ジャンル : SF・ホラー
巨匠監督が謎の死を遂げ、試写会の参加者は自殺…… 真相に探る人々に恐怖が迫る‼️ 昭和最後の巨匠と呼ばれた映画監督・白波瀬が、最新作の完成直後に不審死した。配給会社の東活は、その事実を隠し試写会を強行するが、凄惨な事件が起こる。参加した人々が、集団自殺したのだ。集団パニックや催眠が疑われたが、残された現場映像によって奇妙な点が浮かび上がる。雑誌編集者の里中凪と新聞記者の矢部誠は、真相を突き止めることにするが……。
【新訳】これまで一度も訳されたことのない作品も収録 明治37年小泉八雲は亡くなりました。来年は没後100年に当たります。 八雲が死んだ年は日露戦争が始まった年でもあります。 それ以降の日本は、八雲が愛した多くのものを消し去って行きました。 八雲が愛した日本の心とは何だったのか? 無くしてしまった大事なものとは何なのか? この本を読めば、それが分かります。
戦慄の【闇】体験! 「怖い場所」超短編小説シリーズ、早くも第3弾が登場! 「タイパ重視」の人たちのための超短編小説シリーズ 「1話3P+1Pイラスト解説」の各4Pの超短編小説が、全38話収録 長編小説を読むのが苦手な人でも読みやすい、 各話約「99秒」で読み切れるページ構成 読み始めれば短い時間で、恐怖と驚きの連続 手軽に、だれでも戦慄の【闇】体験が味わえます! [概要] その町では、怪異なお店ばかりが繁盛しているという。 残酷な殺人鬼の手記を売る書店、死んだ人にそっくりなお面を売る屋台、子どもの声が聞こえるコインランドリー、見覚えのある風景画ばかりが飾られている画廊、別人になれるコスメショップ……果たしてそのお店を訪れた客の行く末は……? ある中学校のクラス38人が体験した、 不思議で恐ろしいお店の経験をそれぞれが独白。全38話の新感覚最凶ホラー短編集。 著者は、2021年にドラマ化された『私の夫は冷凍庫に眠っている』の原作者・八月美咲氏。 <目次> SHOP001 霧の中の蝋人形館/SHOP002 怖いコインランドリー/SHOP003 屋台のお面屋/SHOP004 狭い店/SHOP005 別人になれるコスメ/SHOP006 試し切りのできる刃物屋/SHOP007 勝手なプリクラ/SHOP008 特別な写真を撮る写真館/SHOP009 新規オープンの看板のない店/SHOP010 閉館した映画館/SHOP011 行きつけのヘアーサロン/SHOP012 変わった服を売る古着屋/SHOP013 路地裏にある画廊/SHOP014 悪夢のゲームセンター/SHOP015 客のいないレストラン/SHOP016 居心地のいいネットカフェ/SHOP017 街中のアパレルショップ/SHOP018 古いスーパーマーケット/SHOP019 願いを叶えてくれるパワーストーン/SHOP020 見えないものが見える眼鏡を売る、眼鏡屋/SHOP021 悲しい猫カフェ/SHOP022 住めない家ばかり紹介してくれる不動産屋/SHOP023 魅惑のケーキ屋/SHOP024 珍しい動物が売っているペットショップ/SHOP025 駅前のケータイショップ/SHOP026 高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンド/SHOP027 恐怖のカラオケ屋/SHOP028 追いかけてくる、にゃんにゃんパン/SHOP029 私だけの香りを作ってくれるアロマショップ/SHOP030 面白いメニューのある定食屋/SHOP031 ヘブンリーフラワーズ/SHOP032 軍隊わんこ蕎麦/SHOP033 評判の占い師/SHOP034 田舎の大型ショッピングモール/SHOP035 地元の人から愛される鮮魚店/SHOP036 灼熱のサウナ/SHOP037 勝手に決められるファストフード店/SHOP038 家の近所の古本屋
