出版社 : ブシロードワークス
謎のゆるキャラ生命体・ダンポンによってこの世界にダンジョンが生み出され十年。 ダンジョンはすっかり現代社会になじみ、まるで商業施設のように連日長蛇の列ができていた。 壱野泰良は友人と訪れた「大阪梅田ダンジョン」で、開け方も中身も不明な“缶詰ガチャ”をゲット。 「俺専用のダンジョンがあればなぁ……」 帰宅してふと願いを口にすると缶詰が開いてーー!? これは、ただ運が良かっただけの高校生が、目指すべき背中を見据えて、最強の探索者になるまでひた走る物語。 プロローグ 第一章 俺専用のダンジョンを手に入れた 第二章 たくさんのキノコとたくさんのD缶 第三章 堕ちた石舞台ダンジョン 第四章 金髪の女忍者現る 第五章 溢れ出た魔物の死の行軍 エピローグ 書き下ろしSS
黒の国・呂国の姫 鈴華は、仙皇帝陛下の妃争いなどどこ吹く風の読書三昧。 朱国、金国の姫君とのお茶会を楽しみ、気ままに暮らしていた。 でもそんな折、後宮では密室放火事件が発生。侍女の冤罪を晴らすべく、鈴華は本の知識でトリックの解明に挑む!! さらに、仙皇帝宮に激震が走る、かつてない事件が迫っていてーー 波乱万丈、でも鈴華・マオ・レンジュの関係性は相も変わらず一進一退。 マイペースにお送りする後宮物語第二弾! プロローグ 第一章 第二章 第三章 終章
迷宮から出られない転生迷宮主・ユウの目標は、 迷宮を一般開放して冒険者(お客様)を招くこと!? KPIを設定し、UXを向上すれば、リテンションも高水準! 迷宮魔法をフル活用した危険ゼロのダンジョン設計、 そしてとんでもない報酬の数々に冒険者たちは大熱狂。 「やるっきゃない。異世界SAS○KE」 さらには、迷い込んだ美少女エルフと邂逅したり、 召喚したスケルトン軍団を率いて魔族の子どもを助けたり…… 常識外れのダンジョン運営物語、ここに開幕ーー! プロローグ 第一章 出会いは突然起きるものだが心臓に悪いものでもある 第二章 思い出した記憶は、木っ端微塵に吹っ飛んだ(物理) 第三章 記憶の悪魔と悪魔より狡猾な人間と 第四章 迷宮主vs貴族の私兵団 エピローグ
「婚約を解消したい」と、婚約者のリシャールから突然の申し入れを受けた公爵令嬢のヴィオラ。彼の傍らには妹のマリエッタの姿があった。 思わぬ事態に意気消沈するかと思われたヴィオラだが、実際は大喜び。実はこのヴィオラ、恋愛よりもアロマクラフトが大好きな調香令嬢だった! だが、悪友で第二王子のアレクシスからはいきなり婚約宣言!? さらにフレグランスの専門店を開こうと誘われる。 趣味を活かして楽しく充実した毎日を送るヴィオラだったが、ある日妹から助けを求める知らせが届き……!? ーーー香りでみんなを幸せにしたい! 幸せ溢れる調香ライフ、スタート!
