著者 : 桜庭一樹
この国が20世紀に産み落とした偉大なるポップスターがとつぜん死んだ夜、報道が世界中を黒い光のように飛びまわった。彼は51歳で、娘らしき、11歳の子どもが一人残された。彼女がどうやって、誰から生を受けたのか、誰も知らなかった。凄腕のイエロー・ジャーナリズムさえも、決定的な真実を捕まえることができないままだった。娘の名前は、傷痕。偉大すぎるスターの真の姿とは? そして彼が世界に遺したものとは? 直木賞作家・桜庭一樹の長編 彼は世界に愛された、だがーー。 突然この世を去ったスーパースターが残した愛娘をめぐり、大人たちの欲望と思惑が交錯する。最愛の人を失い傷ついた少女の悲しみと回復、そして再生を丹念な筆致で描き出す。 この国が20世紀に産み落とした偉大なるポップスターがとつぜん死んだ夜、報道が世界中を黒い光のように飛びまわった。彼は51歳で、娘らしき、11歳の子どもが一人残された。彼女がどうやって、誰から生を受けたのか、誰も知らなかった。凄腕のイエロー・ジャーナリズムさえも、決定的な真実を捕まえることができないままだった。娘の名前は、傷痕。多くの人が彼について語り、その真相に迫ろうとする。偉大すぎるスターの真の姿とは? そして彼が世界に遺したものとは?
幽閉されていたヴィクトリカは、母コルデリアの身代わり計画により脱出。一方徴兵された一弥は、ある日の敵襲で……。二人に再会の日は訪れるのか!?大人気ミステリ、感動の大団円!!
ついに始まった第2次世界大戦。ソヴュールもまた嵐の中へーーブロワ侯爵は、娘・ヴィクトリカを再び幽閉し、その超頭脳で未来を読ませようとする。そして一弥は召集され生死不明にーー大人気ミステリ感動の完結編!
聖なるその日、雪の午後に明かされるそれぞれの「秘密」--警部グレヴィールのせつない初恋、ヴィクトリカの“ライバル”アブリルに向ける思い……名コンビ最後の平和な日々と来るべき嵐の予感を描く連作集。
ソヴュール王国最大のスキャンダルにして謎、王妃ココ・ローズの首無し死体事件を解決するべく混沌に挑むヴィクトリカと一弥に、過去からの魔手が襲いかかる!…事件の行方は? そして2人の運命は!?
妹・鐘の誕生、そして父の文学賞受賞と、賑やかになった山野内家。荒野も、受賞パーティーや友人とクラブに出かけ、新たな世界を知る。だが、秋のある日、義母・蓉子が、妹を連れて家出してしまう。そして、荒野は守られていた子供の自分から決別することを心に誓うー。少女の成長物語『荒野』、いよいよ最終巻。
秋、つかの間の平和なひととき、少年と少女は花を語り、謎をひもとく。自分たちのごとく歴史のうねりに翻弄されながら、懸命に生きた人々の思い出を。鮮やかな彩りに満ちた大人気ミステリ外伝。
鎌倉で小説家の父と暮らす山野内荒野は、中学入学の日、通学中の電車で見知らぬ少年に窮地を救われる。だが、それは彼女の身に起こる小さくて大きな変化の始まりでしかなかったー。“恋”とは、“好き”とは?うつろいゆく季節のなかで、少しずつ大人になっていく少女の四年間を描くビルドゥングスロマン。全三巻の第一巻。
修道院「ベルゼブブの頭蓋」から辛くも脱出した一弥とヴィクトリカを待ち受けるのは、夜行列車オールド・マズカレード号の奇妙な乗客たちと殺人事件…二人は無事、学園に帰ることができるのか!?
誰もいない学園で、ヴィクトリカと一弥、二人きりの夏休みが始まる。海を越えたパズル、セシル先生の過去…謎を解きながら絆を深めてゆく名コンビ、最後の平和な日々。
智恵の泉の少女・ヴィクトリカが父の思惑により突如連れ去られ、修道院“ベルゼブブの頭蓋”に幽閉された。無言でゆっくりと衰弱してゆくヴィクトリカと、彼女を助けようと向かう一弥。呼び合うふたりの運命は…!?
伝説の魔術師「リヴァイアサン」が、過去からおくった挑戦状ーー謎に挑むヴィクトリカと一弥は、またもや不可解な殺人事件に遭遇する。GOSICK世界の謎に迫る緊迫の最新刊。
ヨーロッパの小国ソヴュールに留学してきた少年、一弥は新しい環境に馴染めず、孤独な日々を過ごしていたが、ある事件が彼を不思議な少女と結びつけるーー名探偵コンビの日常を描く外伝シリーズ。
風邪をひいたヴィクトリカを置いて、ひとり首都に出た一弥が遭遇したのは、奇妙な失踪事件と、有名デパートにまつわる黒い噂。電話ごしにヴィクトリカの助けを得つつ、事件を解決しようとする一弥だが……
人狼の住むという村を訪れたヴィクトリカと一弥を、またも惨事が待ち受ける。それはヴィクトリカの母・コルデリアがかつて関わった事件に関係するというのだが……。大好評ミステリシリーズ第2弾!!
20世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。東洋の島国から留学してきた久城一弥と、超頭脳の美少女ヴィクトリカのコンビが不思議な事件に挑むーーキュートでダークなミステリ・シリーズ!!
いんらんの母から生まれた少女、七竈は自らの美しさを呪い、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友に、孤高の日々をおくるがーー。直木賞作家のブレイクポイントとなった、こよなくせつない青春小説。
ある午後、あたしはひたすら山を登っていた。そこにあるはずの、あってほしくない「あるもの」に出逢うためにーー子供という絶望の季節を生き延びようとあがく魂を描く、直木賞作家の初期傑作。
あんまりがんばらずに、生きていきたいなぁ、と思っていた巣籠カナと、自称「宇宙人」の少女・白雪の逃避行がはじまったーー桜庭一樹ブレイク前夜の傑作、幻のエンディング3パターンもすべて収録!!