小説むすび | 出版社 : 二見書房

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見えない敵 栄次郎江戸暦22見えない敵 栄次郎江戸暦22

二人の商人が強請られ、栄次郎の命も狙われる。 誰が、何の目的で……? 五年前の「事件」の何をどう探り当て強請ってきたのか。 尋常の“敵”ではあるまい! 手首を傷めた矢内栄次郎は得意の抜刀術を使えず……。 田宮流抜刀術の達人で三味線の名手矢内栄次郎は手首を傷め、撥も刀も握れずにいた。 折しも兄栄之進に再婚話が舞い込んだ。なんと三千石の大身旗本の娘だという。 矢内家は二百石の御家人、もしや栄次郎の出生の秘密を知ってのことか。 一方、五年前の「事件」を探り当てた者から、二人の商人に強請りの文が届き、尾行者も……。 相談を持ちかけられた栄次郎は、はたして……。 ◆ 著者について 小杉健治 こすぎ・けんじ 「時代小説が書きたくて小説家を志した」と言う氏の面目を十二分に発揮した<栄次郎江戸暦>シリーズは、確実に大人の読者を魅了し、人気を不動のものにしている。 1983年『原島弁護士の処置』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。87年『絆』で推理作家協会賞、89年『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。 1947年、東京に生まれる。

秘剣 枯れ葉返し 北風侍 寒九郎2秘剣 枯れ葉返し 北風侍 寒九郎2

祖父仙之助が封印した谺一刀流の秘密とは? はたして“秘剣”とは? 祖父はいずこに居るのか? なぜ谺一刀流を封印した? 父母はなぜ自害したのか? 祖父への文はなんのため? 寒九郎の命を狙うのは誰? 津軽藩士の父は切腹、母は後追い。鹿取寒九郎は藩から追われ単身、江戸へ。 叔母が嫁いだ旗本三百石・武田作之介の許で、少年寒九郎の孤独の闘いが始まった。 まだ見ぬ祖父仙之助はなぜに谺一刀流を封印したのか? 父母はなぜ自害したのか? その父から祖父への文はなんのためか? 祖父はいまどこに?  なぜ十五歳の寒九郎が謎の侍たちに何度も命を狙われるのか……? ◆ 著者について 森 詠 もり・えい 栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。 東京外国語大学卒。主な著作に『振り返れば、風』『燃える波濤』『雨はいつまで降り続く』『夏の旅人』『冬の翼』、戦争小説『日本朝鮮戦争』、 警察小説『横浜狼犬』『清算』、青春小説『オサムの朝』『少年記オサム14歳』『那珂川青春記』『日に新たなり』『はるか青春』『パートナー』等がある。 歴史時代小説『七人の弁慶』や『坂東三国志』も書いている。 本書は既刊の「忘れ草秘剣帖シリーズ」「剣客相談人シリーズ」(全23巻)とは趣きを新たにした、第3シリーズの第2弾。 ◆ 好評既刊 剣客相談人 全 23 巻 忘れ草秘剣帖 全 4 巻 ( いずれも二見時代小説文庫 )

武士の一念 御庭番の二代目11武士の一念 御庭番の二代目11

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二見書房

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2019年9月26日 発売

郡上一揆の評定により意次は一万石の大名に。 領国の侍の叛意とは? 今日と同じ明日とは限らぬ。藩主を失くした侍もいれば、突然、浪人となった侍も…。 意次の領国相良への旅で、加門が見た武士の一念とは。 奥美濃の郡上藩での百姓一揆は、公儀の評定所へと送られた。 将軍家重は御用取次の田沼意次に評定の指揮をとらせるべく五千石を加増、一万石の大名とした。 結果、郡上藩主金森兵部は改易、金森と縁を結んでいた若年寄の本多長門守忠央は罷免のうえ領地遠江の相良召し上げとなり、相良は意次に与えられた。 相良への意次の旅に同行した御庭番宮地加門の見た“武士の一念”。 ◆ 著者について 氷月 葵 ひづき・あおい 東京都生まれ。出版社勤務などを経て、フリーライターとして独立。 秋月菜央の筆名で『虐待された子供たち』(二見書房)、『Relax in Blue』(経済界)等、 福知怜の筆名で『タイタニック号99の謎』(二見書房)など、歴史、心理、ドキュメント系などの著書を多く執筆する。 小説では第四回「北区内田康夫ミステリー文学賞」において「師団坂・六0」筆名・井水怜で大賞を受賞。 ◆ 好評既刊 婿殿は山同心 全 3 巻 公事宿 裏始末 全 5 巻 ( いずれも二見時代小説文庫 )