「まもんまもん。俺は強欲な魔族だが、純真な魔族でもある」 土地神を巻き込んだ騒動を無事解決した夏樹は平穏な日常を送っていた。 そんな平穏も束の間、夏樹たちの前に小梅の父であるビックネームが訪れる。 「おう。俺は、サタン。魔王にして、七つの大罪の憤怒を司る木っ端魔族だ。とりあえず、お邪魔していいか?」 「ビッグネームすぎるだろ! もっと格下から順番に来いよ!」 さらに小梅の婚約者を名乗る青年、兄、日本の神々とビッグネームとの邂逅が止まらない!? そして静かに襲い来る正体不明(?)の大魔族は一体……? 「地球ってめちゃくちゃファンタジーじゃね?」 現代超ファンタジー第二弾! 【プロローグ】 魔界じゃね? 第一章 新たな刺客が現れたんじゃね? 第二章 ビッグネームが来たんじゃね? 第三章 さらなるビッグネームじゃね? 第四章 まもんまもんじゃね? 第五章 自爆とかありえなくね? 第六章 小梅ちゃんの気持ちじゃね? 【エピローグ】 連絡が来ちゃったんじゃね!? 書き下ろしSS 青山銀子の悩み
元平民の公爵令嬢ネオン・テ・トーラは政略結婚のため無理やり南方辺境伯爵ラスボラ・ヘテロ・モルファの元へ嫁がされた。ネオン・モルファとなった彼女は愛されない白い結婚の中、負傷兵が放置される救護院を視察したショックで看護師だった前世を思い出した。 その知識を活かして彼らを看護し、南方辺境伯騎士団 十番隊医療班の隊長へ就任したネオンは、医療院を立ち上げる。さらに、公爵夫人による慈善事業として孤児院への支援も始めたい。 そんな中、辺境伯領の街リ・アクアウムでは「女神の花祭り」という大きな祭りが近づいていてーー! ネオンは孤児院支援のためのバザーを花祭りで行うため奔走し、医療院へ医者を迎えるため面会をし…… 相変わらず忙しくていっぱいいっぱいです! 序章 あまりにも問題山積みでいっぱいいっぱいですからね? 一章 第九番隊隊長と、新事業 二章 策士にやられた! 三回目! 三章 まったくもって、かみ合いません。 四章 握り潰した噂の火種と、仰天スクラブ 五章 あれこれ押し付け、お断りです! 六章 環境改善(改)と各々のけじめ 七章 感情のジェットコースター(この世界にはないけど) 八章 医師、降り立つ 九章 次から次へと、いろいろ起こりすぎです 十章 恋に落ちた!? 寝言は寝て言え! 終章 惨劇と問題の元凶は、彼女の怒りを理解できない 書き下ろしSS
悪女セラフィナの手により過去へと回帰した魔法使いアーヴェル。 その記憶を活かし、幼いセラフィナを真っ当に育て上げて彼女の運命を変えようとしたものの、どうしても兄ショウの死を回避することはできなかった。 三度目となる過去への回帰で、アーヴェルはついに中央の皇帝一家に反旗を翻す。 全員が幸せになる唯一の道ーーショウを皇帝にすることを目指して。 反乱が進むにつれ、それぞれの思惑やセラフィナの生家であるシャドウストーン家の呪いなどが次第に明らかになり……? 魔法と呪い、愛と憎しみ、そして過去と現在。 すべてのものが交わる中で、何度も時を繰り返したアーヴェルたちが最後にたどりついた未来とはーー? 第一章 アーヴェル・フェニクス 幕間 ジェイド・ストーンの悔恨 第二章 セラフィナ・シャドウストーン 最終章 嘘みたいに幸せな話
侯爵家子息ジェイのお屋敷へ招かれたルビナは、異国の元王子でもあるジェイの旧友・レオナルドから結婚式へ招待される。初めての国外旅行もジェイと一緒に満喫し、心を通わせるふたり。式の晩、ついにジェイから婚約を前提にした交際の申し出が!? 晴れてお付き合いを始めたふたり。ジェイの家族と交流したり、彼の店の宣伝に一躍買ったり、学園祭の準備に奔走したりとルビナは大忙し。だけれどそれは、前婚約者との間では決して得られなかった幸福な日々で…… 試練を乗り越えた二人の、幸せあふれる甘々ピュアラブストーリー! 第一章 ジェイ様のおうち 第二章 何かありそうな予感 第三章 交際します 第四章 学園祭 第五章 旅行に誘われました 第六章 卒業式 第七章 甘やかしたい 第八章 ソフィアさんの結婚式 第九章 嫁ぎます 第十章 最終話