僕の友達にヨシダさんという人が居ます。歳は四十代半ばで長身痩躯。酒豪。ちなみに中々の二枚目。職業タクシー運転手。数年前の或る日、僕が新宿駅西口でたまたま停めたタクシーの運転手さんがヨシダさんでした。会話をする中で妙にウマが合い、怖いもの好きの彼から沢山の怪談を聞きました。そしていつの間にか、その場に僕も連れていかれるようになりました。初めは数カ月に一度、多い時はひと月に二度三度。僕は彼と一緒に日本のあちこちにある廃墟の数々に足を踏み入れました。これは僕が謎多き親友ヨシダさんと恐怖を味わい、束の間を共に過ごした記憶の中から幾つかを選んだものです。「廃校であった怖い話」「二十世紀の聖域」「東京夜走老婆」「人形塚」などのエピソードのほか、5万字超の書き下ろしを加え、待望の書籍化!第11回ネット小説大賞受賞作。
2つの呪いがかけられたある学校の話。見開き1話ごとに仕掛けられた「謎」とともに、物語を読み進めていく新感覚ホラーミステリー。学内で次々と起こる怪異現象と忌まわしい事件の数々。読むごとに明らかになる学校の2つの悲惨な事件にまつわる呪いとは?戦慄の「超」短編小説を、全75話収録。
セカイの底を、覗いてみたくないか? 孤高の物語作家が放つ、中毒不可避の悪魔的絶品集。恋人の百合子が失踪した。彼女の住むアパートを訪れた私は、隣人を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技・耳もぐりとは、一体 (「耳もぐり」)。ほか、『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回日本SF大賞受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!
運命の女神から完全に見放された不運な男、天堂サイガ。ハードボイルドな世界に憧れて探偵になったはいいが、彼のもとに舞い込むのは、珍妙、奇怪、オカルトめいた依頼ばかり。ある案件の調査中、謎の黒衣の者たちに捕まった天堂は、彼らの壮大な目論見に巻き込まれ、助手の凄腕占い師ヒン・レイとともに祭鳴町を駆け巡る。そして彼らは思いもよらぬ結末へと導かれ…「災難探偵」の身に降りかかる史上最大の災難とは?
風が強く吹きつける日本海最北の離島、礼文島。昭和29年初夏、動物学者である土橋義明は単身、ここに赴任する。島の出身者から相次いで発見された「エキノコックス症」を解明するためだった。それは米粒ほどの寄生虫によって、腹が膨れて死に至る謎多き感染症。懸命に生きる島民を苛む病を撲滅すべく、土橋は奮闘を続ける。だが、島外への更なる流行拡大を防ぐため、ある苦しい決断を迫られ…。
80万部突破! コミカライズ開始! 海外翻訳オファー続々! ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」! タイトルは『変な絵』。 あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。 いったい、彼らは何を伝えたかったのかーー。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー! ※前作『変な家』の“キーマン”栗原も登場! ※購入者「全員特典」として、雨穴による第一章「風に立つ女の絵」オモコワ朗読動画(1時間)つき!
大地震によって悪鬼妖獣の棲家と化した『魔界都市“新宿”』に、人々の悲劇は尽きない。だが、二つの希望ーいかなる魔性をも凍りつかせる妖気と美貌の主ー“人捜し屋”秋せつらと“魔界医師”メフィストが、今日も哀しみの泥沼から人々の生命と魂を救い出す。おまえたちは何者だ!?菊地秀行の鮮烈なるデビュー作『魔界都市“新宿”』のプロローグが四十年の時を経て、ここに完全復刻!