愛は闇のかなたに愛は闇のかなたに

2016年Amazonインターナショナルベストセラー! 愛を知らなければ、憎しみも知らなかったのに… 父の恩人の遺言で、政略結婚をするスパロウ。いつか夫を愛してしまい… マフィアのドンの息子で、無情なフィクサーとして知られるトロイ。 そんな彼は、亡き父との約束に従って、地味で平凡で10歳も年下の娘スパロウを妻に選ぶ。 スパロウにとっては、裏社会にさえ顔がきくと言われる男との結婚など晴天の霹靂だったが、父の恩人であるトロイの申し出を断ることなどできなかった。 夫とは口もきかない冷え切った新婚生活。だが徐々にトロイの温かい面を知り、わだかまりも解けていく。 いつか愛し合うようになり、スパロウは幸せを噛み締めるが、この結婚には裏があった…… 原題:Sparrow 【 これぞジェットコースター・ロマンス! 賞賛の声が続々! 】 ● アルファメールのヒーローにウズウズするほど興奮させられ、肌をゾクゾクさせられる作品。    ---------------- リヴ・モリス(ベストセラー作家) ● 見た目も中身もダークで危険な香りのする支配的なヒーローが好きなら、まさに本書はぴったりだ。    ---------------- goodreads(書評サイト) ● 愛だけではなく、正義でもない。思いやり、憎しみ、魅了、嫌悪、復讐、贖い、そして欲望が詰まった作品。    ---------------- KTブックレビュー(書評サイト) ◆ 著者について L・J・シェン L.J.Shen 北カリフォルニアに夫と息子、丸々と太った猫と住んでいる。そこに落ち着くまでは世界中を旅してまわり、友だちを作った。 余暇には家族や友人と時間を過ごしたり、読書したり、HBOやNetflixを見たり、インターネットでステファン・ジェームスを追いかけたりというなにげないことをして時間を過ごすのがお気に入り。 週に3冊から5冊の本を読む。この世から消えてほしいものは、クロックス・サンダルとマレットヘアだという(笑)。

陰富大名 剣客大名 柳生俊平13陰富大名 剣客大名 柳生俊平13

徳川御三家の水戸藩に、富籤にからむ黒い噂! 将軍から影目付に直命。 三十五万石の財政は火の車。藩主はやっと十歳の幼君。 富籤の感応寺の悪と組んだ勘定奉行らの一派に俊平は、水戸の「婆沙羅若殿」と共闘する! 谷中の感応寺は富籤の寺として名高い。 だが正規の富札は一枚一分、庶民には手が出ない。そこで一枚一文の陰富が人気となる。 御三家の水戸家は財政が火の車。先々代藩主の庶子・小谷鶴之介は、背に竜の踊る派手な紫の羽二重で街をのし歩く「婆沙羅若殿」。 ふとしたことで藩勘定方に「陰富」販売を提案。 将軍から直命された影目付・柳生俊平は、まず水戸の婆沙羅若殿に接近……。 ◆ 著者について 麻倉一矢 あさくら・かずや 1947年、兵庫県生まれ。東京大学文学部卒業、コピーライターを経て、『魔宮伝』(角川書店)で作家デビュー。 著書に、『かぶき平八郎荒事始』シリーズ、『上様は用心棒』シリーズ(二見書房)、『やさぐれ大納言』シリーズ(コスミック出版)、 『無外流立志伝』シリーズ(富士見書房)、『将軍の影法師 葵慎之助』(徳間書店)等の人気シリーズがある他、 『豊臣の黄金』、『家康の野望』、『鬼の吉宗』、『一本槍疾風録』(祥伝社)、『小西行長』(光文社)、『後藤又兵衛』(学陽書房)、 『剣王伝』(講談社)、『吉良上野介』(PHP)、『徳川三国志』(徳間書店)等著書多数。 ◆ 好評既刊 上様は用心棒 シリーズ 全 2 巻 かぶき平八郎荒事始 シリーズ 全 2 巻 ( いずれも二見時代小説文庫 ) 第一章 陰富商売 …… 7  第二章 水戸の若殿 …… 62   第三章 悪坊主 …… 119   第四章 幼君の裁き …… 167   第五章 黄昏の決闘 …… 219

