小説むすび | 淡海乃海 水面が揺れる時 十五(15)

淡海乃海 水面が揺れる時 十五(15)

淡海乃海 水面が揺れる時 十五(15)

1586年。龍造寺が大友領へ侵攻を開始した年。大地震での負傷も癒えた基綱は、今度こそ九州の完全平定に乗り出した。再び十五万の大軍を動員し、三方向から破竹の勢いで進軍していく。しかし、敵の総大将・龍造寺隆信の本隊は動かず、不気味な沈黙を保ったまま。基綱の首のみに狙いを定め、朽木勢が肥前に踏み込んでくるのを虎視眈々と待っているのだ。天下を賭けたこの勝負に、敗北は許されない。知略の限りを尽くした壮絶な駆け引きを続けながら、いざ雌雄を決する戦いへ!弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!

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