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エクスナレッジ決して開けてはいけない扉があるーー。 エドガー・アラン・ポー『アッシャー家の崩壊』、H・P・ラヴクラフト『忌み嫌われた家』、シャーロット・P・ギルマン『黄色い壁紙』、ブラム・ストーカー『判事の家』……。怪奇ゴシック小説の古典から異色短編、ニューロティック・ホラーの傑作まで、名だたる巨匠たちが「家」にまつわる恐怖を紡いだ名作14編が、わかりやすく読みやすい新訳で登場! 唯一無二の幽霊屋敷小説アンソロジー。 【収録作家】 エドガー・アラン・ポー エドワード・ブルワー=リットン アルジャーノン・ブラックウッド H. G. ウェルズ H. P. ラヴクラフト アンブローズ・ビアス オスカー・ワイルド パーシヴァル・ランドン ブラム・ストーカー シャーロット・パーキンス・ギルマン M. R. ジェイムズ ギ・ド・モーパッサン 小泉八雲 サキ 【編者紹介】 ジョン・ランディス:映画監督、脚本家、プロデューサー。1950年、米国イリノイ州シカゴ生まれ。『ブルース・ブラザーズ』(1980)、『狼男アメリカン』(1981)、『星の王子 ニューヨークへ行く』(1988)などをはじめとする数多くのヒット作を手掛け、マイケル・ジャクソンの画期的なPV『スリラー』(1983)の監督としても知られる。ホラージャンル全般に造詣が深く、著書に『モンスター大図鑑』(ネコ・パブリッシング)などがある。 【訳者紹介】 宮崎真紀:英米文学・スペイン語文学翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。最近の訳書に、ジョルジャ・リープ『プロジェクト・ファザーフッド:アメリカで最も凶悪な町で「父」になること』(晶文社)、『花嫁殺し』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、スザンナ・キャハラン『なりすまし:正気と狂気を揺るがす、精神病院潜入実験』(亜紀書房)、ビクトル・デル・アルボル『終焉の日』(東京創元社)、ニナ・マクローリン『彼女が大工になった理由』(エクスナレッジ)など、多数。
近未来の日本、悪名高き独裁政治下。世を震撼させている感染症「月昂」に冒された男の宿命と、その傍らでひっそりと生きる女との一途な愛を描ききった表題作ほか、二作収録。「月」をモチーフに、著者の底知れぬ想像力が構築した異世界。足を踏み入れたら最後、イメージの渦に吞み込まれ、もう現実には戻れないーー。最も新刊が待たれた作家、飛躍の一作!
築40年のマンション・パートリア淀ヶ月に引っ越してきたフリーライターの紗季。ある日、敷地内で行われていた不気味な盆踊りに遭遇する。祭りに乱入した女が連行されるのを目撃した彼女は、隣の部屋に住む雑誌記者の真帆子と共に調査をはじめるが…。住人たちの持つ奇妙な風習、連続して起こる行方不明事件、徐々に明らかになる驚愕の事実とは…!?注目の気鋭による戦慄のホラーミステリー!
バブル景気末期の1989年、S県。飯野電気喜里工場は、日本の代表的自動車会社アスカの最新フラッグシップモデルの照明部品の製造を受注する。品質管理課の塚田は連日、深夜残業と休日出勤を繰り返し身も心も疲弊していた。が、塚田だけではない、社員897名全員が厳しい納期と品質管理に汲々としていた。そんな中、突如1人の社員による工場内での暴行事件が発生。彼は犯行後、失踪し行方不明に。同じ頃、聞こえ始めた奇妙な音。機械の轟音あるいは耳鳴り、それとも得体の知れない動物の鳴き声か。その後さらに社内で連鎖する製造事故、暴行事件、自殺、突然死そして殺人。多くの社員が工場内で何かの姿を見る。あれは何だ?しかし取引先の製造ラインを止めないため最優先される納期。みな無言で続ける勤務。すべてがおかしい、狂っている。ある日、気が付けば工場内外、至るところ隈笹が繁茂していた…。
東北の港で姿を消した太宰ゆきが還って来た。 同時に世界一のトレジャー・ハンター八頭大の身辺で怪異が勃発しはじめる。 クラブのホステスは奇怪な生物の絵を描き、アンドロイド「順子」は手にしたグラスから、 二体の妖神を噴出させる。偉大なるクトゥルーと宿敵ヨグ=ソトホースを。 H・P・ラヴクラフトの手になる「クトウルー神話」が宇宙の命運を賭して牙を剥き出したのだ。 菊地秀行「エイリアン」シリーズの世界に、はじめてラヴクラフトの邪神たちが降臨する!! 彼らの宝物とは? 大はそれを手に入れられるのか!?