誘惑夏合宿誘惑夏合宿

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二見書房

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2019年8月26日 発売

「大変! ここらで欲求を解消しておかないとね」 合宿の夜は、女性たちの喘ぎに彩られ……超人気作家による書下し官能エンターテインメント! 相手に自分の精子が入るとその心理を「スパイ精子」が伝えてくる──能力を持つ吾郎は、大学助手の百合子からある依頼を受ける。 彼女が顧問をしているミス研の部員が急速に減っており、その原因はひとりのレズの学生らしいのだが、張本人を突き止めてほしい、と。 吾郎は早速女子大生たちと関係を持ち、その度に「スパイ精子」を放つが……。書下し官能エンタメ! ◆ 著者について 睦月影郎(むつき・かげろう) 1956年神奈川県生まれ。 神奈川県立三崎高校卒業後、さまざまな職業を経て、23歳に官能作家としてデビュー。 奇抜なストーリーと独特のフェティッシュな官能描写で圧倒的な支持を得ている。 著書として、「21世紀最強の官能小説大賞」に輝いた『夜の研究棟』を含む『儀式 真夜中の肉宴』『蜜の閨 誘惑の一夜』の「館」三部作、 『はまぐり伝説』『クリおね伝説』『あわび伝説』の「伝説」三部作、 『絶倫王子』『僕の女体めぐり』『淫脳王』『永遠のエロ』『人妻淫スクール』『月影亭擦淫事件』(以上、二見文庫)他500冊を超える。 また、官能小説の書き方他についてまとめた『欲情の文法』(星海社新書)、昭和三〇〜四〇年代のテレビ黄金期を語った『テレビに夢中だった!』(双葉新書) もある。 第 1 章 淫ら探偵オナンの秘密 …… 7 第 2 章 初めての男性観察 …… 48 第 3 章 美熟女の欲望 …… 89 第 4 章 別の美少女  …… 130 第 5 章 女子大生三人 …… 171 第 6 章 電車の中で…… …… 212 「ああ……」  受け身に転じた吾郎は喘ぎ、美人妻の唾液にまみれたペニスをヒクヒクと震わせて快感をかみしめた。 「ンン……」  江美子も、先端が喉の奥に触れるほど深々と含んで熱く鼻を鳴らし、吸い付きながら執拗にクチュクチュと舌をからめてきた。  彼がズンズンと股間を突き上げると、江美子も合わせて顔を上下させ、濡れた口でスポスポと強烈な摩擦を繰り返してくれた。 「い、いきそう……」  吾郎が絶頂を迫らせて言うと、江美子は動きを止め、スポンと口を引き離してきた。やはり一つになって快感を分かち合いたいようだった。 「いいわ、入れて……」  彼女が横たわって仰向けになった。  ヌメリに合わせてゆっくり膣口に潜り込ませていくと、 「アアッ……!」

誘発誘発

この復讐は誰のために…… 空港で自爆テロをしようとした男が捕獲される。その裏には恐ろしい報復の連鎖が……。 大人気〈 FBIシリーズ 〉 第16弾! FBI特別捜査官のシャーロックは、ニューヨークの空港で手榴弾を投げようとしていた男を取り押さえるが、その直後、市内の教会で時限爆弾が見つかった。 ふたつのテロ未遂事件の関連を探ろうと、FBIは空港で捉えた男を調べるが、男は単なるジャーナリストで、テロリストから妻子の命と引き換えに犯行を強要されたと判明する。 その頃、シャーロックの夫サビッチはある殺人事件の捜査に取りかかっていたが、奇妙なことに犯人には犯行時の記憶がなかった。 凄惨な事件の背景には複雑に絡み合った事実が…。 原題:Nemesis ◆ 著者について キャサリン・コールター  Catherine Coulter 1978年に作家としてデビュー。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスを次々に発表し、人気作家となる。 『旅路』(二見文庫)から開始されたFBIシリーズは、新刊が出版されるたびにニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト上位にランキングされている。 現在は二匹の愛猫とともにカリフォルニアに在住。

