出版社 : オーバーラップ
幾多の苦難をくぐり抜け、手に入れた平穏を享受していた浩太は、ある日フレイム王国女王リズに招集された。訪れた王城で出逢った二人の研究者・シオンとアリア。彼女たちこそ、浩太をこの世界に召喚した張本人であったー。そして、明かされるフレイム王国の祖“アレックス1世”と松代浩太の共通点とは!?一方、時を同じくしてラルキア王国とライム都市国家同盟が、王女ジェシカの不幸な自殺を切欠にして戦争状態に突入してしまう。その余波はテラの経済を直撃。襲い来る苦境に、浩太の周りの皆は、再び浩太の“魔法”を期待するが…。普通の『銀行員』浩太が紡ぐ異世界エコノミックファンタジー、第五幕。
異世界に勇者として召喚されたソーマ・カズヤは、冒険に出ることなく、エルフリーデン王国の王として政務をとることに。元の世界での知識を用いて日々改革を推し進めていくソーマだったが、ついに反抗的な態度を崩さない陸軍大将ゲオルグ・カーマインとの対決のときを迎える。そこへ隣国・アミドニア公国の思惑も入り混じり、政局は戦局へと転換しー。「さあ、征伐を始めよう」果たしてソーマは、この戦争を無事に終息させることができるのか…!?早くもシリーズ絶好調の異世界内政ファンタジー、第2巻!
エリュシオンでの教育は順調に進み、弟子たちは目を見張る成長を遂げていた。新たな騒乱の最中、シリウスは更なる弟子たちの成長のため、手助けを“しない”ことを決意。シリウスが傍にいない中、エミリア、リース、レウスらは己の真の実力を突きつけられるー!!そして時は流れ、充実した学園生活も残りわずか。卒業を前にした生徒には課題が出される。シリウスに課せられた卒業の試練ーそれは最強のマジックマスター・学校長ロードヴェルとの公開対戦であった!!「貴方との勝負…お受けしましょう。無論、本気で行かせてもらいます」異世界式育成ミッション第4幕は、『学園編』クライマックスーそして卒業へ。
前世の記憶すべてと引き換えに、強力なレアスキルを得て異世界へ転生した召喚士“ケルヴィン”。本能のおもむくまま強者との戦いを求め続ける彼は、仲間を増やしながら冒険者ライフを満喫していた。そんなケルヴィン達の次なる目的地は“水国トラージ”。「転生以来食べてない白い米を食べたい!」という平和な訪問のはずだったが、バトルジャンキーのケルヴィンがおとなしくしているはずがない!不幸にもそのターゲットになってしまったのは、たまたま居合わせた勇者一行でー!?黒衣のバトルジャンキーが仲間と共に繰り広げる爽快バトルファンタジー第2幕!!
異能力“音支配”を発現した神谷風人は、悪の組織『アノニマス』に所属し、死音と名乗りを上げた。パートナーのロールと任務を遂行しながら、かりそめの日常を生きる死音のもとに、自衛軍基地を壊滅させる任務が言い渡される。ボスのハイド、詩道と共に任務をこなしていく死音だったが、親友である御堂弦気が死音の前に現れー。なんとか撤退に成功するも、弦気が抱えていた秘密にショックを隠しきれない死音は、さらなる任務につくことに。それは、かつてボスの右腕であった“闇支配”宵闇を組織に復帰させることで…!?闇の世界に躍り出す現代異能アクション、第2巻!
イサラに掛けられた「時」を止める呪いー。その解呪アイテムを探すため、遂に王都にて「塔」の攻略を始めたフーズとイサラ。王都で一足先に冒険者になっていたフィスタとも無事に再会を果たし、喜びを分かち合う3人。しかし、そんな彼らを怪しい人物が影から見ていた。神器持ちで美しいフィスタに強い憧れを抱く男・ルードフットだ。世界最強と呼ばれるエクストラレンジャーズに所属する彼は、フィスタをかけた決闘状を突然フーズに叩きつける。やむなく格上の冒険者と戦うことになってしまったフーズ。しかし、ルードフットの背後には王都に紛れこんだ魔壊族の影があり…!?
