小説むすび | 著者 : 安田均

著者 : 安田均

ドラゴンランス レイストリン戦記3 戦場の双子〈上〉ドラゴンランス レイストリン戦記3 戦場の双子〈上〉

シリーズ累計・世界数千万部ファンタジー「ドラゴンランス」の待望の前日譚を初邦訳! 陽気で人望ある屈強な双子の兄キャラモンとは対照的に、頭脳明晰だが虚弱で〈陰険男〉と呼ばれた弟レイストリン。 双子は傭兵となり、兄は戦士へ、弟は魔術師へと本格的に歩みだすが、彼らの姉は次第に闇へと接近していくーー 「たった数日で、人生が様変わりしてしまった! 丈夫な体で、自信を持ってここ〈上位魔法の塔〉には立ち入った。出ていく今、弱りきって打ちのめされている。視覚は呪われ、体は虚弱だ。それでも、勝利を収めて出ていくんだ。魔法を手に出ていく。これを手に入れるためなら、魂だって差し出しただろう……」  命がけの試練である〈大審問〉を通過し、赤ローブ(中立)の魔術師として歩み出したレイストリン。肌は金色になり、ちょっとした魔法を使用するだけですぐに咳き込んで倒れ込む脆弱な肉体となり、全ての者が老いさらばえていく姿に見える呪いを目に受けた彼と、陽気で屈強な兄とが、新たなる友であるハーフ・ケンダーの〈寸借屋〉らとともに傭兵として成長、活躍していく姿を描く第3巻。  一方、双子の異父姉であるキティアラは、〈暗黒の女王〉タキシスの降臨をもくろむ邪悪なドラゴン軍へと接近し、その最高司令官であるアリアカスからある重大な試練を受けることになり…… ※本書は、電子書籍で刊行中の下記『【合本版】ドラゴンランス 全25巻』には含まれていない、新規邦訳作品です。

ドラゴンランス レイストリン戦記4 戦場の双子〈下〉ドラゴンランス レイストリン戦記4 戦場の双子〈下〉

それは過酷な戦場の中で、若き日の純真さが失われていく物語…… 街を包囲する邪悪なドラゴン軍ーーその友軍の傭兵となった双子(魔術師レイストリンと戦士キャラモン)、〈寸借屋〉のとった選択とは? 一方、双子の異父姉キティアラもまた、ある場所で重大な魂の選択を迫られる…… 若き日の双子、その異父姉の得たもの、失ったものを描く、壮大なるドラゴンランス前日譚の完結編! ホープス・エンドの街に、アリアカスの配下であるコロス(ゴブリン族の血を引く将官)が率いる、邪悪なドラゴン軍の厳しい包囲網が迫るーー残酷極まりない略奪と隷属化を受け入れての降伏か、あるいは死かーーそんな中、ドラゴン軍の友軍の傭兵である若き魔術師レイストリンは、自分と兄を救うために理想を捨てなければならない……  こうしてレストリンと双子の兄キャラモンが傭兵として訓練され、成長をしていく一方で、また違う場所では、戦いの熱気の中、また別の魂が鍛えられていたーー双子の異父姉、キティアラ・ウス=マタールの魂が。  その後に勃発する〈竜槍(ドラゴンランス)戦争〉に重大な影響をもたらすある宝を守る「パラダインの神殿」の守護者と出会った彼女が選択した、もう1つの道……こうして今、未来のドラゴン卿が誕生する!  壮大なる冒険譚「レイストリン戦記」を締めくくる完結編。 ※本書は、電子書籍で刊行中の下記『【合本版】ドラゴンランス 全25巻』には含まれていない、新規邦訳作品です。

ドラゴンランス レイストリン戦記1 魂の剣〈上〉ドラゴンランス レイストリン戦記1 魂の剣〈上〉

世界数千万部の傑作ファンタジー巨編「ドラゴンランス(戦記)」の待望の前日譚を初邦訳! 陽気で人望ある屈強な双子の兄キャラモンとは対照的に、頭脳明晰だが虚弱で〈陰険男〉と呼ばれた弟レイストリン。 気のふれた母の性質と悲しみを強く受け継いだその子が、史上最強の魔術師へと歩み出す、その生い立ちを描く! 「本書はレイストリンの前半生の実話である。(中略)今回の出版にあたっては、〈上位魔法の塔〉の〈大審問〉--かくも破壊的な運命を決する影響をもたらすことになった〈大審問〉--が最も重要なテーマの一つだった。レイストリンの〈大審問〉の本はほかにもあるが、真実の記録が書かれたのはこれが最初である。」(クリンの歴史家アスティヌス) 【主人公】レイストリン・マジェーレ:双子の弟で、種族は人間。兄が男前で頑健なのに比べ、幼い頃から体が弱く、内省的で、弱い者いじめにあう。それゆえ兄に守られ、兄を頼らざるをえないが、同時に自分の弱さを呪い、兄への複雑な感情を抱く。仲間から信頼されず、好かれもせず、陰険で冷たい人間と思われがちだが、その虚弱さゆえに、心の底では弱き者への思いやりを育てている。そんな彼が自分の存在意義を感じられ、救いを感じられるものーーそれこそが「魔法」の研究だった。 ※本書は、電子書籍で刊行中の下記『【合本版】ドラゴンランス 全25巻』には含まれていない、新規邦訳作品になります。 ●『【合本版】ドラゴンランス 全25巻』とは? 原著者注釈付きドラゴンランス(戦記)・原著者注釈付き伝説〜魂の戦争・秘史までの全巻セット(外伝ネアラ2巻を含む。後発の「レイストリン戦記」は除く)。

