出版社 : かもがわ出版
英米文学研究者・吉田新一の横顔をご紹介するとともに、次世代へ手渡したい「本の楽しさ」について綴ります。エッセイ第3弾。英文学者で翻訳家の百々佑利子さんとの対談も収録。 はじめに 魔法をかけられたときのこと 一吉田新ーさんとの出会い一 物語るイラストレーションってどんなもの? -コールデコッ卜の絵本の楽しみ方ー ピーターラビットと私 読めば読むほど・知れば知るほど 自分好みの読み方を見つけよう! 本が好き、でも本だけが特別じゃない ときには寄り道したくなる 一思春期のこと一 すてきな人におすすめされると、本はもっとおもしろくなる 非日常と日常が交差するとき 本を読むことってなにかの役 にたちますか? ただいま奮闘中 一新聞連載のこと一 本をこどもに手渡すということ 対談: 百々佑利子(翻訳家) x 越高綾乃 おわりに
子どもと本をつなぐためのヒントが詰まった、ブックガイドにもなるエッセイ集。「幼年童話に慣れ親しんだことが、長い読み物を読むためのステップになっていた」という著者が、そのころの気持ちを丁寧に振り返ります。『つぎに読むの、どれにしよ?-私の親愛なる海外児童文学』の姉妹編。
信州から満州、明治から今日までを舞台に、戦争と激動の時を越え、愛と不屈の精神が織りなす人間讃歌。そして今、若者たちの「武器よさらば!」の歌声が響く。元特攻志願少年、米寿を迎える著者渾身の「遺言書」。
ピッピやローラ、マーニーにアントン…幼少期はもちろんのこと、思春期のつらいとき、そして、大人になってからも、彼らはいつもそばにいてくれた。-子どもと本を結ぶ、等身大の海外児童文学ガイド。翻訳家の石井登志子さんとの対談も収録。
明治を代表する女性作家・樋口一葉、芸術家小説のさきがけ・幸田露伴、転換期の時代にほんろうされる女性と男性の葛藤と自立を描き出す。