著者 : 高野ケイ
序盤のやられ役にして最推しキャラ・ヴァイスに転生した俺。悪政に蝕まれていた領地の改革に始まり、アイギス、アステシアといった他の悪役たちの運命すら変えることに成功。周囲の評価も上がってきた今、破滅フラグは無事回避できたーかと思った矢先、隣の領地を治める貴族から突然の宣戦布告が!?「奴隷売買」という濡れ衣を着せられた俺たちは、他の貴族からの援軍も期待できないという状況。けど侮ってもらっちゃ困る!この「戦争」イベントだって元々のゲームで経験済み。どんな敵が現れるかまでばっちり把握しているんだからな!!さらには王都の魔法学園へ留学していたヴァイスの妹・フィリスの帰還、俺ですら知らなかった二人の確執の謎などにも触れることに!?
優秀な妹と比べられ続け、次期領主という立場すら失い、自暴自棄になって悪政を敷いた結果、主人公たちに倒されるーそれがとあるゲームに登場する悪役、ヴァイス=ハミルトンの人生だ。そんな彼に感じ入る所があって「悪役推し」になった俺は、ある時「ヴァイス」としてゲーム世界で目を覚ます。それは彼が主人公たちに討たれる数年前…つまり!今ならまだ運命を変えられるということだ!!このゲームをやり込み、どうしたらヴァイスを救うことができるのか…そんな妄想を数百回は繰り返してきた俺の知識と経験(?)をもって、破滅フラグを回避する!!推しキャラ転生から始まる悪役救済ファンタジー!!
「力が全て」を掲げる王国にて、戦闘に使えない知識を持った第三王子、グレイスは『口先だけの知識バカ』と罵られ、辺境の不毛の地「アスガルド」へと追放されてしまう。しかし、その地で出会った異世界の知識と、触れたものの知識を得ることができるグレイスの能力「世界図書館」を駆使することにより、アスガルド領を少しずつ発展させていく。仲間とともに順調に領地を発展させていくグレイスだが、その噂を聞きつけた第二王子で魔法の天才であるカイルに目をつけられてしまう。カイルによるアスガルド襲撃を察知したグレイスは、大切な仲間たちと領民たちを守るため、嫌っていた武器を手に取り、彼に対抗することを決意する。強大な力を持つカイルに対し、グレイスは発明品「ライフル」と、仲間たちの協力により、辛くも撃退に成功するのだった。カイルの襲撃を乗り切り、平穏な日常を取り戻したアスガルド領だが、そこに一人の移民希望者が現れる。「ごきげんよう、いや、久しぶりというべきでしょうか?グレイス様の所では魔法を使え、書類の処理をできる人間を探していると聞いたのですが…私なんてどうでしょうか?」元婚約者の侯爵令嬢、ノア=カシウスの来訪に、グレイスは…。新たな移民と発明で、アスガルド領ますます発展中!!
「力が全て」を掲げる王国にて、戦闘に使えない知識を持った第三王子、グレイスは「口先だけの知識バカ」と罵られ、辺境の不毛の地へと追放されてしまう。グレイスの数少ない理解者である近衛騎士の少女ヴィグナと鍛冶屋のボーマンとともに辺境の地、アスガルドへと赴くが、そこはかつて「狂王ソウズィ」と呼ばれる人物が治めていた土地だった。触れたものの知識を得ることができるグレイスの能力「世界図書館」を駆使して廃墟となったソウズィの屋敷にたどり着くと、そこには人間にしか見えないほど精巧に作られた少女型のゴーレムが鎮座していた。グレイスがそのゴーレムに触れると、脳内にとんでもない知識が流れ込んでくる。なんと、ゴーレムは異世界の知識で作られた「ロボット」という存在だったのだ。そして、「狂王ソウズィ」とは別の世界から来た人間で、彼の遺産は別の世界の知識で作られたものだということを知る。「世界図書館」で得た知識により起動に成功したロボット「ガラテア」を仲間に加え、今まで蓄えたこの世界の知識と異世界の知識を組み合わせることで不毛の地を少しずつ発展させていくのであった。「知識」を武器に、できそこない王子の快進撃が今始まる!
