小説むすび | 出版社 : 文藝春秋

出版社 : 文藝春秋

鬼平犯科帳 決定版(十六)鬼平犯科帳 決定版(十六)

出版社

文藝春秋

発売日

2017年8月4日 発売

池波正太郎生誕100年企画として、歌舞伎界の大看板・松本幸四郎を「鬼平」こと長谷川平蔵役に迎え、 映像化、ドラマ化。 「鬼、新時代。」が始まります! 21世紀の国民的時代小説ともいえる「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻の【決定版】は、 カバーデザインも見どころで、全巻揃うと圧巻の広重の世界となります。 「忠吾。今朝は、ばかに愛想がよいのだな」 「いえ、あの……うれしいので……」 「さほどに、お前に新妻はよい女か?」 「いえ、その……」 「毎夜、可愛がっておるか、どうじゃ?」 「は……可愛がっております」 「どのように可愛がる?」 「あの、先ず、口を吸ってやりまして……」 第16巻では、新婚の同心・木村忠吾への平蔵の可愛がりも舌好調。 一方、独り身の火盗改メ同心・小柳安五郎は、平蔵の指示で、上野の出合茶屋で女賊と乱行する同僚の同心・黒沢の監視を続けていた。 盗賊のみならず、部下たちのそれぞれの思惑に、平蔵は如何なる決断を下すのか。 「影法師」「網虫のお吉」「白根の万左衛門」「火つけ船頭」「見張りの糸」「霜夜」の全6篇を収録。

ドローン探偵と世界の終わりの館ドローン探偵と世界の終わりの館

著者

早坂吝

出版社

文藝春秋

発売日

2017年7月12日 発売

◎上木らいちシリーズ著者が贈る、身長130cmの新名探偵、誕生! 颯爽と空から現れ犯人を捕獲する……そんな神出鬼没な存在として知られるドローン探偵こと飛鷹六騎(ひだか・ろっき)は、日々、犯人確保に余念がない。ところがある日、捜査中に両足を骨折。折しも大学探検部の面々と「廃墟探検」を計画中で、悩んだ六騎はドローンを使った妙案、廃墟付近に停めた車でドローンを操り、カメラ越しに探検するという方法を思いつく。 そうして向かった廃墟、その実態は「ヴァルハラ」と呼ばれる洋館で、北欧神話の終末論に取り憑かれた男が建てた〈迷宮〉だった。神話にもとづいた仕掛けが至るところに施されたその場所を意気揚々と探検する部員たち。しかし、いつしかそこには不穏な気配が漂い、部員が一人、また一人と襲われ始めーー。 いったい犯人は誰なのか、なぜ皆を襲うのか? 六騎に打てる手はあるのか? 本格ミステリーの申し子にして、定石破りの天才が贈る、これぞ究極のエンターテインメント!! 本書には、ドローンという最先端の科学技術を使ったトリックが仕掛けられている。今回諸君らに取り組んでいただくのは、そのトリックが何かを当てるということである。騙されたくなければ、あなたも飛ぶしかない。 --早坂吝

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