みんなが寝静まったなか、拠点を抜け出したゆり&れんげが夜の街をこっそり冒険! 「冒険! 夜の街」 さざんか&あやめはアパレルショップで、お互いが相手に似合うと思う服を着てもらい……!?「マジいずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた) 」 お客さんの途絶えたゲーセンでは、ひなげし&えりかがハイスコア更新に挑戦!! 「昭和レトロマッチング」 ほか、本編全9章+エピローグ+プロローグを収録。 いつも仲良しな定番ペアから、アニメ本編では見られなかったちょっと意外な(!?)組み合わせまで、6人が織りなす日常風景をお届け! “かけがえのない、みんなとの時間”をドンドンドーンっと詰め込んだ短編連作集!! プロローグ 第一章 冒険! 夜の街 第二章 マジいずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた) 第三章 昭和レトロマッチング 第四章 マジで草 第五章 コミュ強になろう! 第六章 陰陽タクティクス 第七章 劇場版みにもん〜みにおに島のダークみにおに〜 第八章 プレスオブファイナルクエストソードクリムゾン 第九章 大切な人たちへ エピローグ
三大公家テ・トーラ家の血を引くネオンは幼き頃に公爵家を追い出され、母と兄弟と共に平民として暮らしていた。しかし18になると政略結婚のために連れ戻され、辺境伯当主ラスボラ・ヘテロ・モルファの元へ嫁がされる。 家族のため政略結婚を受け入れたネオンだったが、ラスボラに愛することはないと突き放され、開き直って悠々自適な引きこもり生活を満喫していた。 そんなある日、家令と侍女長に勧められ辺境騎士団の視察に出たネオンだったが、そこで目にしたのはまともな治療もされずにあばら家に閉じ込められる負傷した騎士たちの姿だった。 その“惨劇”の光景に思わず嘔吐し、同時に看護師であった前世の記憶を思い出すーー! 「私は辺境伯夫人として、最初の慈善事業『負傷者への看護』を行わせていただきます」 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 終章 用語集 特別短編
六年前、由良夏樹は異世界に勇者として召喚された。人間と魔族との戦いに巻き込まれ、元の世界に戻るには魔王を倒すしかないというテンプレートなことを言われて必死に戦った。同胞さえも平気で蹴落とす人間側につき、いいように利用され、おぞましい戦いに身を置きながらも、死にたくない一心で戦った。やっとの思いで帰ってきた地球だったが、霊能力者姉妹に神様に天使に宇宙人と異世界以上のファンタジーに遭遇する!?「地球もかなりファンタジーじゃね?」現代超ファンタジー第一弾!第11回ネット小説大賞受賞作品。
代々続く子爵家の令嬢ルビナ・ローゼンは、婚約者のディートリヒ・モリソンと街歩きに向かうが、彼は友人だという別の女性と親しく過ごしはじめ、ルビナは店先に置いてけぼりにされてしまった。数時間婚約者を待っていたルビナだったが時間も遅くなり、親切な店のオーナーが用意した送りの馬車で帰路につく。しかし学園で顔を合わせたディートリヒは謝るどころか忠誠心が足りないとルビナをひどく罵倒する。さらにはルビナのバースデーパーティーに別の女性を連れてくる彼の姿にルビナは婚約破棄を決心した。そんな彼女の元に侯爵家子息が声をかけてきて…!?
魔法使いアーヴェルは、元婚約者であり、のちに皇帝の愛人となった悪女セラフィナの手にかかり命を落とす。だが気がつくと、目の前には幼い頃のセラフィナが!彼はなんと、13歳のときの自分に戻っていた。目の前にいる悪女になる前のセラフィナを見て、アーヴェルは決意する。この少女を真っ当に育て上げ、自らの命を守ると。そのためにまず、かつてセラフィナと婚約を結んでいたアーヴェルの兄ショウの死を回避する方法を模索しはじめる。しかしセラフィナを冷遇する家族、美しいセラフィナを狙う男たちなど、それぞれの思惑が複雑に絡まり合っていてー。巡る時の中、果たしてアーヴェルはセラフィナを悪女としての運命から救い出すことができるのか…!?
“世界には仙山を中心に、八色の特徴を持った国がある。”金国・銀国・朱国・藤国・翠国・碧国・珊国…そして、黒い国「呂国」。不吉な色と忌み嫌われる黒の国の姫鈴華は前髪で顔を隠し、書庫に籠もり大好きな本を読んでいた。そんなある日、鈴華は突然婚約者に婚約破棄を告げられてしまう。時はたち、行き遅れと言われる年齢になった鈴華はある出来事をきっかけに仙皇帝妃選びの後宮に行くことになるが、鈴華は仙皇帝陛下の妃争いには目もくれず、大好きな本を読むため行動をはじめる。しかし、本を読みたいという行動力と本で読んだ知識によって鈴華は、後宮で起きる事件を解決することに!?