なにかが起こる夜になにかが起こる夜に

「 ダーティートーカー・ヒーローの女王 」 テッサ・ベイリーによる傑作ロマンス ! 大金を持って逃げてきた訳ありな女性の向かいの部屋には、市警警部補が── 『 危険な愛に煽られて 』で 〈 勝手にロマンス大賞 〉 で堂々の二部門( 「 コンテンポラリー部門 」 「 エロティック部門 」 ) 制覇のテッサ・ベイリーによる新シリーズ第一弾 ! ナッシュヴィル生まれのジンジャーは、ある日あばずれの母親の大金の入ったバッグを盗み、妹を連れてシカゴにやってきた。 が、引っ越し当日、向かいの住人であるシカゴ市警警部補のデレクに怒鳴られ、最悪の出会いをする。 だがデレクのほうは、セクシーで勝気なジンジャーにひと目で惹かれ、一気に彼女に迫る。 彼を通じて母親から姉妹の捜索願が出されているのを知ったジンジャーは持ち逃げした金がトラブルを生んでいるのではないかと考え、ナッシュヴィルに向かうが── 原題:Protecting What's His ◆ 著者について テッサ・ベイリー Tessa Bailey カリフォルニア州出身。高校の卒業式の翌日、卒業アルバム、破れたジーンズ、ノートパソコンを荷物に詰めて、車でアメリカを横断、ニューヨークに移住。 マンハッタンのバーでウエイトレスとして働きながら、キングズボロー・コミュニティー・カレッジとペース大学を卒業。2013年に本作品でロマンス作家としてデビュー。 以降、精力的に作品を発表。現在は夫と娘とともにニューヨークに在住。 なお日本での最初の作品となった『危険な愛に煽られて』は、ロマンスファンに人気のウェブサイト〈勝手にロマンス〉による「第六回勝手にロマンス大賞」において、 「コンテンポラリー部門」及び「エロティック部門」の二部門で大賞を獲得した。 ◆ 好評既刊 『 危険な愛に煽られて 』 ( 二見文庫 ロマンス・コレクション )

評定所留役 秘録3 天領の夏蚕評定所留役 秘録3 天領の夏蚕

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二見書房

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2019年7月26日 発売

評定所に吹き荒れる嵐。 天領の代官への訴追に潜む狡猾な企みとは? 新任の留役組頭が評定所を牛耳らんと古参組頭に罠! 代官はなぜ年貢米よりも、養蚕を領民に勧めたのか? 上州の農民が真実を明かす。 任地の上州で代官の権限を私し、年貢米を差し置いて領民たちに増産させた絹織物の売り上げを献上させ、私腹を肥やした──。 折しも新任の留役組頭の“策謀”に揺れる評定所に送られてきた代官は、新任組頭と苦闘中の古参組頭の“恩人”だった。“罠”だ。 謹厳実直で名を馳せた“恩人”を救え・・・・・・。元留役の結城峰太郎と次男坊の小次郎、目付・遠山景晋の息子金四郎は上州へ。 ◆ 著者について 牧 秀彦 まき・ひでひこ 1969年東京都生まれ。 好評既刊に「辻番所シリーズ」(光文社文庫刊)、「江戸家老塩谷隼人」「日比野左内一手指南」「松平蒼二郎始末帳」シリーズ(徳間文庫刊)等がある。 完結した作品については、「時代小説作家 牧秀彦 公式Webサイト」 に著者自らによる解説を掲載。 ◆ 好評既刊 神道無念流 練兵館 不殺の剣 孤高の剣聖 林崎重信 全 2 巻 八丁堀 裏十手 全 8 巻  ( いずれも二見時代小説文庫 )

