出版社 : ブシロードワークス
悪女セラフィナの手により過去へと回帰した魔法使いアーヴェル。 その記憶を活かし、幼いセラフィナを真っ当に育て上げて彼女の運命を変えようとしたものの、どうしても兄ショウの死を回避することはできなかった。 三度目となる過去への回帰で、アーヴェルはついに中央の皇帝一家に反旗を翻す。 全員が幸せになる唯一の道ーーショウを皇帝にすることを目指して。 反乱が進むにつれ、それぞれの思惑やセラフィナの生家であるシャドウストーン家の呪いなどが次第に明らかになり……? 魔法と呪い、愛と憎しみ、そして過去と現在。 すべてのものが交わる中で、何度も時を繰り返したアーヴェルたちが最後にたどりついた未来とはーー? 第一章 アーヴェル・フェニクス 幕間 ジェイド・ストーンの悔恨 第二章 セラフィナ・シャドウストーン 最終章 嘘みたいに幸せな話
侯爵家子息ジェイのお屋敷へ招かれたルビナは、異国の元王子でもあるジェイの旧友・レオナルドから結婚式へ招待される。初めての国外旅行もジェイと一緒に満喫し、心を通わせるふたり。式の晩、ついにジェイから婚約を前提にした交際の申し出が!? 晴れてお付き合いを始めたふたり。ジェイの家族と交流したり、彼の店の宣伝に一躍買ったり、学園祭の準備に奔走したりとルビナは大忙し。だけれどそれは、前婚約者との間では決して得られなかった幸福な日々で…… 試練を乗り越えた二人の、幸せあふれる甘々ピュアラブストーリー! 第一章 ジェイ様のおうち 第二章 何かありそうな予感 第三章 交際します 第四章 学園祭 第五章 旅行に誘われました 第六章 卒業式 第七章 甘やかしたい 第八章 ソフィアさんの結婚式 第九章 嫁ぎます 第十章 最終話
みんなが寝静まったなか、拠点を抜け出したゆり&れんげが夜の街をこっそり冒険! 「冒険! 夜の街」 さざんか&あやめはアパレルショップで、お互いが相手に似合うと思う服を着てもらい……!?「マジいずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた) 」 お客さんの途絶えたゲーセンでは、ひなげし&えりかがハイスコア更新に挑戦!! 「昭和レトロマッチング」 ほか、本編全9章+エピローグ+プロローグを収録。 いつも仲良しな定番ペアから、アニメ本編では見られなかったちょっと意外な(!?)組み合わせまで、6人が織りなす日常風景をお届け! “かけがえのない、みんなとの時間”をドンドンドーンっと詰め込んだ短編連作集!! プロローグ 第一章 冒険! 夜の街 第二章 マジいずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた) 第三章 昭和レトロマッチング 第四章 マジで草 第五章 コミュ強になろう! 第六章 陰陽タクティクス 第七章 劇場版みにもん〜みにおに島のダークみにおに〜 第八章 プレスオブファイナルクエストソードクリムゾン 第九章 大切な人たちへ エピローグ
三大公家テ・トーラ家の血を引くネオンは幼き頃に公爵家を追い出され、母と兄弟と共に平民として暮らしていた。しかし18になると政略結婚のために連れ戻され、辺境伯当主ラスボラ・ヘテロ・モルファの元へ嫁がされる。 家族のため政略結婚を受け入れたネオンだったが、ラスボラに愛することはないと突き放され、開き直って悠々自適な引きこもり生活を満喫していた。 そんなある日、家令と侍女長に勧められ辺境騎士団の視察に出たネオンだったが、そこで目にしたのはまともな治療もされずにあばら家に閉じ込められる負傷した騎士たちの姿だった。 その“惨劇”の光景に思わず嘔吐し、同時に看護師であった前世の記憶を思い出すーー! 「私は辺境伯夫人として、最初の慈善事業『負傷者への看護』を行わせていただきます」 序章 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 第十章 終章 用語集 特別短編
六年前、由良夏樹は異世界に勇者として召喚された。人間と魔族との戦いに巻き込まれ、元の世界に戻るには魔王を倒すしかないというテンプレートなことを言われて必死に戦った。同胞さえも平気で蹴落とす人間側につき、いいように利用され、おぞましい戦いに身を置きながらも、死にたくない一心で戦った。やっとの思いで帰ってきた地球だったが、霊能力者姉妹に神様に天使に宇宙人と異世界以上のファンタジーに遭遇する!?「地球もかなりファンタジーじゃね?」現代超ファンタジー第一弾!第11回ネット小説大賞受賞作品。
代々続く子爵家の令嬢ルビナ・ローゼンは、婚約者のディートリヒ・モリソンと街歩きに向かうが、彼は友人だという別の女性と親しく過ごしはじめ、ルビナは店先に置いてけぼりにされてしまった。数時間婚約者を待っていたルビナだったが時間も遅くなり、親切な店のオーナーが用意した送りの馬車で帰路につく。しかし学園で顔を合わせたディートリヒは謝るどころか忠誠心が足りないとルビナをひどく罵倒する。さらにはルビナのバースデーパーティーに別の女性を連れてくる彼の姿にルビナは婚約破棄を決心した。そんな彼女の元に侯爵家子息が声をかけてきて…!?
魔法使いアーヴェルは、元婚約者であり、のちに皇帝の愛人となった悪女セラフィナの手にかかり命を落とす。だが気がつくと、目の前には幼い頃のセラフィナが!彼はなんと、13歳のときの自分に戻っていた。目の前にいる悪女になる前のセラフィナを見て、アーヴェルは決意する。この少女を真っ当に育て上げ、自らの命を守ると。そのためにまず、かつてセラフィナと婚約を結んでいたアーヴェルの兄ショウの死を回避する方法を模索しはじめる。しかしセラフィナを冷遇する家族、美しいセラフィナを狙う男たちなど、それぞれの思惑が複雑に絡まり合っていてー。巡る時の中、果たしてアーヴェルはセラフィナを悪女としての運命から救い出すことができるのか…!?
“世界には仙山を中心に、八色の特徴を持った国がある。”金国・銀国・朱国・藤国・翠国・碧国・珊国…そして、黒い国「呂国」。不吉な色と忌み嫌われる黒の国の姫鈴華は前髪で顔を隠し、書庫に籠もり大好きな本を読んでいた。そんなある日、鈴華は突然婚約者に婚約破棄を告げられてしまう。時はたち、行き遅れと言われる年齢になった鈴華はある出来事をきっかけに仙皇帝妃選びの後宮に行くことになるが、鈴華は仙皇帝陛下の妃争いには目もくれず、大好きな本を読むため行動をはじめる。しかし、本を読みたいという行動力と本で読んだ知識によって鈴華は、後宮で起きる事件を解決することに!?