ドラゴンランス レイストリン戦記2 魂の剣〈下〉ドラゴンランス レイストリン戦記2 魂の剣〈下〉

世界数千万部の傑作ファンタジー巨編「ドラゴンランス(戦記)」の待望の前日譚を初邦訳! ウェイレスの〈上位魔法の塔〉に招かれた双子の兄弟ーー 「ドラゴンランス」シリーズの最大の謎の1つである、〈双子の大審問〉の真実の全容がついに明かされる!  そこでの戦慄の事件が、双子と世界を決定的に変えた!! 「魔術師の〈枢密会議〉はずっと〈大審問〉の性質を秘密とするよう命じてきた。だが、レイストリンの“死”後、彼についてある種の馬鹿げた有害な噂が流れはじめた。(中略)したがって、キャラモンはレイストリンの〈大審問〉を簡略に記した話を書き、それは〈双子の大審問〉の名で知られるようになった。その物語も基本的には真実だが、実際の出来事はそこで描かれたものとは大きく異なることが、本書によりよくわかるだろう。」(クリンの歴史家アスティヌス) 【主人公】レイストリン・マジェーレ:双子の弟で、種族は人間。兄が男前で頑健なのに比べ、幼い頃から体が弱く、内省的で、弱い者いじめにあう。それゆえ兄に守られ、兄を頼らざるをえないが、同時に自分の弱さを呪い、兄への複雑な感情を抱く。仲間から信頼されず、好かれもせず、陰険で冷たい人間と思われがちだが、その虚弱さゆえに、心の底では弱き者への思いやりを育てている。そんな彼が自分の存在意義を感じられ、救いを感じられるものーーそれこそが「魔法」の研究だった。 ※本書は、電子書籍で刊行中の下記『【合本版】ドラゴンランス 全25巻』には含まれていない、新規邦訳作品になります。 ●『【合本版】ドラゴンランス 全25巻』とは? 原著者注釈付きドラゴンランス(戦記)・原著者注釈付き伝説〜魂の戦争・秘史までの全巻セット(外伝ネアラ2巻を含む。後発の「レイストリン戦記」は除く)。

トロール牙峠戦争トロール牙峠戦争

ゲームブックの「ファイティング・ファンタジー(FF)」シリーズ、テーブルトークRPGの「アドバンスト・ファイティング・ファンタジー(AFF)」の舞台として、数多の人々を惹きつけてきたタイタン世界における〈悪魔の3人〉の対立を描いた物語です。  主役となる悪役は、ゲームブック『モンスター誕生』のザラダン・マー、『バルサスの要塞』のバルサス・ダイア、『火吹山の魔法使い』のオルドラン・ザゴールの3人。  一方、主人公役の騎士ダークメイン、相棒(従者)の異種族チェルヴァー、百戦錬磨の傭兵/盗賊/暗殺者マントラッパーらがいかにものパーティを組み、謎の美女予言者リッサミナが絡みます。  まさしく、一大戦乱絵巻の英雄譚。  ゲームブックファンのみならず、ファンタジーRPG好きの人ならたまらない魅力にあふれたこの小説で、タイタン世界の奥深さに触れてください。  2021年7月には「火吹山の魔法使い」、初邦訳の「火吹山の魔法使いふたたび」をはじめ、FFゲームブック5冊が一挙に復活します(SBクリエイティブ社)。小説『トロール牙峠戦争』はまさにこのゲームブックセットへの橋渡しでもあるのです。

ミッション:インプポッシブルミッション:インプポッシブル

その面白さ、モンスター級! とてつもなく豪快な7つの冒険が待っている。 さあ剣を取れっ! 魔法を用意っ! 飛び込むのはいまだっ!! 人気TRPG「トンネルズ&トロールズ(T&T)」の世界〈トロールワールド〉で繰り広げられる、数多の「英雄」たちの冒険! 盗賊狩りの女戦士ジャクリスタが、小鬼インプに持ちかけられた奇妙な依頼とは?(「ミッション:インプポッシブル」) 大都市カザンの地下の洞窟に放り込まれた、ハーフ・ウルクの盗賊に襲い掛かる危難の数々。(「運命の審判」) 剣と魔法と、ちょっとしたウィットに満ち満ちた7つの物語に挑みたまえ! ◎トンネルズ&トロールズとは?  通称T&T。サイコロの目が同じとき、振り足しができる豪快な判定が魅力の、世界で二番目に誕生したテーブルトークRPGだ(一番目は『ダンジョンズ&ドラゴンズ』通称D&D)。その歴史は42年を数える。ゲームデザインはケン・セント・アンドレ。本書でもハーフ・ウルクの盗賊を主人公に据えた2編を執筆している。  現在、日本語版は『トンネルズ&トロールズ完全版』がグループSNE/cosaicから発売されている。剣と魔法が支配する〈トロールワールド〉を舞台に、魔術師になって破壊の限りを尽くしたり、盗賊になって小粋な冒険を楽しんだりできるゲームだ。 まえがき……安田均 ミッション:インプポッシブル……エリザベス・ダンフォース カザンで最低の盗賊二人……ケン・セント・アンドレ 運命の審判……ケン・セント・アンドレ 魔術師あるところ道あり……ベア・ピーターズ たったひとつの小さな真実……キャサリン・カー オーガー・ポーカー……マーク・オグリーン 風の虎……マイケル・A・スタックポール 解説ーーなぜそんなにかかったのか?……マイケル・A・スタックポール 原書序文……デニス・L・マッカーナン 著者について(一九九二年当時) あとがきーー四半世紀を超えて……安田均

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