小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

襲名犯襲名犯

出版社

講談社

発売日

2015年8月12日 発売

関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。ルイス・キャロルの詩に関連して、ネットの住人から「ブージャム」と英雄視された犯人は、6人を殺害した後、死刑が執行された。事件から14年後。突如として同じ手口の犯行が始まった。小指を切り取られた女性の惨殺体。「ブージャム」を名乗る血塗られた落書き。かつての被害者、南條信の双子の弟、南條仁のもとへ「襲名犯」からのメッセージが届けられる…。 関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。ルイス・キャロルの詩を下敷きにしたかのような犯行から「ブージャム」と呼ばれた犯人は、6人を殺害した後、逮捕される。容姿端麗、取り調べにも多くを語らず、彼を英雄視する熱狂的な信奉者も生まれるが、ついに死刑が執行された。そしていま、第二の事件が始まる。小指を切り取られた女性の惨殺体。「ブージャム」を名乗る血塗られた落書き。14年前の最後の被害者、南條信の双子の弟、南條仁のもとへ「襲名犯」からのメッセージが届けられる……。 序 第一章 予兆 第二章 既視感 第三章 悪意 第四章 結末 エピローグ

言霊たちの反乱言霊たちの反乱

出版社

講談社

発売日

2015年8月12日 発売

『最後のトリック』を上回る問題作!  犯人は、あなたの「言霊」?  平和な休日、婚約者が突然怒り狂う。路上では外国人に殴られ、ファミレスでは麻薬取引現場に遭遇。ついには凶悪テロの首謀者として手配される。原因は全て言葉の聞き間違いと勘違いだった。いにしえの人々が崇敬し畏怖した言葉に宿る「霊力」が現代人を陥れようとしているのか? 驚愕の言葉トリック・ミステリに震えよ!〔『言霊たちの夜』を改題。〕 『最後のトリック』を上回る超問題作!  犯人は、あなたの「言霊」? ー日本推理作家協会賞受賞第一作ー 平和な休日、婚約者が突然怒り狂う。路上では外国人に殴られ、ファミレスでは麻薬取引現場に遭遇。ついには凶悪テロの首謀者として手配される羽目に。原因は全て言葉の聞き間違いと勘違いだった。いにしえの人々が崇敬し畏怖した言葉に宿る「霊力」が現代人を陥れようとしているのか? 驚愕の言葉トリック・ミステリに震えよ! 相手に伝わっている、とばかり思っていたのに、実は伝わっていなかった、理解されていなかった、と残念に感じる経験は珍しいものではない。(中略) 自分の心の中を完全に相手に伝えることは不可能で、それが言葉の限界なのだ。 作者はその限界を本書で衝いている。 (文芸評論家・中辻理夫ー解説より) 〔『言霊たちの夜』を改題しました。〕 漢は黙って勘違い ビバ日本語! 鬼八先生のワープロ 情緒過多涙腺刺激性言語免疫不全症候群

新装版 検察捜査新装版 検察捜査

出版社

講談社

発売日

2015年8月12日 発売

横浜地検の検察官、岩崎紀美子の最初の事件。日弁連の大物弁護士西垣文雄が横浜の自宅で惨殺された。西垣が恨みを買いそうな案件を調べる岩崎は、背後の闇の深さに直面する。検察庁と日弁連の確執、組織の軋轢……そして東京地検が日弁連に強制捜査に入る事態に発展。孤軍奮戦の若い岩崎にも、脅迫者の影が迫る。日本にもスケールの大きい本格リーガル小説が誕生したと絶賛された乱歩賞受賞作、読みやすい新装版化! 大物弁護士西垣文雄が横浜の自宅で惨殺された。首や手足はねじ曲げられ、顔は激痛にゆがんでいた。検察官不足の背景もあり、事件の担当検事となった横浜地検の検察官岩崎紀美子は、恨みを買いそうな西垣の手がけた案件を調べていくうちに、資金繰りで追い込まれた産廃処理業者の社長自殺の事件にいきあたる。だが、事件の闇は深かった。検察庁と日弁連の確執とそれぞれの組織の主導権争い、その影が西垣事件の背後に見え隠れする。そして東京地検が日弁連に強制捜査に踏み込むという騒然とする事態に進展。上司の理解も得られず孤軍奮戦の岩崎には、脅迫者が迫る……。現役弁護士が、法曹界の闇に踏み込み、将来を予見したと評判を呼んだ江戸川乱歩賞受賞の本格リーガル・サスペンス、新装版で登場! プロローグ 危 機 第一章 事 件 第二章 動 機 第三章 権 力 第四章 覇 権 第五章 対 決 エピローグ 証 言

RPGスクールRPGスクール

著者

早坂吝

出版社

講談社

発売日

2015年8月6日 発売

高校1年生の剣先は剣道で全国ベスト4になった実力者だが、幼馴染を通り魔から守れなかったため剣を捨てた。ある日、超能力体験学習のため来校した超能力者イマワの死体が足跡のない運動場で見つかる。すると学校が外部と遮断され、スピーカーから「脱出するには私を倒せ」という「魔王」の声が聞こえ、モンスターたちが出現。剣先は超能力少女ミラを守るため、モンスターと戦い、魔王を探すのだが。驚愕の「新感覚」本格ミステリ 「私は君たちにゲームを挑む」 すべてのゲーマー&推理小説愛好家へ。 『○○○○○○○○殺人事件』の奇才による青春バトルミステリ! 高校1年生の剣先は剣道で全国ベスト4になった実力者だが、 幼馴染を通り魔から守れなかったため剣を捨てた。 ある日、超能力体験学習のため来校した 超能力者イマワの死体が足跡のない運動場で見つかる。 すると学校が外部と遮断され、スピーカーから「脱出するには私を倒せ」 という「魔王」の声が聞こえ、モンスターたちが出現。 剣先は超能力少女ミラを守るため、モンスターと戦い、魔王を探すのだが……。 魔王の正体とは? そしてイマワを殺害したのは?  驚愕の「新感覚」本格ミステリ! プロローグ 繰り返される戦い 第一章 飛ばせない長いオープニング 第二章 誰かが死んで少年少女が旅立つ 第三章 探し物が見つからない 第四章 思わせぶりな人物が続々と登場する 第五章 渡り廊下の死闘 第六章 賢者を訪ねて教えを乞う 第七章 強く想うことが 第八章 魔王の姿はキミ自身の目で確かめろ! 第九章 そして解説へ… エピローグ その後の世界

道徳の時間道徳の時間

著者

呉勝浩

出版社

講談社

発売日

2015年8月5日 発売

【第61回江戸川乱歩賞受賞作】問題。悪い人は誰でしょう?--ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。現場には『生物の時間を始めます』『体育の時間を始めます』といったメッセージが置かれていた。そして、地元の名家出身の陶芸家が死亡する。そこにも、『道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?』という落書きが。イタズラ事件と陶芸家の殺人が同一犯という疑いが深まる。同じ頃、休業していた伏見のもとに仕事の依頼がある。かつて鳴川市で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラを任せたいという。十三年前、小学校の講堂で行われた教育界の重鎮・正木の講演の最中、教え子だった青年が客席から立ち上がり、小学生を含む300人の前で正木を刺殺。動機も背景も完全に黙秘したまま裁判で無期懲役となった。青年は判決に至る過程で一言、『これは道徳の問題なのです』とだけ語っていた。証言者の撮影を続けるうちに、過去と現在の事件との奇妙なリンクに絡め取られていくが、「ジャーナリズム」と「モラル」の狭間で、伏見はそれぞれの事件の真相に迫っていく。

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