著者 : 真波潜
初級職【アイテム師】として『三日月の爪』に所属していたガイウスは 「S級にあがったパーティでは庇って戦えない」という理由からパーティを首になってしまう。 ガイウスは気づいていた。 実際はパーティ内での人間関係上、邪魔になってきたので体よく追い出されただけということを。 しかし、パーティメンバーは知らなかった。 ガイウスと一緒に行く冒険が、どれだけ気遣いのある快適なものだったかをーー! 一方、一人となったガイウスの元に上級職【魔法剣士】の少女ミリアが現れ パーティを組みたいと主張する。 その理由は、ガイウスと一緒にあるダンジョンを攻略したいと言うものでーー。
国の更なる発展のためクレアが発案した貴族会議。しかし貴族たちの強い反発に遭い、運営に支障をきたしてしまう。実際に何が起きているのか知るべく、視察に出かけることに。 そのままの身分ではマズイので、貴族に扮する彼らだったが…… そしてどうやら貴族たちを扇動する黒幕がいるようで!?
フェイトナム帝国の出来損ない姫君、クレア。敗戦国からの生贄としてバラトニア王国へ嫁ぐも、「生ける知識の人」として歓待を受ける。ようやく自分の居場所を見つけた彼女は王国を豊かにするため、これまで蓄えてきた知識を惜しみなく活用。属国としての枷がなくなった王国はそのおかげでみるみる発展を遂げていく。一方、それをよく思わないフェイトナム皇帝は刺客を送るも、暗殺は失敗に終わる。そして無事結婚式を終えたアグリアとクレアは新婚旅行を計画する。1か月間隣国を巡るだけのはずだったが、彼らが王国を離れるのは皇帝にとってもまたとない暗殺の機会でもありーー
淑女教育の敗北とまで言われた出来損ないの姫君、クレア。 いつ死んでもおかしくないと覚悟して敵国に嫁いだら、あら大変! なぜか大歓迎ムード&まさかの王太子妃という好待遇。 それもそのはず、彼女は「生ける知識の人」として待ち焦がれていたのである。 祖国では不用品扱いだった彼女は、内政改革に乗り出し、 まずは紙作りに着手。しかしそれをよく思わぬ人もいて…… 切り抜けるための策として自ら毒を呷ろうとするクレアだったがーー
木の竜・ヴァルドゥングと契約した際、彼が住処を金の竜に追い出され、取り戻すと約束したメネウ。新たな旅立ちを決め、農業大国・ナダーアへ入ったメネウたちは、早速ヴァルドゥングの住処であるヴァラ森林へ向かう。途中、立ち寄った村で村長であり結界師でもあるモフセンというお爺さんに、ヴァラ森林で異変が起こっている事を聞き、異変の元へ向かうメネウたち。 そこには金の竜が操る人型の人形がいて、森を荒廃させていた。ヴァルドゥングの怒りと悲しみを受け、メネウは金の竜へと立ち向かい、持ち前のお絵描きで荒廃した森を復活させ、仲間たちと共に金の竜を追い出しヴァルドゥングの住処を取り戻すが、事態はより深刻なものだった……?! プロローグ 何者か/第一話 それぞれの旅立ち/第二話 パパ上強烈すぎない?/第三話 人類未踏のヴァラ森林/第四話 ヴァラ森林の主/第五話 自分の道、彼の道/第六話 スカラベパイセンの功績/第七話 人殺しと戦争/第八話 スカラベギルド/第九話 アルドポリス/第十話 信仰都市ラムステリス/第十一話 金の竜との決着/第十二話 アラベスク
不慮の死を遂げた山本和也は神を名乗る男によって転生し、第二の人生を送ることに。神が与えた能力は描いたものを実体化できる召喚術【万物具現化】と最高のステータスだった! 能力を極めたいと考えた和也は思う存分お絵かきをしながら各地を巡り、様々な人々の困りごとを解決、交流を深めていく。のんびりお絵かき召喚ファンタジー開幕!