小説むすび | 出版社 : 小学館

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ドラゴン・オプションドラゴン・オプション

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2016年8月5日 発売

めくるめくクライマックスまで一気読み確実 大英博物館東洋美術部の責任者(ゲートキーパー)である矢島剛は、オックスフォード大学の同級生ジミーから「龍」の像の鑑定を依頼される。像は清朝時代につくられた壮大な庭園「円明園」から失われた十二支像でのひとつではないかと見られていた。矢島は像のある貴族の邸宅に赴き、データを収集して帰るが、直後に像は屋敷から忽然と消え去る。 残されたデータを携え、矢島はかつての教え子で美術品を見抜く特別な才能を持つ段燕霞をパリに訪ねる。かねてから段に好意を寄せていた矢島だったが、二人の身に姿無き脅迫者の影が忍び寄る。一方、中国では政権内部の権力闘争に端を発する巨大な陰謀が進行していた。龍の像の真贋を確かめるべく香港に渡った矢島と段だったが……。 <クライマックスを迎えたあとも、気を抜いてはいけない。最後の最後にもうひとつ、意外な仕掛けが用意されている> 巻末解説はジャーナリスト&作家の松原耕二さん。 【編集担当からのおすすめ情報】 中原清一郎氏は、かつて「外岡秀俊」の名前で、東京大学法学部在学中に「北帰行」で文藝賞を受賞しました。その後、作家活動を封印して、朝日新聞社に入社、ニューヨーク特派員、ヨーロッパ総局長、東京本社編集局長、香港駐在編集委員を経て、2011年に退社しました。 在職中の1986年に「未だ王化に染はず」(いまだおうかにしたがはず)という作品を覆面作家として発表してはいますが、本格的作家活動に入ったのは退職後。2014年に「カノン」を発表、2015年に著者初めてのエンターテインメント小説である本作品「ドラゴン・オプション」を刊行しました。 本作品には、世界を舞台に活躍した著者の、ジャーナリスト時代の知識や経験が豊富に詰め込まれており、ロンドン、パリ、香港などの都市の生き生きとした描写、登場人物たちのリアリティ溢れる会話、絵画を媒介としたマネーロンダリングの詳細な仕組みなど読みどころ満載、他に追随を許さない国際エスピオナージ小説となっています。 手にとっていただければ、あとは一気呵成にめくるめくクライマックスへと導いてくれること必至です。

きみと歩く道きみと歩く道

『きみに読む物語』の著者、最高傑作! 今日も妻の眠る病室を訪れ、手を握って語り続ける夫トラヴィス。11年前に運命の出会いをし結ばれた二人に待ち受けていたのは、あまりにも残酷な運命だった。これ以上ないほど過酷な選択を迫られたトラヴィスは、「ここ」に戻ってこない妻のためにどこまでできるのだろうかーー。 『きみに読む物語』の著者であり、累計1億部といま世界で最も読まれている恋愛小説家ニコラス・スパークス。彼が「自身の最高傑作」と謳う、全米500万人が泣いた奇跡の恋愛小説がいよいよ文庫化します。2016年8月13日公開の映画『きみがくれた物語』の原作! 【編集担当からのおすすめ情報】 映画『きみがくれた物語』の監督は、ゴールデン・グローブ賞受賞作『ロスト・イン・トランスレーション』(ソフィア・コッポラ監督)のプロデューサー、ロス・カッツ。ノースカロライナ州の美しい海辺の町を舞台に、ベンジャミン・ウォーカー(『リンカーン/秘密の書』)とテリーサ・パーマー(『ウォーム・ボディーズ』)というチャーミングな俳優がキラキラと輝くカップルを演じます。 原作と合わせてぜひお楽しみください!

英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩

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2016年6月29日 発売

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5つのテーマでめぐるロンドン旅ガイド 『ハリー・ポッター』『くまのパディントン』『ピーター・パン』『風にのってきたメアリー・ポピンズ』『クリスマス・キャロル』『不思議の国のアリス』『ピーターラビット』──時代を越えて、世界中の人々から愛され続けるイギリスのファンタジー文学や児童文学作品。 本書では、その中から30作品を選び、ロンドンの街に点在する物語の舞台やゆかりの地を、「駅」「テムズ川」「公園」「英国王室」「観光地」という5つのテーマに沿って訪ね歩くとともに、ロンドン郊外へも足を伸ばします。子どものころから幾度となくページをめくってきた物語が、不思議と魔法の世界へ続く扉を開く鍵になる──そんな新しい旅へと皆さまをご案内します。二度目からのロンドンは、ぜひテーマのある旅を! 旅の予定がある方にはもちろんのこと、予定がない方にもページをめくるだけでも楽しんでいただけるオールカラーのビジュアルガイドブック。テーマ別の歩いてたどれる散策マップ付きです。 【編集担当からのおすすめ情報】 ロンドンは不思議と魔法に包まれた魅力あふれる街です。ロンドンの街はひととおり観光したことがあるいうリピーターの方にも、本書でご紹介したテーマで街を歩いていただくと、きっと新たな発見と驚きがあることでしょう。 第1章 物語とともに歩くロンドン ◆物語がはじまる憧れの駅へ 〜ハリー・ポッターと賢者の石/くまのパディントン ◆テムズ川沿いにひそむ物語へと続く扉 〜ハリー・ポッターと賢者の石/ピーター・パン/クリスマス・キャロル/オリバー・ツイスト/ドリトル先 生アフリカ行き/風にのってきたメアリー・ポピンズ ◆公園は子供たちと妖精の遊び場 〜ピーター・パン/シャーロック・ホームズの冒険/フラワー・フェアリーズ/くまのパディントン/風に のってきたメアリーポピンズ/ハリー・ポッターと賢者の石/ドリトル先生アフリカ行き/クマのプーさん /おばけ桃が行く/ダルメシアンー100と1ぴきの犬の物語 ◆現実と想像が交差する英国王室史 〜小公女/秘密の花園/幸福の王子/オリバー・ツイスト/小公女/アーサー王と円卓の騎士/時 の旅人/王子と乞食/ドリトル先生アフリカ行き ◆ロンドンのそこかしこで見つかる物語のかけら 〜ハリー・ポッターと賢者の石/シャーロック・ホームズの冒険/オリバー・ツイスト/不思議の国のア リス/フラワー・フェアリーズ/クマのプーさん/くまのパディントン/ピーターラビットのおはなし 第2章 物語とともにロンドンからの小旅行 ◆ハートフィールドに広がるクマのプーさんの森 ◆ピーターラビットの故郷・湖水地方 ◆古い屋敷で夢を見るコッツウォルズ ◆英国ファンタジーの聖地オクスフォード 【物語と散策をより楽しむためのコラム】 その1 イギリスはほんとうにおいしい その2 甘くおいしいお茶の時間 その3 花とともにあるイギリス人の暮らし その4 建物の時代で物語の背景を知る その5 気まぐれに降るロンドンの雨

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