武闘大会が終わり、遂にラスティアラたちと本当の再会を果たしたカナミ。下手な火薬庫より危ない彼女たちと共に、カナミのパーティーはリヴィングレジェンド号に乗って海原を行く。向かうは『本土』-全ては、パリンクロンとの決着をつけるため。パリンクロンを倒す実力をつけるために潜った迷宮で、カナミは“天上の七騎士”ハインの面影を残す少女と遭遇し…!?「初めましてー私の名前はワイス・ハイリプローペ」彼女はいったい何者なのか。『迷宮』とはいったい何なのか?カナミは真実を求め、迷宮に再突入するー。
死者の街を出て北にー。ウィルが初めて接した人類社会の最果ては、魔獣が跋扈し、困窮する人々が暮らす無法の土地だった。そんな絶望に触れるも神の啓示に耳を傾け、その薄闇のなかに光を灯すことを決意するウイル。都市との流通や交易を活性化させ、魔獣を退治するため、友人となったハーフエルフのメネルドールとともに、北の都市に向かう。道中、商人の男トニオや小人の楽師ビィを加え、向かった街では何かに改造され凶暴化したワイバーンと遭遇し、ウィルたちはこれを撃破する。初めて英雄として認知され、騎士の称号を授かる。そして“最果ての聖騎士”の名が南辺境で知られ始めるようになり…!?
人は誰でも死ぬときに思うはずだー死にたくない。それが寿命ではなく、不慮の事故や事件に巻き込まれての死ならなおさら…。現代日本で通り魔に襲われ、不遇の死を迎えてしまった青年は、本人のあずかり知らぬところで死神から余計な加護を授けられ、異世界へと転生する。加護を受けた男は“アレク”として第二の人生を歩むーはずが、今度は十三歳で盗賊団に殺され、あっけなく人生の幕を閉じてしまう。加護のおかげで生き返るも、望まぬ不死の身体に。アレクは理不尽に抗う力を求め、不死の身体を生かして魔力を増大し、魔法を学ぶ王立学園への入学を決意する。学園がある王都ゼルスの神殿で洗礼を受ける際に女神エテルノと出会ったアレクは『女神の祝福』の加護を授かり、不死族を召喚する『眷属召喚』の力を手に入れ…!?死にたくないという願いは叶えられた。その生の果てに、アレクは何を望み願うのかー。
前世の記憶を持ち、卓越した魔術技能を持つテオドール=ガートナーは従者のグレイス、男爵家当主のアシュレイとともに、迷宮都市タームウィルズで暮らしていた。第二の魔人を撃退し、王家の派閥争いを裏から操っていたローズマリーの陰謀を阻止したテオドールたちは、久しぶりの我が家へ帰還し、疲れを癒やしていた。だが、そんな安息の日々は長くは続く事はなく…、世界の秘密を知る少女との出会い、新たな第三の魔人の襲来によって儚く崩れて去ってしまう。そして、魔人の襲撃と呼応するかのように王家の派閥争いが再び巻き起こりー!?テオドールはまたしても王位簒奪を阻止するために動き出すが、渦中の事件の犯人であるローズマリーは北の塔に幽閉中。果たして、一連の事件の真の黒幕とはいったい誰なのかー!?転生×魔法バトルファンタジー、第4弾!
特級冒険者・グランとの戦いで見事勝利を手にしたルル。だが、二人の強大な力が衝突した余波で古族の防護障壁が故障し、イリスらが出場する準決勝は順延となってしまう。修理が完了するまでのあいだ、暇を持て余したルルは、訪れた冒険者組合でラスティ、オルテスと遭遇する。臨時パーティを結成した三人は、大量に発生した魔物討伐の依頼を達成するべく、アソオス鉱山へ。慎重に鉱山の調査を進めるなかで、ルルはかつて教会で出会った神官のモルガンと再会する。ひとり魔物と戦っていた彼女の目的もまた魔物討伐であることを知り、ルルたちと行動を共にすることに。順調かと思われた探索だったが、深部で魔物と冒険者を使った実験の痕跡が残る研究室を発見してしまう。そして現れた、自らを“古代魔族”と名乗る研究者、ベルンフリート。世界を一変させかねない危険な研究を止めるため、ベルンフリートに挑むルルとモルガンだったが、一筋縄ではいかない戦いを強いられてしまい…!?
