小説むすび | 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

恋馬車に拾われたシンデレラ恋馬車に拾われたシンデレラ

8歳で父親を亡くしてから、ジェーンと母は長く貧困に苦しんだが、いまは優しい伯爵夫人のメイドとして、穏やかな日々を送っている。ある日、ケンダル氏という見目麗しい殿方が屋敷を訪れた。客人にお茶を出しながら、ジェーンはつい、彼を盗み見てしまった。いかにも裕福な身なり。深みのある声。なんて魅力的なのかしら。彼は、ヨークシャーのたいへんな資産家である大叔父から、ある女性を捜し、連れてきてほしいと依頼を受けたと言う。伯爵夫人がそれは誰かときくと、ケンダル氏は困惑ぎみにこたえた。「ご存じでしょうか…ジェーン・ベイリーという名のご婦人を」わ、私?驚きのあまり、ジェーンはお盆をひっくり返してしまいー。RITA賞受賞作家の話題作『伯爵と日陰のシンデレラ』の関連作。ジェーンはケンダル氏とともに、5日かけてヨークシャーへ向かうことに。身分違いの恋を募るせつない旅の終わりに、大叔父が明かした意外な秘密とは…?

スター作家傑作選〜会議室のシンデレラ〜スター作家傑作選〜会議室のシンデレラ〜

実業家エバンとの契約を望むシーリアは交渉すらできずにいた。そんな折、エバンが突然、弟の結婚式に同席してくれるなら、空き時間に交渉すると約束する。喜ぶシーリアだったが、家族を前に、彼は思わぬ爆弾発言をした!「こちらはシーリア、僕の婚約者だ」(『日曜までフィアンセ』)。秘書ジュリアは上司セバスチャンの横暴な要求に応えてきたが、彼の代わりに恋人に別れ話をするよう命じられ、今度ばかりは頭にきた。罪深いほど魅力的な彼に、ジュリアは毅然と告げた。「辞めさせていただきます」そのせいで、彼の誘惑が解禁になるとは思わず。(『退職願は恋のはじまり』)。一国のプリンスで会社経営者のエドゥアルドの下で働きだして2カ月のジェイド。ボスに口説かれてつき合い始めたものの、彼を愛してはならない理由があった。だが内線で「今すぐ君が欲しい」と呼び出され、ジェイドは別れを告げる覚悟で社長室に向かったー(『翡翠色の裏切り』)。亡父から会社の経営を引き継いだ実業家ジョンは、強欲な義弟との権力争いの疲れを癒やすため、休暇をとった。そこへ意外な人物が現れるー半年前までジョンの秘書で恋人だったにもかかわらず、義弟に引き抜かれて彼のもとを去っていった女性、ロビンが!(『愛と夢のはざまで』)。

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