出版社 : リフレ出版
闘犬として生まれたシュウガは、野蛮な人間たちから逃れ、ある島に辿り着く。 無人島─そこは狼、犬、猫が暮らす島だった。 出逢い 母の背中 友達 島の謎 老犬と鷲 遠吠え 冬 計略 対面 話し合い 仲間 哀しい遠吠え 謀反 命
これまでいろんな人間が、ワシにロープを巻き付け、命を落としていった。 他の生物は、最期まで生きることを諦めないけれど、自ら命を絶つのも、人間だけではないか。 ──あなたにある事件を知っておいてもらおう。 ・人間は高等動物だと高を括っているが、果たしてその言動は、他の生物より勝っているのか。 ・悩みがない人はいない。いつも明るく振る舞っている人ほど、陰でたくさん泣いている。 ・人間は、自分の感情をコントロールしないと、誰しもが犯罪者になり得る。
ひろ子、ひろ子、どうしたんや。慌ててひろ子の横に膝を落とし、体を揺すり、何度も呼んだが、ひろ子は、死んだように動かない。 倒れてから何時間が経っているのだろう。直ぐに電話をしようとしたが、発信ボタンに指先がはじき返され、愛しさがこみ上げ、唇を重ねた。 ベッドの横で倒れている妻が、16歳で脳腫瘍を患い逝ってしまった息子に重なり、病院への不信感、怒りが渦巻く……。
自分に正直に生きた奴らは未来を掴もうとしていた! 半世紀前のイカしたロックンロールバンドルーシーの物語。 ルーシーは革ジャンとリーゼントがトレードマークだったが、今では白髪が目立つ行雲流水の好好爺に見えた。しかし、彼らの「尖った反骨精神」はあのときと何も変わらず社会に憤慨している。そう、「LUCEAWAY」なのだ。(本文より) LUCEAWAY パイプライン 黎明期 ★ルーシー誕生★ 葦 ハローヤング ロックンロールツアー
上海に住む若き女性「田桜桜」は日本に留学をする。 そこにはある大きな目的があった─ 日中友好の切なる思いのこもる「長編小説」 「日本留学は父の為、いいえ、私達家族全員の願いなんです」 戦時中、祖母と一人の日本人が愛し合って父が生まれた。日本に引き揚げる祖父は必ず戻り一緒に暮らすと 祖母に誓うが、全くの音信不通に。祖母は毎回政治運動の審査を受け、その文化大革命中に苦しみ抜いた挙句に 自殺した。父も子供時分には差別され、私までも子供の頃には心の中に暗い影を引きずってきた。 于強氏 中日を題材とし日本の読者を感動させた長編小説
家族を捨てた日本人祖父捜し、日中のメディアを巻き込み、明らかになっていく─人間愛に満ちた「長編小説」 度重なる失意の連続、そして数奇な運命に導かれ終焉を迎える。 于強氏 中日を題材とし日本の読者を感動させた長編小説
幽霊にさらわれた親友を救うため、星野彩は謎の級友と共に一枚裏の世界へ。 それは自分の心と出会う旅でもあった。 1 学校のパワースポット 2 舟に乗る 3 人が還るところ 4 スイレンとレイ様 5 心の旋律 6 光の雨が降る 7 扉を開ける、何度でも
人は生きる為に食べ、食べる為に生きているような気がするんだけど…、だからこれからの僕みたいに、遠い将来も食べていけるように、今は勉強して進学して、何かの仕事に就けるように頑張ってるんだ。感性豊かな青年に巡り合わせの女性との情感的な行く末とは。母と女たちの迫間に揺れ動く青年の未来とは…。
明治初期、行政や学制の様々な変革が続く中、信州の伊那・木曽で教員として奮闘した坂井茂。京都を出るとき、母の「自分のために生きるのではなく人のために生きなさい」という言葉を胸に。神坂学校で島崎春樹(藤村)を教え、その父・正樹とも交流があった、茂の波瀾万丈の人生を描く。
人は何故研究をするのか。研究の自由とは。研究者としてどのように生きるか。大学院博士課程の学生として研究の自由が必要であると痛感し、それを勝ち取ろうと奮闘する。苦難を乗り越え、博士課程を修了し、助教授という立場に。そして学生たちとの葛藤。研究をすることの意味を導き出していく。
古本屋で拾った謎の紙きれをヒントに、藪田は「自分を成長させる方法」を発見した。自分を成長させるには、ターニングポイントを先取りすることだと判断し、財前と積極的に付き合っていく。しかし、性格の合わない蕪木に何かと彼女の学級の問題を相談される。本来なら断るところだが、何事も乗り越えなければ、成長はないと、藪田はターニングポイントを信じて前向きに取り組んでいく。考え方を変え、行動を変え、習慣を変え、余裕を作った藪田だが、選んだ山に思わぬ落とし穴が…。
不登校の遥香は、リビングの本棚の片隅で一冊の汚れた本を見つけた……『アンネの日記』。 そして、それが不思議なできごとの始まりだった。 遥香が閉じこもる狭い部屋に、アンネ・フランクたちが突然現れる。そして強引に住み着いていく。 アンネたちはここで奇跡を待つのだと言う。当惑し混乱し反発する遥香。だが、やがて遥香とアンネとのあいだに深い友情が芽生えていく。遥香の心が動き出す……。 心揺さぶるファンタジー小説。
あれから…結婚、出産。少しずつ成長していく美奈と俊夫。日々の暮らし、夫婦の心情、友情を描く。女目線と男目線でストーリーは展開。平凡な暮らしだが、小さな心のすれ違い、葛藤、喜びは誰でも経験する。そして、また大人になっていく。明るい明日へ向かって。
「金色の鯉」 血と運命──。 昭和に起こった事件を小説化!! 闇夜の中を走る夜汽車のように、何ものかに手招きをされるように、自分の意思とは裏腹に蟻地獄の中へと吸い込まれて行く。 千鶴はスター俳優宮田の愛人だった。惚れた男吉井との間にできた子供を、宮田の子だと偽り、金を搾りとる。宮田は精神に異常をきたしながらも大スターの座につくが、力尽きて自らの命を絶つ。次々に事件が起き、千鶴は逃亡する。最後に行きついたのは吉井の生まれ故郷、北陸の地だった。事故死していた吉井の母親、脳溢血で倒れ廃人同様となった元ジャズ歌手京子の介護をしながら、千鶴は幸せに暮らす。知る由も無かったが、京子は、父親郷田輝生の元妻だった。ある日偶然千鶴の太腿の刺青を見た京子は興奮した。それは郷田の背中にあった「金色の鯉」の刺青であった。 「昭和の温もり N大闘争に翻弄された男たちの生き様」 〈二作収録〉 金色の鯉 昭和の温もり