女神アトラゼネクより“24時間疲れない”能力“不易不労”を授かった加木智紀。悪神の力で転生した通り魔を倒すため、彼は子爵家の四男エドガーとして、異世界で第二の人生を歩み出した。悪神の息が掛かった暗殺教団“八咫烏”。わずか1歳足らずにしてその首領ガゼインに見込まれたエドガーは、教団への潜入を果たす。次々と明らかになる真実を前に、最強の0歳児はついに反撃の狼煙を上げる決意をするが…!?「俺はサンタマナを潰し、俺のための王国を打ち立てる。-一緒に来ねーか?」暗殺教団編、激動のクライマックス!
異世界で得た能力(ちから)は“24時間疲れない”!? 「……たしかに、これはあんまりね」 通り魔から女子高生を庇い、不慮の事故で殺され、加木智紀(かぎとものり)の人生は幕を閉じた……はずだったのだが、気がつくと目の前には女神と名乗る美女が。 彼女は智紀を異世界に転生させてくれると言う。 「--その代わり、あなたがこれから行く異世界に例の通り魔も転生しているから、この力を使って彼を倒してほしいの」 そう、事の発端の通り魔ーー杵崎亨(きざきとおる)は悪神の力によって異世界で再び生を受けていたのだ。 智紀は心身共に“24時間疲れない”能力(ちから)を得て、通り魔を追い異世界へ。 子爵家の四男エドガーとしての第二の人生が幕を開けた。 【不易不労(ふえきふろう)】の力を活かし、四六時中修行に励む0歳児、赤ん坊のエドガーは常人ではあり得ない速度で次々にスキルを磨き上げていった。 そんなある日、父親が司令官を務める軍の砦が敵組織<黒狼の牙>に襲撃され、エドガーも敵に遭遇してしまう。 その特徴は智紀の仇敵である通り魔のそれと酷似していて……!?
いつだって悪は、正義の前に滅びる。「よく来たな、勇者よ…決着をつけよう」魔王ルルスリア=ノルドもまた、友人の娘の誕生日を祝えなかった心残りを胸に、勇者の手によって世界から完全に消滅した。めでたし、めでたしー「あら、目を覚ましたのね?おはよう、ルル」だが、魂は巡る。数千年の時を経て、魔王はルル=カディスノーラという人間に転生していた。魔王の能力を隠したまま過ごしていたルルはある日、二人の冒険者に出会う。彼らが発見した古代遺跡を一緒に探索していると、長期睡眠用のカプセルを見つけたルル。そこにはルルが誕生日を祝うことができなかった友人の娘ーイリスが眠っていたのだった。どうして彼女がここに…!?ルルの転生した意味を探し求める旅が、いま始まる。「小説家になろう」発、第2回WEB小説大賞大賞。
貴族の庶子として兄弟からも虐げられていたテオドール=ガートナーは、水路に突き落とされて死にかけた際に『前世の記憶』を取り戻す。その記憶とは、自分がかつて日本人・霧島景久であり、VRMMO『Break Force Online』へのログイン中に死亡したこと。そして、その『BFO』の世界では『テオドール』を自キャラとしてプレイしていたことだった。前世の記憶と共に魔法の使い方も思い出したテオドールは、自らの成長と転生した世界の謎を探るため、従者の少女グレイスと共に家を出て、迷宮都市タームウィルズへと旅立つ。広大な迷宮を抱える異世界を舞台に、異界の記憶を持つ少年の冒険の日々がいま始まる。転生×魔法バトルファンタジー。