出版社 : オーバーラップ
召喚術に関する騒動を落着させたシャーロット。これで自由気ままな夏休みを過ごせると思ったのも束の間。風紀委員として林間合宿に参加することに!しかし林間合宿では、皇太子・レオナルドをはじめ、シャーロットの並外れた魔法の才に目を付け、自身の勢力に引き入れようとする面々による策略が水面下で張り巡らされていて…!?さらに何者かの手引きにより、一度死んだはずの動物の群れから急襲を受けてしまう!!生徒達を守るため、隣国の第三王子・グレイソンと共に立ち上がるシャーロット。危機を回避するために選んだ一手はー帝国内でも極めて少数の人間しか使えない最上級魔法の使用。だがそこには大きなリスクもあって…!?「頼むからーもう二度と、心配させないでくれ」かつてない危険が迫るなか、グレイソンとの関係にも変化の気配…?様々な思惑が絡み合う学園ファンタジー、第三弾!!
“役立たず”とされる『生産魔術』適性を理由に、侯爵家を追放され辺境の村の領主となった少年・ヴァン。前世の知識と生産魔術を活用して村を発展させる中、ヴァンは国王の命により、再びイェリネッタ王国との戦争に招集されてしまう。ヴァンが命じられたのは、生産魔術を活用した進軍の助けとなる仮拠点の設営。さらに、戦地のど真ん中に即座に砦を築くことでー!?
太っちょな貴族の三男、ミトロフ・ド・バンサンカイ。食う寝るしか能がないと見限られた彼は、家を追放されてしまった。“食費”のために迷宮に足を踏み入れたミトロフは、生物としての位階の上昇ー“昇華”を経験しながら、迷宮で出会ったエルフ族の少女・グラシエ、迷宮の遺物に呪われてしまった少女・カヌレと共に、迷宮に潜る日々を送る。順調に攻略を続けるミトロフたちの前に現れたのは本来ならば深層に生息するはずのトロルだった。しかも、トロルは迷宮の守護者を“喰らった”異常個体でー。
12歳になったロイ・アヴェイラム。アルティーリア学園に進学し、本格的な魔法の授業が始まっていた。入学して初めての夏休み前、ロイのもとに大学教授から魔法学の講演会の招待状が届く。貴重な機会だと、ロイはペルシャ、エベレスト、マッシュを連れて参加することに。しかし、この講演会は悪夢の始まりだったー。講演会の当日、ロイたちは最先端の研究発表を満足しながら聞いていたが、突如事件に巻き込まれてしまう!会場にテロリスト集団が襲撃をかけてきたのだった…。参加者が次々と襲われ、会場は混乱の渦となる中、ロイも標的にされてしまう。絶体絶命のピンチかと思われたが、ロイの放った魔法で窮地を脱する!!襲撃事件の後、普段の生活に戻るロイ。しかし、テロリストを恐れる学園は、学園祭を急遽中止することに決めた。そんな犯罪者の恐怖に怯える学園に反発したロイは、対抗派閥のヴァンと手を組み、学園祭を復活させるため動き出す!
侯爵家の次女として生まれたセレスティーナにはある秘密がある。それは異世界のあらゆる知識をもつ「ウィンダリアの雪月花」であることだった。そんな彼女は幼少期から、苦しんでいる人を救うため、薬学の知識を役立てたいと願っていたー。薬師ギルドで働くことになったセレスは新生活の中で、異世界の知識を活かして薬を開発しながら、スローライフを謳歌し始める!!これは家族から忘れられた少女が幸せになる物語。
他国をも巻き込んだ陰謀の首謀者を見つけ出すことに成功したミネルバ。冷酷と恐れられる皇弟殿下・ルーファスとの愛も日ごとに深めながら、穏やかな日々を過ごしていたがー急遽、事態は一転!解決かと思われた他国との陰謀に関し、新たな事実が発覚する!!どうやら首謀者は、第三者からの特殊能力によって操られていたようで…?大切な人たちを守るため、陰謀の渦中に飛び込む決断をするミネルバ。真相の究明に向けて調査を進めていくとー大昔に異世界から召喚された聖女とも関係があることが判明し!?小説家になろう発、第7回WEB小説大賞“大賞”受賞!!
「完璧すぎて可愛げがない」と隣国へ売られたフィリア。次期教皇を巡る事件も解決し、結婚式の準備を進める彼女は、式での付き添いを頼みに母ヒルデガルトに会いに行く。意外にもすんなり引き受けてもらえるのだが、そこには亡き父の願いが関係しているようでー?