極めた『鑑定』スキルで憧れの巨乳受付嬢・サティさんが実は魔王でパッドだったという秘密を暴いてしまった俺・アルト。妹同然の勇者が実はヤンデレ気味なブラコンだったり、魔王に従う四天王は揃いも揃って(ダメな意味で)ヤバい連中だったり、そんな奴らが巻き起こす事件に付き合わされる俺だったが、それでもサティさんを支えるべく、近く行われる四天王の選抜試験に参加することにした。そんな折、勇者の仲間の魔法使いや聖女、さらには先代の四天王までが俺の前に姿を現す…!!うん、もうダメな予感しかしねぇ…!
謎の吟遊詩人ヘルメスから、未知のダンジョン“魔王の墓”探索の依頼を受けたシオンたち。ダンジョンを進んでいくと、そこで記憶喪失の吸血鬼モルモーンに出会う。主や仲間を失い途方に暮れていた彼女を見捨てることができず、シオンたちは臨時でパーティーを組むことに。そんな時、知能を持ったゴブリンが人間を襲っているという報せが飛び込んでくる。ギルドの緊急ミッションに招集され、戦いに向かうシオンたち。だがあと一歩のところでゴブリンたちのリーダーに逃げられてしまう。その上、戦いの最中にシオンの相棒ライムが行方不明になってしまい…!?超お人好しな冒険者が人外パーティと紡ぐ、ハートフル冒険ファンタジー第3弾!
『鑑定』スキルというものがある。アイテムの正体やその価値を知りえる力ー俺はそいつで、いつも優しく、見た目は可愛く、なにより胸部が巨大な受付嬢・サティさんのヒミツ(胸のサイズ)を知るために『鑑定』を使った。そして彼女が胸の裡に秘めた様々なヒミツを知ることになるのであった。ヒミツを共有する俺たちは気の置けない仲へとなってゆく…といいな!ただ唯一の問題が俺の幼馴染、勇者なんだよね…。
魔物や動物の言葉がわかる“ギフト”(才能)『万物の翻訳者』を持つシオンは、半魔族の少女カサンドラとスライムのライム、オークのシュバインとパーティーを組んで旅をしている。そこに現れたのは、かつてシオンを追放したパーティーのメンバーである少女アスクレピオス。シオンに淡い恋心を抱く彼女は、シオンたちにとある依頼をする。それは万能薬の材料を手に入れるため、恐ろしい魔物ゴルゴーンが住む集落へ行き、血を採取すること。しかし集落へ辿り着いてみると、そこではゴルゴーンが誘拐されるという謎の事件が起きていた。ゴルゴーンの中に、仲間を売る裏切り者がいると踏んだシオンたちは、真実を突き止めるために集落に侵入するが…!?超お人好しな冒険者が人外パーティと紡ぐ、ハートフル冒険ファンタジー第2弾!
人語を話せないはずの魔物・スライムと談笑している青年がいる。彼の名前はシオン。役立たずの烙印を押されて元のパーティーを追放されたものの、A級冒険者を目指して旅をしている。彼が持つ“ギフト”(才能)は『万物の翻訳者』。魔物や動物の言葉がわかるだけで、戦闘には何の役にも立たないスキルだ。と思いきや、実は使い方次第でとても便利で優しい能力だったのだ!動物たちから有益な情報をリークしてもらったり、暴走するモンスターを説得してみたりと、シオンの底知れない優しさとスキルは魔族との混血の女剣士カサンドラの悩みをも解決していく。そんなある日、一連の事件からカサンドラと相棒となったシオンは、狡猾なオークと闘うための緊急ミッションに招集されることに!超お人好しな冒険者が人外パーティーと紡ぐ、ハートフル冒険ファンタジー!