小説むすび | 淡海乃海 水面が揺れる時 十(10)

淡海乃海 水面が揺れる時 十(10)

淡海乃海 水面が揺れる時 十(10)

1580年。織田信長不在の激震がまだ関東全土へ及んでいた年。朽木の当主・基綱は悩んでいた。家督を譲る予定の息子・堅綱がまだ初々しく頼りないからだ。このままでは朽木に未来はない…そう危惧した彼は新大将・堅綱に未だ騒乱が続く美濃へ出兵を命じる。そして、舞台は関東の覇者を決める戦いへ。徳川との決戦で大将を命じられたのはまたしても堅綱だ。獅子の子落としが続く中、果たして初陣を迎えたばかりの彼が無事に任務を遂げられるのか?弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!書き下ろし外伝×2本+漫画:もとむらえり描き下ろし応援漫画、コミックス5話を収録!

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