小説むすび | 著者 : 柏井壽

著者 : 柏井壽

鴨川食堂はんなり鴨川食堂はんなり

著者

柏井壽

出版社

小学館

発売日

2018年4月6日 発売

“食いもん”と“幸せ”は、よう似とります 連続ドラマ化もされた美味しいミステリー最新作第五弾! もう一度あの「食」に出会えたら、彼の本当の気持ちがわかると思ったんですーー。京都にある看板のない食堂には、思い出の味を求めて今日も迷い人が訪れる。元彼と別れた原因の親子丼、亡き息子の優しさが詰まっていた焼売、妻と息子が好きだったのに、どんな味だったか思い出せないきつねうどん。夕食を家でとらない元夫が毎晩食べていたおでん、遭難しかけた際におばあさんが食べさせてくれた芋煮、ひとめぼれした彼が完成させたかったハヤシライス。盛りだくさんなメニューを鴨川流・こいし親子が今回も見事に捜し出します。 優しさも特盛! 辛くて泣き出しそうな日は、ぜひご来店ください。 【編集担当からのおすすめ情報】 第一話 親子丼………………元彼の忘れられない行動 第二話 焼売…………………………息子への嘘と後悔 第三話 きつねうどん………………死に神みたいな人生 第四話 おでん……………………かけ違えた心のボタン 第五話 芋煮…………………山中で出会った救いの神 第六話 ハヤシライス…………避暑地の閑かなロマンス

鴨川食堂おかわり鴨川食堂おかわり

著者

柏井壽

出版社

小学館

発売日

2015年11月6日 発売

あの日の家族の食卓、捜します。 第一話 海苔弁 料理下手な父親が覚えた、たった一つの手料理 近体大の北野恭介は、水泳界のホープだ。彼は中一の夏から中三の卒業まで、父親に毎日同じ弁当を持たされたという。 第二話 ハンバーグ 息子の大好きなハンバーグが許せない母親の後悔 食ジャーナリストの竹田佳奈は、息子の一番好きな食べ物が、実家のハンバーグであることが気に入らない。 第三話 クリスマスケーキ 息子を交通事故で亡くした夫婦のけじめ 和菓子屋『香甘堂』を営む坂本正幸夫妻は、六年前に一人息子を亡くした。過去に踏ん切りをつける決心をしたが…。 第四話 焼飯 知られたくない、でも忘れられない過去がある 白崎初子は、鴨川こいしと大学の同級生。初子は、大企業の御曹司からプロポーズを受けているという。 第五話 中華そば 引き継がれたものは、夢を追い続ける心 小野寺勝司は大学時代、バンド練習を北大路橋の下で行っていたが、そこにはいつも同じ屋台が出ていた。 第六話 天丼 迷わん人生てなもん、どこにもありまへん 「北のひとつ星」という大ヒット曲の歌い手藤川景子は帰郷を決意したが、その前にかつてご馳走してもらった天丼を食べたいという。 【編集担当からのおすすめ情報】 連続ドラマ化決定! 2016年1月より、放送予定。 「京都の井戸水で丁寧に引いたお出汁のようにじんわりホロリとおなかに染みこむ。いくつもの親子の絆に、涙がこぼれました」 ーー本上まなみさん 「涙と笑顔がいっぱいのおかわり。『思い出』の隠し味に心があたたかく満たされました」 ーー押切もえさん

鴨川食堂鴨川食堂

著者

柏井壽

出版社

小学館

発売日

2015年5月8日 発売

京都発! 思い出の「味」、捜します。 第一話 鍋焼きうどんーー番おいしかったものにもう一度出会うのは難しい。 窪山秀治は数年前に妻を亡くし、定年後に新たな伴侶と巡り会った。彼女は秀治の大好物だけうまく作れないという。 第二話 ビーフシチューーープロポーズされたレストランが思い出せない!? 師走に入ると、京の都もせわしない。二人の老婦人が、55年の食を求めて看板もない食堂に入っていった。 第三話 鯖寿司ーーおいしさに勝るのは、思い出というスパイス。 総理大臣である岩倉友海が探しているのは、50年も前食べさせてもらったおやつがわりの品だった。 第四話 とんかつーー“おいしい”の一言を、忘れる料理人はいない。 大分でピアノ教師をしている広瀬須也子の元夫は、京都でとんかつ屋を開いていたが、余命三ヶ月だという。 第五話 ナポリタンーーおいしいものを食べると、泣けてくる。 浜松に住む女子大生・美月明日香が探しているのは、祖父が旅行先で食べさせてくれた黄色いスパゲティだった。 第六話 肉じゃがーー男のソウルフードは、おふくろの味。 六本木ヒルズ在住の実業家・伊達久彦は、亡き母が作ってくれた肉じゃがを食べてみたいという。 【編集担当からのおすすめ情報】 柏井壽氏は、数々のTV番組や雑誌の京都特集を監修し、京都ガイドやエッセイの著作は、どれもベストセラーとなっています。本作は、誰もが必ず持っている食の思い出を、京都という「おもてなし」の街の空気に乗せた、涙なしでは読めない温かな物語です。読んだあと、家族の食卓、父の背中、母の手料理を必ず思い出すはずです。 作中に出てくる和食、そのほかの料理の美味しそうなこと! 一冊で六食味わえます!お得です!

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