼ぶが、それには彼女がこの世界で過ごしてきた絶望的な日々が関係していた。 ある日、ソーシャルゲーム風の異世界に転移させられたとある高校の生徒たち。 主人公・新井忠次は、自身のレアリティがさほど高くもない「R」であることを嘆いていた。しかも仲間がより低レアであったことで見切りをつけ、パーティーを抜け単独行動を開始。その身勝手さから周りに嫌われ、さまざまなステージでたった一人でのステージクリアをすることを余儀なくされる。 そんな中、忠次は総毛だつほどの美少女・神園華と出会い、死と絶望の淵にあった彼女を救う。 華は忠次のことを「かみさま」と呼び盲信するが、それには彼女に刻まれた惨たらしい経緯が関係していた。普通にソーシャルゲームの知識を持っていれば簡単に回避可能できる事態を乗り越えられなかったのだ。 華を救い出し行動を共にすることで、ステージの攻略はより進むようになる。 忠次は、もともと思いを寄せていた学園のマドンナ的女子生徒・御衣木栞が、忠次の最も憎む男子生徒とパーティを組んでいることに私怨をいだきながらも、日々ダンジョン攻略に精を出す。 だってーーそんなことを神園華に知られた日には、嫉妬からいったいどんなことになるか想像もつかないのだからーー。

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