小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

憑き御寮 よろず建物因縁帳憑き御寮 よろず建物因縁帳

著者

内藤了

出版社

講談社

発売日

2018年1月24日 発売

職人の死に顔は、笑っていたそうだ。広告代理店勤務の高沢春菜が博物館展示の視察に訪れた、かつての豪商・藤沢本家。屋敷ではふたりの職人が、帯締めや振り袖を首に巻き付け不審死を遂げていた。春菜は因縁物件専門の曳き屋・仙龍に相談する。そこには彼の父すら祓えなかった呪いがあった! 仙龍は自らの命を賭して、『死の花嫁』にとんでもない奇策を仕掛けるがーー!? 因縁物件専門の払い師・仙龍 VS. 永遠に祓えない『死の花嫁』 恋敵は怨霊!? 恐怖と恋の怪異譚。 職人の死に顔は、笑っていたそうだ。広告代理店勤務の高沢春菜が博物館展示の視察に訪れた、かつての豪商・藤沢本家。屋敷ではふたりの職人が、帯締めや振り袖を首に巻き付け不審死を遂げていた。春菜は因縁物件専門の曳き屋・仙龍に相談する。そこには彼の父すら祓えなかった呪いがあった! 仙龍は自らの命を賭して、『死の花嫁』にとんでもない奇策を仕掛けるがーー!? プロローグ 其の一 藤沢本家博物館改修工事 其の二 仙龍の恋人 其の三 忍び門ノ怪 其の四 憑き物筋と狐憑き 其の五 ふたり小町 其の六 浄霊に能わず 其の七 見立て祝言 エピローグ

夜更けの川に落葉は流れて夜更けの川に落葉は流れて

出版社

講談社

発売日

2018年1月14日 発売

稀代の無頼、西村賢太の原点を炙り出す、新たな代表作。憬れだった築地市場での仕事をたった一日で失うことになった若き日の北町貫多を描く「寿司乞食」。すべてに無気力で受動的だった貫多を、やや向日的な世界へ引き戻したのは梁木野佳穂という女性だったーー「夜更けの川に落葉は流れて」。後ろ髪を引かれる思いでいた“あの店”。貫多と店主の20数年にも及ぶ蟠りがある深夜に最高潮を迎える「青痰麺」。表題作含む三篇収録。 稀代の無頼、西村賢太の原点を炙り出す、新たな代表作。 15歳で家を出て自給自足の生活を始めた北町貫多。憬れだった築地市場での仕事を得るも、たった一日でそれを失うことになった顛末を描く「寿司乞食」。 齢23、24。すべてに無気力で受動的だった貫多を、やや向日的な世界へ引き戻したのは、梁木野佳穂という女性だったーー表題作「夜更けの川に落葉は流れて」。 長いこと後ろ髪を引かれる思いでいた“あの店”。貫多と店主の20数年にも及ぶ蟠りは、ある深夜不穏な最高潮を迎えるーー「青痰麺」。 これまで仔細には書かれなかった20代前半の北町貫多を、哀切でいて軽妙、諧謔味と暴力性を併せ持った筆致で鮮やかに描いた、著者の原点を炙り出す傑作作品集。 寿司乞食 夜更けの川に落葉は流れて 青痰麺

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