出版社 : 集英社
高校2年の有加。趣味は写真。そのウデを親友の鈴子に買われて新聞部の臨時カメラマンに。口ではイヤがっても内心はウキウキ。だって陸上部のエース、慎治に堂々と接近できるんだもの!それに姉の志穂が、陸上部で彼の2年先輩だったから、共通の話題もあるし…、と心ときめかせていたら、優という一年坊主から、いきなり愛の告白。少女たちが織りなす、甘やかな恋の輪舞曲。
おれがゆり子と知り合ったのは、ひょんなことからだった。高校入学後まもなく、通学のバスの中で、金が足りなくて困っていたおれに、彼女が「返さなくていいわ」と言って、バス賃分をくれたのだ。おれはいつもは自転車通学なので、彼女に会いたいと思いながらも、その後は二度会っただけだった。だが、夏休みも残り少なくなったある日、彼女にむしょうに会いたくなり、自転車を走らせた。
私ー小川桃子は童話作家になるのが夢。大の仲よし、成美や奨二、喜芳たちと、17回目の夏をむかえようとしている。でも、長袖のブラウスは着たまま。1年前の交通事故の傷あとが左腕にあるからなの。その原因となったのは、姉の萌ちゃんの彼の拓哉くん。実は萌ちゃんにも言えない秘密が、私と拓哉くんの間にはあったの…。17歳の夏に、永遠を夢見た少女の、物語。
ボクは、小川モネ。かわいくも、きれいでもないけど、れっきとした女子高生。両親が離婚して、祖父母の所にやっかいになってる。ボクのいちばん好きなひとは、順三郎。彼もボクのこと、やさしく見つめ返してくれる。そして、親友の貴子が好きなのは、順三郎のイトコの綸堂。彼もお家の事情がかなり複雑なんだ。白い層雲の下のボクらのサマータイムロマンス。結果は、涙の夕立、のち快晴。
ひっこみ思案の過去を忘れ、今度こそ明るい学園生活を送るのよ!一大決心(?)とともに高校へ通いはじめた結花。クラスメートの島海緒や彩女とは気が合うし、勢いで入った軽音部も性にあっているみたい。ユーウツの種といえば、昔のいじめっ子・金太と再会したことぐらいだけど、でも不思議。金太とケンカするのさえ、楽しくなってきた気がするの…。学園恋愛ジャンクション、第1弾。
すべてのチェックポイントをクリアすれば憧れのタレントとデートができる『魔界オリエンテーリング』。その先では数々の殺人事件が待ちうけていた。事件の陰に見え隠れする犯人の姿。それを追う星子たち、そして十文字右京。すでにマサルは凶悪な犯人らによって眼をやられてしまった。オリエンテーリングのゴールも間近。そして犯人もすぐそこに迫っている!おまちかねの後編!登場だ。
一色舞、14歳。名家のお嬢様である。通っている学校も名門の白鳳学園、当然また由美やおケイとは出会っていない。舞には、怒った時にだけ怪力が発揮できる超能力をもっている。そんな舞に、お見合いの話がもちあがった。すっかりその気になっている両親の顔をたて、舞はOKした。相手は名家中の名家北白河家の次男・慧、お見合い中に、生徒の誘拐を目撃した舞は、犯人を追いかけた。
ヘンな噂が広まっている。出るってゆーのよ、あたしの学校の化学実験室に。ゆ…幽霊が!?その真偽を確かめるべく、あたしたちはいつものメンバーで肝だめし大会。そしたら…死んでるうっ!えっ、幽霊だから死んでるのは当たり前だって?ち、ちがうのよ、ホントに殺されちゃった死体が出ちゃったの!おなじみ北野&明石刑事を加えて、犯人と幽霊、両方の足どり大捜査のはじまりよ〜っ。
女の子であることを隠しながらも、ロックグループ“トレジャータイムス”のリードボーカルとして、人気急上昇のレイラ。そんな彼女の前に、ひとりの少女が現れる。レイラを男の子だと信じ、彼女になりたいというその少女は、以前にレイラをふった男、今泉雪則とつきあっているはずの菜々絵だった。かつての恋敵の出現におどろき、雪則との苦い別れを思い出して動様するレイラだが…。
あたし、菜々子。城南中の1年生で、いま妖精に夢中なの。そんなあたしに、友だちの千佳やユキはひややかな態度。イジワルなクラスメートの麻由にも、バカにされちゃったし。でも、あたし平気なの。だって担任の羽渕先生も、妖精が好きだったんだって!あたし、先生に教えてもらった妖精ティタニアをよぶおまじないを、ためしてみた。すると、ある夜、キラキラ輝く不思議な夢をみたの…。
エリート然とした端整な悠二、やや不良っぽくニヒルなかおるー博習館高等部総務部整副委員長のふたりは、女子の間で人気を二分している。この両美形には、大人びた物腰の杏子とボーイッシュな幸子がいつも補佐している。今、彼らの関心事は文化祭のイベント。自主性を重んじる校風とはいえ、学校の承認をとるまでには容易ではない。このイベントが、やがて学園の伝説になろうとは…?
あたしは高野圭子、高一。入学前の春休みにこの街に引っ越してきた。ところが何と、隣の家に同じクラスの男子がいて、その名前が原田達彦、前の中学であたしをフッたヤツと同姓同名!彼は見かけは軟弱な優等生だけど、シンは強くて骨っぽい。あたしはいつか惹かれてきった。でも、彼は、夢を実現させるために、人生を賭ける決心をしたと言う。あたしを置き去りにして、彼は何を…?
ぼく、ある人から言われちゃったんだ。「子供のころ、あなたを夢で見たことがある」って。しかも愛しのミヤといっしょに特別出演してたって。そんなこと、あるわけないって?でも、キミはもう知ってるはず。世の中にはいろんな不思議が存在すること。古い本にこもる気。幼いころ亡くした兄弟の霊。ああ、いま『くすのき文庫』が、新たなトワイライトゾーンに!ぼくの膝はもうガクガクッ!
紋間公平の勤める病院へ、私立西陵中学校の生徒・川瀬志津香が運び込まれた。授業中に不意に倒れたというのだ。彼女には再生不良性貧血の疑いがあった。西陵の校医を務める公平は、内科医局長から志津香の精神面での相談役を頼まれた。彫刻がしたいという志津香の希望を許したことで、公平は担当医にひどく叱られた。そんな折、志津香を恋する若者・高原富士夫が足を折って入院してきた。
霊能力を持った少女は日の神子=神の妻に選ばれた。神の妻は未通女でなくてはならない。激しく揺れ動く女の本能に翻弄されながらも、少女は乱世を治め、強大な王国の権力者にのしあがってゆく。巫女王ヒミコの神秘的な魅力と謎を描く一大長編ロマン。
ヤマトを中心とする諸国を統率するヒミコ。しかし、常に侵略者の陰はつきまとう。神の妻であることを心の支えに、難敵に立ち向かい、タミを治め、巫女王の地位を確固たるものにしてゆく。そして、やがては異境の地にも目を向けることになる。“まぼろしの女王卑弥呼”の実像に迫る古代歴史小説。
新宿歌舞伎町にある霊感占いの“お告げの部屋”。先生の大滝玉枝の代役で、にわか占い師に変身した花子探偵だったが、結婚のことで相談にきていた“小宮翠”と名乗る女性が彼女の前で殺されてしまったからタイヘン。身分証明書を頼りに素性を調べてみると、本物の“小宮翠”が現われて…。殺された女性はいったい何者?そして誰が何のために殺したのか?軽妙なタッチで綴るユーモア・ミステリー。