小説むすび | 出版社 : 徳間書店

出版社 : 徳間書店

佐渡絢爛佐渡絢爛

著者

赤神諒

出版社

徳間書店

発売日

2024年3月27日 発売

時は元禄。金銀産出の激減に苦しむ佐渡で、立て続けに怪事件が起こった。 御金蔵(おかねぐら)から消えた千両箱、三六名が命を落とした落盤事故、 能舞台で磔(はりつけ)にされた斬死体、割戸から吊り下げられた遺体…。 いずれの事件現場にも血まみれの能面「大癋見(おおべしみ)」が残されていた。 振矩師(ふりがねし)の静野与右衛門は、奉行から広間役(ひろまやく)の間瀬吉大夫の助手として、 事件の真相解明を命ぜられる。 吉大夫に反発しながら、調べを進めるうち、その才覚と人物、謎めいた過去に強く惹かれてゆくがーー。 佐渡金銀山に隠された恐るべき秘密とは?!  能面の謎を解いたとき、天下を揺るがす驚愕の真相が明らかになる! 新潟日報連載時でも好評だった。連載終了した後、12月15日の紙面に読者から、「日々連載小説から元気をもらっていたという投稿が掲載された。現地の酒造元・尾畑酒造から、本作に出てくる日本酒と同じ名前の「旅烏」という純米無濾過原酒「旅烏」が発売されるなど、佐渡でも、小説とのコラボで、盛り上がっている。 2023年3月28日より、11月22日まで新潟日報に連載。毎日の挿絵は地元の美術系学校の生徒が担い、日々、興味深いイラストが掲載。連載時、現地の酒造元・尾畑酒造から、本作に出てくる日本酒と同じ名前の「旅烏」という純米無濾過原酒「旅烏」が発売されるなど、新潟、佐渡でも盛り上がっている。 新潟で、以下のイベントが確定している。 *赤神諒氏 刊行記念トークイベント&サイン会開催日時:4月7日(日)13:30〜(開場13:00)会場:新潟日報メディアシップ20F そらの広場*新聞連載の挿絵も展示。<さし絵展示>(180点ほど)期間:4月7日(日)〜4月21(日)会場:新潟日報メディアシップ20F  そらのギャラリー

小田くん家は南部せんべい店小田くん家は南部せんべい店

出版社

徳間書店

発売日

2024年2月29日 発売

絶賛の声続々! 幸せとはこういう日常が続いていく事なのかもしれない。 (有隣堂町田モディ店 原田明美さん) 伝統の南部せんべい店を営む一家の心優しい人間ドラマに、 全身がぽかぽかと温かくなりました。 (紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん) 家族のこと、友達のこと、生死や、家業のこと。 それらを見つめ、考え、少しずつ自分なりに気付き成長していく弘毅の姿に、 大人の私も新鮮な気持ちを取り戻していくようでした。 (東京旭屋書店 新越谷店 猪股宏美さん) 激動の日本を優しく癒してくれる格好の特効薬になるのかも。 (テレビ東京 深谷守さん) 「さあ、焼くぞ。大切な人のために、そして自分のために」 青森県の片田舎にある「小田せんべい店」。 小学四年生の弘毅は嫌だった。課外授業でクラスのみんなが家に来ることになったのだ。 南部せんべいなんか、バカにされるに決まってる。 しかし当日、不登校の同級生・潤が来たことで弘毅は南部せんべいを焼くことになり……。 六十九年間せんべい一筋の祖父・よっしーを始め、家族みんなに見守られて弘毅は少しずつ大人になっていく。 ひと口かじると涙がほろり あなたの心を優しく癒すぽかぽか家族小説 【著者コメント】 青森県の片田舎で南部せんべい店を営む六人家族の物語です。 南部せんべいは、青森県南から岩手県にかけて昔から食べ続けられてきました。 今ではピーナツやゴマを混ぜ込んだり、クッキーっぽく焼いたりしていますが、 基本は、塩と小麦粉と重曹のみの素朴で真っ白な塩味のせんべいです。 飽きがきません。鉄型にはさんでサクサクに焼き上げます。 特徴的なのが耳。型からはみ出た部分を耳と呼び、地元では人気があります。 南部せんべいのように飽きがこずに、いつまでも続いていきそうな小田せんべい店の泣いたり笑ったりの日常。 一つの家族の在り方と、伝統食の行く末、友情、少年の健やかな成長を見守っていただけましたら幸いです。 【目次】 一章 せんべい焼き窯の熱 二章 甘く香ばしいチョコクランチの冬 三章 飴と耳と、手紙 四章 薄胡麻と白 五章 せんべい型

砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌

出版社

徳間書店

発売日

2023年10月28日 発売

切なさと救い溢れる3つのラスト。 読者を半泣きさせる書下ろし警察小説。 心揺さぶる哀切のミステリーロマン誕生! マンションの一室で三十八歳の女性が死亡。 大量の睡眠薬をアルコールとともに服用したことで昏睡状態となり死に至ったようだ。 テーブルには「疲れました。ごめんなさい」と印字された遺書らしきプリントも。 自死と思われたが、所轄は警視庁捜査一課の大河内茂雄部長刑事に現場への臨場を依頼した。 不自然なことが多かったのだ。 部屋のパソコンからはここ数カ月のメールが消去されていたし、死の前日にスーパーの宅配サービスに注文を入れていることもわかった。 マンション住人からの聞き込みから、複数の男の出入りが確認され、事件当夜には男女の言い争う声も聞かれていた。 大河内刑事は、被害者が中学生のときに父親が殺人を犯していたことをつきとめる。 また被害者は二年前にも大量の睡眠薬を服用し病院に搬送されたこともわかった。 捜査を進めるうちに、被害者のまわりでうごめく黒い影に存在に気づく…… 事件の謎に挑む警視庁捜査一課強行犯係のベテラン刑事の活躍を描く3篇。 切なさと救い溢れる3つのラスト。 読者を半泣きさせる書下ろし警察小説。 心揺さぶる哀切のミステリーロマン誕生! 砂時計 日和見係長の休日 夢去りし街角

ロールキャベツロールキャベツ

出版社

徳間書店

発売日

2023年5月17日 発売

人生の脚本は、 自分で書き換えられる! 夢も趣味もない大学2年生の夏川誠をかえたのは、 ただ椅子に座るだけの遊び「チェアリング」の 仲間たちだった。 『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』の著者が贈る 青春起業小説! チェアリングとは? 椅子を持ち歩いて、好きな場所でくつろぐこと。 さぁ、椅子を持って出かけよう! \\チェアリングのメンバー// ◆夏川誠 趣味なし夢なし、やりたいことも特になし。 就活しない大学二年生には思わぬ才能が! ◆王丸玲奈 ミュージシャンになってステージで 飛び跳ねたい! だけどできない事情が……。 ◆上村風香  夢は農家レストランの経営。 場所は絶対あの場所と決めている。 ◆長沢智也 大学生にして投資家。 ミリオネアを目指すようになった理由とは。 ◆奈良京太郎 喫茶店のオーナーを目指して修業中。 実家の病院はどうしても継ぎたくないーー。 生まれ変わるなら、生きてるうちに。 プロローグ 第一章 青の世界 第二章 若草色のテーブルクロス 第三章 葡萄色の朝 第四章 鉛色の波 第五章 パイナップル色の夕空 第六章 ピンク色のTシャツ 第七章 金色の文字 第八章 ブルートパーズ色の海 エピローグ あとがき

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