小説むすび | 出版社 : 幻冬舎

出版社 : 幻冬舎

げんじんげんじん

著者

砂森俊

出版社

幻冬舎

発売日

2024年11月1日 発売

虚像と実像。「ありのままの自分」とは何か。 人間関係全般に仮面をかぶり、自分を偽ることでうまく生きてきた青年。 体で繋がっても、感情を殺した関係には、いつも綻びが生じていくーー。 リアルな日常描写から、人間の本質を見出す問題作。 高校生の悠は、人に合わせ、器用に生きてきた。友人とは距離があるが、代わりに彼女・宮がいた。穏やかに2年付き合ってきたが、高校3年になり進路が分かれることに。別れを切り出した悠を、「裏切り者。ずっと離れないって言ったのに。私の数年返せよ‼」と宮は泣きながら罵り激高した。そんな宮をみても、悠が感じたのは本心を明け透けに他人に伝えることへの違和感だけだった。 宮と別れ東京に出た悠は、灯里と出会い同棲を始める。同じ家に帰り、セックスをして、初めてすべてを曝け出せる相手だと感じ始めていた。が、”ちゃんと灯里にあわせてきたはず”なのに関係は続かない。 ある日、悠は見知らぬ老女と出会う。老女との交流、その後に訪れる衝撃の真実と偶然により、それまでかぶってきた「仮面」が壊され、本当の自分「げんじん」を見出していくーー。 ・偽者  ・宮  ・灯里  ・ちあき

選択選択

出版社

幻冬舎

発売日

2024年10月10日 発売

THE RAMPAGE 岩谷翔吾 初の書き下ろし小説『選択』 発売決定! 〜 あらすじ 〜 「もう、うんざりだ。殺す。絶対殺してやる」。 その夜、包丁を忍ばせ、家を飛び出し、亮は走っていた。 母に酷い仕打ちをした、父親を探しあて殺害しに行くために。 息も絶え絶えに走っていた。 そしてこれまでの世の中の不条理を憎んだ。 しかしその途中、亮は歩道橋から身投げしようとしていた中学生を助ける。 それは幼馴染みの恭平だった。 やがて、どんよりした巨大な社会に飲み込まれていく二人の少年。 十数年後、行き場を失った亮は、ずるずると特殊詐欺実行犯グループに身を置くことになるーー。 この国を覆う息も出来なくなるほどの暗い圧迫を描ききった、新たな物語。 日々を懸命に生き抜いてきた二人が直面した非情の現実、そしてその先に見えたものとは。 【岩谷翔吾 コメント】 『選択』は 4 年前から書き続けていました。今作は自分の魂そのものです。だからこそ、満足できる形になるまで書き続けていたら、決して短くはない 4 年という月日が流れました。冒頭の文章を一行読めば、僕の作家としての覚悟を理解していただけると思います。 人生は【選択】の連続です。何があっても生きていればその先に未来があり、希望があります。孤独を感じる夜を優しく照らす月のような作品になれば幸いです。多くの方の心に届く作品になりますように。 【GL-16〜THE RAMPAGE BOOKS〜】

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