出版社 : KADOKAWA
愛してほしかった…ずっと愛情に飢えてた…多額の借金、家族崩壊ー愛のない家庭に育ち、心に闇をかかえたあたしは、18歳で家を飛び出した。あてどなく街をさまようあたしに、声をかけてきた一人の男。「ナンバー1にならないか?」あなたと出会って、その一言で、あたしは「マリア」になったーiらんど大賞2009優秀賞。
十代の頃に出会った人、別れた人。はじめたこと、やめてしまったこと……。少年少女小説の名手たちが綴る、極上の青春小説。
国蝶オオムラサキに導かれた殺人とは? 特捜刑事・香月功は元同僚の死の謎を追って、蝶の谷ーー茅ヶ岳山麓に向かった……やがて暴力団に捕らわれた香月の運命は? シリーズ第5弾!
ひき逃げに遭って病院に運ばれたオークラ製薬の青年営業マン長生太郎は、強烈な違和感に目を覚ます。自社の研究室で全身の血液を新開発の薬品に置き換えられ、痛みを感じない「生きている死体」として蘇ったのだった。新薬を開発した大学教授の失踪に危険を察したオークラ製薬は、太郎を東京に逃がす。平凡な毎日から一転、危険のただ中に放り出された太郎だったが、恋人の麻美を思う気持ちがさらなる危険に向かわせる…。
10歳の誕生日から、「止めること」をはじめたモナ。大好きなピアノも何もかも。20歳を迎え、ある町の小学校で算数を教えはじめた時、閉じていた彼女の宇宙に変化が起こるーー。
夫の彦馬に逢いたい。その想いを抑えられず、お庭番を抜けて逃亡中の織江は、変装して彦馬の家にほど近い妻恋坂を歩いていた。ある日、怪しげな男が落とした奇妙な形のものを拾う。それが新たな追っ手の罠だとは、知るよしもなかった。さらに織江は、彦馬が美しい女性と歩いているところを目撃、次第に心を乱されてゆく。そのころ彦馬は、占いによりある運命を予言されるのだがー。大きな予感に満ちた、シリーズ第7弾。
完全な密室に拉致された男女5人。机の上には1台のPC。残された酸素は12時間。制限時間までにマスターから出題されるクイズに答え、ゲームに勝ってここから脱出せよ。間違えれば即刻死が待っているー!不条理な極限状況に投げ込まれた男女が難問に挑みながら息詰まる心理戦を繰り広げるサスペンス・ホラー!予測のつかないラストが大きな話題を呼んだ鬼才の鮮烈デビュー作、ついにホラー文庫化。
安政7年、遣米使節団を乗せ出航した咸臨丸には、吉松たち日本人水夫も乗り組んでいた。歴史の渦に消えた男たちの運命を辿った歴史文学賞受賞作が大幅改稿を経て待望の文庫化。書き下ろし後日譚も併載。
自らも登山を行う、怪談専門誌『幽』で活躍する著者が山で訊き集めた数々の怪談実話。真夜中の野営地、吹雪のテント…外界でありながら閉ざされた地となりうる、山という「異界」の怖さに背筋が凍る珠玉の短篇集。
弱者連合に割り込んだ都銀大手の協立銀行は、中京圏を基盤とする東亜銀行との統合に向かっていた。自行の強引な手法を批判した広報部長の竹中治夫は大阪へと左遷される。想像を絶する不良債権処理が待ち受けていた。
竹中治夫は、JFG銀行の発足を大阪・中之島支店長として迎えた。金融当局は不良債権処理の圧力を強め、行内では旧東亜系への露骨な排除が始まる。常務として本部に戻った竹中は、銀行生き残りをかけて奔走するが。
ツケを払わん奴は盗人や。ばんばん追い込みかけんかい! 社長が吠えたその日から、バーの名ばかりチーフのおれの災難は始まった。北九州のネオン街に生きる男達の疾走する生き様を描く異色の青春物語!
亜由美がアルバイト中の芸能事務所は、女社長が行方不明になって大ピンチ。事務所が抱える1億の借金を今日中に返せなければ、「担保」の人新タレントが奪われてしまう。亜由美は理不尽な要求に抗議するが、なぜか新社長にさせられ、「1か月でスターを出せば借金を帳消しにする」という無理難題を突きつけられるー。芸能界の甘い罠が亜由美を襲う。そして社長の行方は?花嫁シリーズ第20弾。「花嫁は特殊任務」併録。
侠客・清水次郎長一家に2人の「松吉」がいた。一の子分、「森の石松」こと三州の松吉は美男で博打も喧嘩も強い兄貴分、いっぽう並外れた巨体で「豚松」と呼ばれた三保の松吉は女も博打も苦手な愛嬌者。好対照ながら同じように親と別れ、一家に身を寄せた2人は互いに認め合う。幕末の苛酷な運命が、2人と一家を待ち受けていたー。初夏、青葉のころに吹く「青嵐」のように、東海道を駆け抜けた最後の侠客を描く、傑作時代長編。
大人になったきみの姿がきっとみつかる、がんばる大人の物語。読者と選んだ好評アンソロジーシリーズ。オトナの話編には、大崎善生、奥田英朗、原田宗典、森絵都、山本文緒の傑作短編を収録。
東京近郊で、若い女性の連続殺人が勃発した。第3の被害者が出た直後、「六蠱」と名乗る犯人からの犯行声明文が。刑事曲矢からの依頼で、死相学探偵弦矢俊一郎が事件に挑む。人気シリーズの第3弾。