出版社 : 集英社
由季はデイリー・タイムスの記者。高校の同窓会で後輩の瑛子から、行方不明の父、洋介の捜索を頼まれた。彼は宝石デザイナー。ちょうどそんな時、世界を股にかける怪盗チャンス・ローリーがダイヤ、RAYブロックを狙って日本に来た。洋介の行方不明の背後には何があるの?ダイヤはどこに?宝石密輸組織って何?由季を中心に記者仲間や友人、後輩達が、東京と神戸を舞台に大活躍。
ムフフ…あー、顔がにやついちゃうな。あたし(八彦沢リサ)って、ホントはとてもカワイイ女の子だったのね。だって今日、16歳にして、なんと3人の男性から「プロポーズ」されちゃったんだよ。さっそく“青山グルメガールズ”の仲よし歌子とめぐ、そしてライバルの銀四郎にも報告したのだけど、ね!やせたい女の子も必読。恋とゴチソウが、いっぱいのおいしい物語。
あたし、小原舞子、18歳。人気マンガ家神月センセのアシスタント兼駆けだしの新人マンガ家なの。同志でBFのトオルくんとは、コミケ(同人誌の展示即売会ね)で一緒にがんばったりといいムードだし、初の長編の原稿依頼もきて、絶好調の日々。ところが、ライバルの桐生さんがアシ仲間に加わってからというもの、なんだか心がもやもやしはじめて…。好評舞ちゃんシリーズ、第3弾。
夏休みになって、ななほはタイクツな毎日をすごしていた。2年になってクラス替えがあり、『片想いクラブ』のメンバーも、次第に会わなくなっていった。そこで、ななほは恒例の旅行を計画、他の3人に通知を出した。はじめは全員行くといっていたのに、ナツミが抜け、サトが抜け、結局中止。がっくりしてるななほに、冬子は新人コント・ボンビーズの1人、浦さんを紹介した。どういうこと?
トゥルルルルー真夜中のベルは不吉な知らせ。それとも素敵な夜の王子からのラブコール。電話の声は心地良い音楽のように弾んでる。雨上がりのダンスみたい。間違い電話とわかっても、あたしは受話器をおろさなかった。そうして、ふたりの恋ははじまった。恋はまるでレモンドロップス。ちっぽけだけど、ザラじゃない。はじめはちょっとすっぱいけれど、そのうちだんだん甘くなる。そしてー。
アマチュア女の子バンドだったファイアー・クラッカー。ラッキーなことにプロデビューして、ツアーや雑誌取材やTV出演と、世間から注目をあびてきたんだよね。ワ〜イ!でも、ボーカルの美土里には悩みがあるの。それは、マネージャーの中西サンに恋しちゃったこと。でも彼ったら冷たいそぶり。そんなある日、人気絶頂の串刺し連盟の番組にゲスト出演して、うれしいハプニングが…。
ニューヨークに住む日本人カメラマンと雑誌レポーターとの愛の深層心理を描く表題作をはじめ、スキーのオリンピック選手を目指した男が、骨折で断念。もう一度、そのコースを滑り降りることで、過去に訣別、新たな思いを抱くという「北の峰ダウンヒル」など、6篇を収録した中短篇集。
昭和火災海上保険産業開発室長・郷本が、アメリカ西海岸で手がけているマリン・リゾート計画。その潜水作業をしていた潜水ティームが消えた。「海の中で…戦車を見たんだ…」という言葉とマイクロフィルムを残して。一方、三浦半島とスウェーデンに漂着したブイの謎を追う、通産省貿易局の平岡と明石。ソ連〈レジスタンス・グループ〉が口にした“ソ連の新たなる核攻撃システム”とは-。第三次世界大戦計画をめぐって、KGB、CIA、DIAをも巻き込んだスリリングな死闘が…。迫力の近末来長編。
絵のように美しい兄妹の潤と茜。新しいママに抱いた2人の単純な嫌悪が、ゲームにも似た恐ろしい惨劇をひき起こす…。表題作他、日常に潜む恐怖を切りとるサイコ・スリラー。(解説・山前 譲)
「その結婚はおやめなさい。ハネムーンの帰り道、棺で戻ってくるつもり!?」箱入娘・麗子の結婚式直前、正体不明の女からの謎めいた忠告に、名門・南条家は大パニック。一計を案じた母は、麗子の双子の妹で暗黒通りの女ボス・美知に助けを求めたが…。純情可憐のんびり姉とケンカならめっぽう強い妹の、対照的な2人のお嬢さまがまきおこす恋と冒険。ちょっぴりロマンのユーモアミステリー。
艶めかしいレズビアンの世界と、現代っ子らしい男女の野心が思わぬ悲劇を呼びこむ表題作。少女の残酷な内面心理を鋭く抉る「美少女」。片や資産家、一方は零落の身の同級生の女性2人が偶然出会ったとき、資産家の女性が支払った思わぬ代償を描く「十四年目の友情」など、現代社会に潜む人間内面の恐怖を綴る心理ミステリー集。
無敵の匈奴軍を塞外で打ち破り、武勲をあげた前漢の名将・霍去病の死の謎を描く表題作をはじめ、春秋末期の呉越戦争期を舞台に、2人の英雄、伍子胥と范蠡に、絶世の美女、西施を配した「わが愛しの西施」、戦国四君の1人、楚の名宰相・春申君の悲劇をあつかった「残春記」など、7篇を収録した中国古典伝奇ミステリー集。
若くして死を選らばざるをえなかった、特攻隊員のなかに数名の朝鮮出身者たちがいた。「天皇のためなんかに死ねるか」といっていた高山昇こと崔貞根は、ある日ついに開聞岳をあとにする。なぜ、自国を解放してくれるはずのアメリカ艦船に彼は勇躍突入していったのか?執拗なまでの著者の追求は、生き証人を尋ね沖縄から韓国まで拡がる。そして徐々に解きほぐされてゆく真実…。
休日を利用して、オレは友人とハンティングに出かけた。猟のほうはさっぱりだったが、途中、とんでもないものを発見してしまった。その名車は、ふとのぞき込んだ納屋の中にあった。名車の持ち主は、ある富豪のものだった。だが、その富豪は謎の失そうをとげていた…。また、オレの探偵趣味が頭をもたげはじめ、事件にクビをつっこむことになってしまった。「最後に笑う者」につぐ、ガース・ライランド・シリーズ第2弾。
天正10年、本能寺の変。その直後の山崎の戦いで、羽柴秀吉、明智光秀を破る。秀吉に嫡子・日金丸(後の秀正)誕生。慶長5年、秀正・徳川家康連合軍、石田三成を関ケ原に破り、大坂城の異母弟・秀頼を倒す。慶長8年、秀正、将軍となり、名古屋に幕府を開く。日本の公用語は名古屋弁になる。泰平と狂乱の名古屋時代260年。日本史をパスティッシュした、長編時代小説。