新兵器・クロスボウを駆使した策で辺境に攻め入る巨大盗賊団を返り討ちにした領主ノエイン。その襲撃に隣領の名門貴族・ケーニッツ子爵が関与していると見抜いたノエインは、落とし前を付けるべく子爵のもとへ向かう。腹の探り合いの末、ケーニッツ子爵に非を認めさせたノエインは、代償として王国北西部の貴族閥への仲介を要求。貴族閥の晩餐会に参加することになるが、いざ会場へ行けばノエインは盗賊団を壊滅させた新興領主として大貴族の注目の的で!?さらにノエインが持ち込んだ“手土産”は、会場中の貴族を騒然とさせることになりー!?一方、盗賊団の件でノエインの実力を認めて以来、友好的なケーニッツ子爵から縁談が持ち込まれる。相手は子爵の娘・クラーラ。成婚すれば子爵の後ろ盾を得られることもあってノエインは縁談を進めるが、クラーラは消極的な様子。そこで「幸福な結婚」を目指すノエインは一計を案じて…!?ひねくれ領主の辺境開拓物語、第三幕!
“神の見えざる手”を仲間に引き込んだカナタたち。世界の存続を目指すカナタたちは、上位存在から尖兵として送り込まれた世界の大罪人であるルニマンとルシファーを撃ち破る。上位存在がロークロア世界を終わらせるために打った次なる手は、“沈黙の虚無ゼロ”に封じられた呪いの発動。呪いは世界全土を蝕み、あらゆる生き物の命を奪っていくー。ゼロの呪いを止めようとするカナタたちだが、最後の刺客である不死者の魔術師・ゾラスが立ちはだかる。さらには、カナタをこの世界へと送り込んだ元凶であるナイアロトプまでもが姿を現しー。世界を統べる神と相対したカナタたちは、最終決戦に挑むー!無自覚なまま最強になってしまった青年が、不死者の少女と英雄に至るファンタジー、第7幕!
勇者パーティーの1人、暁の魔女レイシー。孤児であった彼女は魔法の力を見込まれ、国との契約のもと生かされていた。そんなレイシーは魔王討伐を終えた後に貴族と結婚するはずだったが、相手から他に好きな人がいると婚約破棄されてしまう!レイシーがすんなりと受け入れる一方、傍で見ていたお節介な勇者は彼女に代わり貴族へ反撃。結果、レイシーは国から解放されることに!そこで初めて「自由に生きてみたい」という願いを得たレイシー。願いは聞き入れられ、王都から離れた村に大きな屋敷を与えられる。-やってきた村では穏やかな時間が流れていた。しかし、何もない村は困りごとも多いようで、レイシーは自分にもできることはないかと考えるように。そんな折、魔術が人の役に立つことを知った彼女は『何でも屋』を開くことを決意する!けれど世間知らずの彼女が行うこと、生み出すものは規格外のものばかりのようで…?書籍限定エピソード「竜のポスト便」収録!「小説家になろう」発、第7回WEB小説大賞『金賞』受賞!
婚約破棄の慰謝料を元手に、カフェオープンという夢を叶えたフローレス。さらに、常連客の公爵騎士・ライアンとの恋も成就し、幸せな日々を送っていた。そんななか、フローレスのカフェの噂を聞きつけた王女様がお忍びで来店。王女様の好みにあわせた珈琲やデザートでおもてなししたところ、一瞬でカフェの虜になったようで…!?その噂が王都に広まり、人気店として一層注目を集めたフローレスだったがー好調な売上に嫉妬したライバル店から、嫌がらせを受けてしまう!!でっち上げの悪評をばら撒かれ、店の評判は急降下。閑古鳥が鳴く事態に!「それでも、勝つまでやるのがフローレスだろう?」「当然!転んでもただでは起きないわ」ライアン達の手も借りながらー反撃開始!!再び店を盛り立て、国一番の人気カフェにするための策を考えて…!?超前向き令嬢の気ままなセカンドライフ、第二弾!!
弟子シーウェルに別れを告げてから数年後。10歳になったクラウディアと13歳になったノアは、呪いの調査のため、伝説の魔女『アーデルハイト』によって海の中に建設されたラーシュノイル魔法学院へ短期入学することに。目的は『船を攫う歌』による客船の沈没や失踪事件の解明。その学院でクラウディアは、いつも放課後に歌を歌っているという八年生のフィオリーナと出会う。彼女は自身も『お姫さま』であると名乗り…?さらにフィオリーナにはラウレッタという妹がおり、魔力量は多いものの魔法の制御に難があるため、初級クラスにいるという情報を得る。調査の鍵になるとにらんだクラウディアは、わざと魔力鑑定で失敗することで初級クラスに所属し、ラウレッタと接触を図ることに…!?そして、ノアの故国であるレミルシア国の王太子・ジークハルトも学院に所属しているようでー。伝説の魔女と黒髪従僕が織りなすファンタジー、第3幕!
