小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

カロリーが足りません 終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編in池袋カロリーが足りません 終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編in池袋

出版社

講談社

発売日

2020年8月7日 発売

元社畜の「僕」は空きっ腹を抱え、携帯端末に搭載されたAI「クオヴァディス」を頼りに、廃墟と化した池袋界隈をさまよっている。 ーー始まりは、割のいい治験バイトだった。まさか投薬されて眠っている間に25年の月日が経っているとは。そして、その間に何が起こったのは分からないけれど、東京から人類がごっそり消えているなんて……。街はモンスター化した野良犬や、銃撃してくる狂ったドローンで溢れ、ろくに散歩もできない即死地帯。クオヴァディスは僕が生き延びるために、カロリーを代償に強くなれるアプリ『生存戦略(サバイバル・ストラテジ)』を起動した。しかしこのアプリ、スキル生成にもLvアップにも大量のカロリー=食べ物を必要とし、余剰カロリーが底をつくと死に至るというあんまりなシステムでーー!? おしゃべりなAIとふたりぼっちで巡る、誰もいない文明崩壊後の東京。クリーチャーと戦い、なぜかコンビニに就職したり、地下街(ダンジョン)を探索したり……合間に食レポしてみたり。 求めるのはカロリー。とにかく、カロリーが不足しています!

法廷遊戯法廷遊戯

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講談社

発売日

2020年7月15日 発売

第62回メフィスト賞受賞! 森博嗣に憧れた天才司法修習生が描く、感動と衝撃の傑作ミステリー 読書メーター読みたい本ランキング1位(単行本部門 日間・週間2020/3/25調べ) 2020年ミステリランキングに軒並みランクイン! 「ミステリが読みたい!」2021年版(早川書房)国内篇3位&新人賞受賞 「このミステリーがすごい!」2021年版(宝島社)国内編3位 「週刊文春」ミステリーベスト10 文春図書館2020国内部門4位 「2021本格ミステリ・ベスト10」(原書房)国内ランキング9位 <あらすじ> 法曹の道を目指してロースクールに通う、久我清義と織本美鈴。二人の過去を告発する差出人不明の手紙をきっかけに不可解な事件が続く。清義が相談を持ち掛けたのは、異端の天才ロースクール生・結城馨。真相を追う三人だったが、それぞれの道は思わぬ方向に分岐してーー? <絶賛の嵐!> たんにリーガル・スリラーだけの面白さだけではなく、青春の苦みも剔出していて印象に残る仕上がりだ。大胆な挑戦にみちた作品であり、将来が実に頼もしい新人でもある。--池上冬樹(文芸評論家) 裁判をめぐる議論がそのまま人間ドラマになだれこみ、制裁と救済が法と情で二重に語られる。注目すべき新人作家だ。--円堂都司昭(文芸・音楽評論家) 今年大注目の本格ミステリであり、必読のリーガル・サスペンスでありーーそして自信を持って推薦する青春ミステリの佳作である。--大矢博子(書評家) まさに本格ミステリの美が凝縮されており、圧巻の一言に尽きる。--末國善己(文芸評論家) 正面切って法の問題を扱いながら難解な箇所がなく、全篇を楽しめる。作者はエンターテインメントの作法をしっかり理解しているからだろう。--杉江松恋(書評家) 法律に関する知識や真摯な考察と、外連味たっぷりな劇的エンタテインメント性とを両立させているのだから、これは無敵と言っていいだろう。--千街晶之(ミステリ評論家) リーガルミステリーの歴史に、新たな傑作が加わった。--吉田大助(ライター) <著者より> 法律は、世界の見え方を変えてくれました。自堕落な生活を送っていた大学生の僕にとって、法律学との出会いはそれくらい衝撃的なものでした。堅苦しくないし、退屈じゃない。むしろ、その面白さや奥深さに魅了されて、気付いたときには法律家の道を志していました。「法廷遊戯」は、僕が知っている限りの法律の魅力を詰め込んだ小説です。読み終えたとき、法律や裁判の印象が変わっていたら、黒と白の間にある灰色について考えていただけたら、著者としては幸甚の至りです。よろしくお願いいたします!

東京非常事態 MMORPG化した世界で、なんで俺だけカードゲームですか?東京非常事態 MMORPG化した世界で、なんで俺だけカードゲームですか?

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講談社

発売日

2020年7月8日 発売

ゲームが趣味の高校生の俺ーー逆蒔京也は、東京で行われたトレーディングカードゲーム《クロノ・ホルダー》世界大会の予選で優勝した。国内チャンピオンの栄誉を携え、東京駅から地元に帰ろうとした、その時。乗るはずだった新幹線が突如爆発炎上。その上空には咆哮とともに火炎を吐く赤い竜。地上には人間を襲うゴブリンや魔狼が発生し、街は阿鼻叫喚のるつぼと化した。世界はそれまでの秩序を失い、MMORPG《オレクエスト・オンライン2》に塗り替えられてしまったのだ。 「……負けてたまるか。生きて、必ず運命を引き寄せてやる」  ボロボロの世界を前に決意した俺は、いつの間にか腕に装着されていた《クロノグラフ》を使い、迫りくるモンスターたちに立ち向かう。クソステすぎて苦戦する俺の前に現れたのは、数時間前にカードゲームの決勝戦で対戦した美少女・黒乃だったーー。  突如終わりを告げた世界で俺が得た《時の蒐集者(クロノ・ホルダー)》の力は、どうやら周りとはまったく違う仕様っぽい!? たった一人、別ゲーのシステムで戦う俺に明日はあるのかーーあるに決まってる!  ハードモードな終末世界のバトルアクション×ボーイミーツガール!

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