著者 : 漣ミサ
離婚騒動が収まり、陽菜との仲も良くなったイーリス。 リーンハルトとの関係性も改善した、ように見えていた。 お互いに想い合っていた、出会った頃を思い出し、 今度こそ仲むつまじい夫婦になろうと努力するが不器用な二人はまたしても想いがすれ違ってしまい、 離婚届を書くことを希望するイーリスに、リーンハルトは約束してしまう。 だが、その状況を後押しし、引き裂こうとする勢力の陰謀もありーー! 「イーリス以外とは結婚はせん! たとえ、誰がなんと言ってきたとしてもだ!」 「離婚はーーするわ。約束通り」 「そのうえで百日後に再婚するのかどうかを決めるわ!」 イーリスの決意がさらなる大騒動を巻き起こしーー! 離婚の決意から始まったラブストーリー、改めて離婚したい第2弾!
叔父たちに公爵家を乗っ取られてしまったリゼットは、学園の図書室で謎の青年エクトルと出会う。どこか顔色の優れないエクトルを放っておけず、人嫌いだという彼に戸惑いつつも毎日献身的に支えていた。最初はそっけない態度だったエクトルも健気なリゼットに徐々に心を開き始め、いつしかお互いに惹かれるようになるが、彼が皇太子だと判明して!? 公爵家を守るか皇太子妃になるか、リゼットがとった決断は…?
国を荒廃させた偽聖女の取り巻きだったイルゼは、現在修道女として清く正しい奉仕の日々。そんな彼女がうっかり聖鳥を手懐けたことで「聖女代理」に任命されてしまった!?どうも聖鳥の力で国が立て直せるらしく、その救済の旅に同行する羽目にーそれも全身板金鎧の怪しい黒騎士リアンとともに。嫌々ながらも各地を飛び回るものの、無口ながらも懸命に支えようとするリアンの気遣いに、イルゼのひねくれた心も次第に解きほぐされていきー?
リエンライン王国では、異世界の記憶を持つ者を聖女として迎える慣習があった。 この決まりに従い、辺境の小国の姫であり転生者だったイーリスは、当時王太子だったリーンハルトと婚約する。 リーンハルトの即位とともに王妃となったイーリスだが、 新たに異世界から転移してきた陽菜が現れてから、明らかにリーンハルトの気持ちは陽菜に傾いていく。 舞踏会では蔑ろにされ、離婚の上での王妃交代の可能性も告げられ、 さらにはリーンハルトと陽菜が一夜をともにしたとも聞かされたイーリスは決意する。 そう、離婚すればいい、とーー! 「荷物を纏めてちょうだい! 今すぐ王宮を出ていくわ!」 決意とともに王宮を脱出するイーリスだが、それがなにやら大騒動にーー!? 離婚宣言&家出から始まるラブストーリー、開始!
喫茶店に勤務していた料理好きの琴子。 自らレシピサイトを運営するほど料理にのめり込んでいたが、気付いたら異世界に迷い込んでいた。 異世界で食堂を経営している老婦人に拾われると、そこで得意の料理を提供することに。 あるとき、容姿端麗な騎士団長がやってきて悩みを聞くうちに、琴子はあることを決意するーー。 突然の異世界転移でも得意の料理で生きていく異世界料理ファンタジー。
ド田舎住まいの子爵令嬢に、王都の騎士団長との縁談が持ち上がった!? だがその騎士団は変人だらけの問題集団、団長も『引きこもり』らしく、相手にもしてくれない。めげずに彼の屋敷に日参し全力アピールする彼女に、こじらせ騎士団長の心も揺れ始め……。
新米魔女のメイは使い魔を召喚したところ、なぜか容姿端麗な高位魔族が現れてびっくり! 可愛い黒猫のはずがなんで!? ギルと名乗る彼に強引に契約を結ばされてしまう。普段は寝てばかりのギルだけどトラブルが起こるたび強力な魔力で助けてくれる。しかしある時、騒動に巻き込まれて使い魔契約の証であるブレスレットを壊されてしまい!?
女だとバレるきっかけとなったハロルドの元に降嫁し、新婚生活を送る元王子のエディ。 ある日、祖母の国に招待され、王子時代のエディをライバル視していた王太子・ロードリックと5年ぶりに再会することに。 しかし彼は、目の前の女性がエディだと気づいていない上に、どうやら好意を抱いている模様で⁉ 思わぬ三角関係(?)に、ハロルドの嫉妬も過熱ーー⁉ 「小説家になろう」人気作、待望の第二巻!
王太子からの婚約破棄を喜んで受け入れ、無駄に有り余った魔力を駆使してスローライフを楽しむ元悪役令嬢シルヴィ。現在は魔物に襲撃されてしまった町を復興させるべく、前世の記憶をもとに新たな特産品やコンセプトカフェの展開を計画中。だがそれを引き金に隣国の陰謀に首を突っ込む羽目になり、ついにはシルヴィ自身がエセ側妃として後宮に嫁ぎ潜入捜査をすることに。彼女に想いを寄せつつもしがらみ故に自分を抑える第二王子・エドガーとしてはモヤモヤが止まらない !? 魔王級悪役令嬢と生真面目王子の破天荒スローライフ!
「そなたとの婚約は破棄する!」卒業式の場で王太子からお約束の台詞を投げつけられた悪役令嬢シルヴィ。彼女は笑顔で答える。「はい! 喜んでお受けします!」王太子の恋人へのいじめ疑惑は大根掘りのアリバイでぶっ潰し、ふんだくった慰謝料とS級冒険者のライセンスを片手に、とある農場へと悠々移住。さあここでかねてからの夢だったスローライフを始めよう! と思いきや、かつての婚約者の弟である第二王子が押し掛けてきた!? どうやらシルヴィを王家に仇なす危険人物として見ているらしく、監視と称してたびたび居座るようになりーー。ならば仕方ない。四大精霊ともども私のためにキリキリ働いてもらおうか! 魔王級悪役令嬢と生真面目王子の破天荒スローライフ!
陰陽師な女子社員の上司は京都から来た鬼? 浅草の会社で働く永野遥香は、もう一つ、内緒の仕事を持っている。それは浅草の町を守る『陰陽師』の一族としての仕事。毎晩会社帰りに町を見回り、治安悪化の原因になる怪異を〈甘味祓い〉で祓っているのだ。 昼は会社員、夜は陰陽師として忙しく働いていたある日、遥香の職場に京都支社から新しい係長がやってきた。彼の名は長谷川正臣。イケメンかつ有能で独身の長谷川の登場に、色めきたつ女子社員たち。互いをライバルとみなして火花を散らせる中、遥香は長谷川を見た瞬間に胸が激しく高鳴って、彼以外何も見えなくなる。……これって、もしかして恋!? いや違う。遥香は気づいてしまった。この気配は強大な邪気。彼は人間じゃない、最悪最強の“鬼”だ……!! 遥香が陰陽師だと気づいているのかいないのか、なぜか好意的な態度をみせる長谷川係長。そんな彼に振り回されながらも、なんとか鬼に対抗すべく甘味祓いを仕掛ける遥香。だが、遥香の行動が他の女子社員には『抜け駆けのアプローチ』に見えてーー!? 浅草を舞台に、兼業陰陽師の女子社員と京都からやってきた鬼(ホンモノ)上司がスリリングなバトルを開始!? 危険なラブコメディ!