人妻と妹と人妻と妹と

著者

館淳一

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2019年7月26日 発売

これって……裸だ……! 森に迷いこんだ少年が覗き見た見た女体。 しかし、それでは終わらなかった── 巨匠によるディープな傑作官能! 悦也は、マニアックなクラブに出入りしていているうち、人妻の美和を借り受けることになった。 早速、別荘で自分の嗜好をぶつける彼だったが、それを覗いていた少年の告白から、別の日にここで快楽に耽っていたらしい悦也の妹・麻央の性癖を知ることに。 美和と麻央……二人を巻き込んだ背徳の物語が始まる──。巨匠のディープな官能文学! ◆ 著者について 館淳一(たて・じゅんいち) 1943年北海道生まれ。日大芸術学部放送学科卒。 芸能誌記者、別荘管理人、フリー編集者を経て1975年新感覚のSM作家としてデビュー、単行本はもちろん、中間小説誌、男性誌、新聞などで数多くの作品を発表している。 ストーリーの面白さに官能描写のとけ込んだ独特の世界は数多くのファンに支持されている。 『母の密戯』『夜の手ほどき』『囚われの部屋』『夜のオフィス』『誘惑貴婦人』『母娘におしおき』『庶務課 淫らミッション』『熟女を狩る 淫ら顧客サポート』 『僕のアイドル初調教』『清純派アイドル 夜の素顔』『女神のストッキング』『先生の淫笑』『美人社長の肉体調査』(以上、二見文庫)などの他、 『純白のガーターベルト』(双葉文庫)をはじめ著書多数。 第 1 章 霧の中の二人 ……7 第 2 章 マニアックなセッション ……40 第 3 章 弄虐四重奏 ……71 第 4 章 そそるプロポーション ……93 第 5 章 ひとりプレイ ……127 第 6 章 甘い蜜の味 ……146 第 7 章 秘密のスタジオ ……165 第 8 章 ステンレスの環 ……197 第 9 章 美人熟女と若い娘 ……240 第 10 章 棚の上のビデオデッキ ……275 第 11 章 地下室のペット ……300 「股を開け」  鞭をかまえる前に、悦也は言った。 「……!」  それがどういうことを意味するのか、鞭打たれる美しい娘は即座に理解した。  ギョッとした顔で、泣き濡れた目を大きく見開き、まじまじと悦也を見てから、脚が許す範囲で──すでに踵が浮くほど吊られているのだ──じりじりと股を開いていった。  黒い秘叢が濡れた海藻のように見えるその奥に突出した肉の一部が見えた。 「とどめだ」  自分もかなり汗をかいている悦也が、最後の一撃を与えたのは女の最大の弱点、それゆえ男の攻撃欲を一番そそる部分、恥裂だった。  ゴルフのスイングのように斜め下から上へすくい上げるようにスイングされた 乗馬鞭の先端は、たがわずクリトリスの部分をひっぱたいたに違いない。  バシ。 「うぐ……!」

忘れえぬ夜を抱いて忘れえぬ夜を抱いて

屈強なハイランダーと育ちのいいヒロインとのホットでミステリアスなストーリー 『美女と野獣』を好きならぜひ!  -------------ロマンティック・タイムズ誌 大人気リンゼイ・サンズ〈 新ハイランド・シリーズ 〉第6弾! ブキャナン兄弟の長男オーレイは、過去の戦で受けた傷痕の残る顔のせいで、婚約者に逃げられた過去を持っている。 ある日、海で女性が縛り付けられたマストを発見し、救出するが、女性は記憶を失っていた。 オーレイは黒髪の美しい女性をジェッタと呼ぶことにし、献身的に世話を焼くと、ジェッタは彼を本当の夫だと思い込みはじめる。 オーレイの傷痕を怖がるどころか、愛おしそうに撫でるジェッタ。 いつかオーレイはジェッタを愛するようになるが、彼女に似た黒髪の侍女が命を狙われ… 原題:The Highlander's Promise ◆ 著者について リンゼイ・サンズ Lynsay Sands カナダのオンタリオ州出身。1997年のデビュー以来、ヒストリカル、パラノーマルを中心に多数の作品を発表。 ユーモア溢れる語り口と綿密に練られたストーリーに定評があり、その作品はオランダ、ドイツ、ロシア、韓国ほか世界各国で翻訳され、多くの女性読者の支持を得ている。 本を読むのも書くのも大好きで、執筆しているときには、自分が創造主になった気分を味わっているという。 読者に日々のストレスを忘れさせ、笑ってもらえる小説を書くのが理想。 ◆ シリーズ好評既刊 ヒストリカル・ロマンス 新ハイランド シリーズ 『 約束のキスを花嫁に 』 『 愛のささやきで眠らせて 』 『 口づけは情事のあとで 』 『 恋は宵闇にまぎれて 』 『 二人の秘密は夜にとけて 』 ( いずれも二見書房 ロマンスコレクション )

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