『芋くさ令嬢』と呼ばれ、王女の命令でナゼルバートと結婚することとなったアニエス。妊娠が発覚したアニエスが穏やかに過ごす一方で、ナゼルバートは忙しく領地を駆け回っていた。しかし、役人不足は日々加速するばかり。根本的な解決を目指す二人は、育成のための学校建設を決意し、隣国ポルピスタンへ視察に行くことに!訪れたのは、ポールの通うマスルーノ国立学校。視察では成長した弟の姿も見ることができ大満足のアニエスだったが、なんと宿への移動中にはぐれて迷子になってしまう…!そこを助けてくれたのはポルピスタンの王子バレンだった!無事宿に着き、お礼をしたいと伝えたところ食料事情改善の手助けを依頼され…?話を聞くと、この国でもスートレナのような不毛の土地が増えているらしい。問題解決が領地の役にも立つと考えたアニエスたちは、依頼を受けることに!しかし、調査を進める中でアニエスの『強化魔法』に目を付けられてしまいー!?
『漫遊旅団』を名乗るパーティーの噂を追って、異大陸で旅を続けるトールたち。街に辿り着いたところ、偽の漫遊旅団を名乗る集団と遭遇。彼らの遺跡探索を手伝うことになるが、そこにヒュドラが出現し!?
フリオたちが魔獣レース場をオープンしたことで、ホウタウの街はさらなる活気を見せていた。そんなレース場に出現した蛇の厄災魔獣ヒュドラナ。各地で目撃情報が相次ぐヒュドラナに対し、フリオたちは力を合わせて被害を未然に防いでいく。しかし、脅威は地下世界ドゴログマにも及んでいた。神界からの依頼で訪れた地下世界ドゴログマでは、これまでとは一線を画す巨大なヒュドラナと、水龍族の少女が激闘を繰り広げていてー!?
セレスアーク聖国で大聖女を選定する試験を見届けたチェルシーは、グレン達と共にクロノワイズ王国へと帰ってきた。王都への道中、一行は乳製品が盛んだというイルナト村へ立ち寄ることに。ふわふわのスフレチーズケーキでお腹も心も満たして準備は万全。明日は王都へ…と思いきや、翌朝チェルシーは悪夢を見せるナイトメアに囚われ、目を覚まさなくなり…!?ただ、チェルシーを夢に誘ったシリルというナイトメアにもどうやら事情があるようで…?不遇だった令嬢が歩むシンデレラストーリー、第6幕!
現代社会を舞台にした乙女ゲームに転生した悪役令嬢・桂華院瑠奈。アメリカで起きた同時多発テロ事件を機に、世界情勢は加速の一途をたどっていく。ヘッジファンドの攻勢も強まり、各企業の目も厳しくなりつつあるなかで、それでも瑠奈は攻めの姿勢を崩さない。急成長を続ける桂華グループは、国内からも統制を求められ、企業再編の対応に追われてしまう。それぞれの思惑が絡み、小さな女王はその渦中の人となり対処するがー。「君には資格が無いと言いたいのだよ。私は」恋住総理の容赦ない攻撃に翻弄される瑠奈の、数少ない味方が切り崩されていく。そして瑠奈は知るー突き進んだ果てに、何が起ころうとしていたのかを。それを起こさないために、どれだけの大人に守られていたのかを。現代悪役令嬢による日本再生譚、第4幕!
異世界へと召喚されたものの、未開の地に追放されてしまったキダン。彼が農場として地道に開拓を続けていた土地は、ギフトと呼ばれる力“至高の担い手”と仲間達によって大きな発展を遂げていく。シーラ王妃から晴れて結婚の許可を得たアロワナ王子とパッファは、遂に人魚国で結婚式を執り行うことに!アロワナ王子との結婚を夢見る人魚からの襲撃に遭いつつも、魔王や天使、ドラゴンが参列した結婚式はつつがなく進行していくー。さらに、幸せそうな彼らに影響を受けたキダンとプラティも、遅ればせながら結婚式を挙げることにー!人生に一度の晴れ舞台を盛り上げるため、サプライズの準備を始めるキダン。しかし、日本と異世界とでは結婚式の文化も大きく違っていてー!?未開の土地を賑やかな隣人達と開拓していく、異世界スローライフ、第13幕!
「勇者召喚」に巻き込まれ、現代日本から異世界へとやってきたサラリーマン、ムコーダ。彼は難関と名高いブリクストのダンジョンの最下層で強大な力を持つ古竜と遭遇するが、やっぱり彼が作る料理に目を付けられて強引に従魔になられてしまう。そして「ゴン爺」と名付けた古竜に乗って、ムコーダ一行はカレーリナの自宅へ帰還するのだった。しかし久しぶりの我が家に一息つく間もなく、ゴン爺のことを聞きつけてドラゴン大好きの残念エルフ、エルランドが押し掛けてきてしまう。「ギルドマスターを辞めてきた」というエルランドにつき纏われ、疲弊していくムコーダ一行(特にゴン爺とドラちゃん)。そんな思わぬピンチに苦しむムコーダ一行だったが、仕事から逃げ出したエルランドを捕らえるべく苦労人な「あの人」がドランからやってきて…!?「小説家になろう」11億PV超のとんでも異世界冒険譚、お騒がせ度マシマシの13巻!