出版社 : KADOKAWA
大戦により甚大な被害を受け、国家の枠が取り払われて“人種のるつぼ”となった日本。 巨大犯罪組織ヴィスコンティ・ファミリーの幹部ハイムラ・ユージは、組織に裏切られ殺されてしまう。だがすべてを失ったはずのユージは、気まぐれな死神の手によって蘇った。その傍らには、彼の“心臓”をその身に宿す少女・クオレ。 「これはあなたの鼓動なのよねーーユージ、あなたはまだ生きてる。ありがとう」 ユージは、自らの鼓動を聞く少女を連れ、後戻りのきかない復讐の道をつき進む。 復讐はエネルギーだ。活力だ。納得できない? それで結構! 『死に様』が『生き様』--! これは、ヒトも悪魔も聖職者も声をそろえる復讐賛歌。
弱視を理由に軍を解雇された【撃墜王】ヴェロス。エアレースで日銭を稼ぐ彼の元に、十年以上前に別れた息子・サウルが現れた。息子の前で格好つけたいヴェロスだが、レース中の事故で愛機すら失ってしまう。そんな中、彼の元に、無制限渡洋大レース「亡霊大騎行」開催の報と、伝説の「幽霊機」の噂が舞い込みーー?
后の冥府十王試練も残すところあと2人。そんな中飛び出したのが、次期天后を晴明にするという、闇皇からのびっくり指名!おまけに閻魔大王の正体やら一位との関係やら、衝撃の事実を次々に知らされ后は大混乱で!?一方、次期天后指名を受けた晴明は意外にも微妙な表情。そして言は…何も言わず別次元へ消えー。「二人だけ、この世界とともに滅んじゃおう?」捜し出した言に(やっぱりな)提案をされた后の選択とは!?地獄編5弾!
ゲーム『幻想学園』の世界の転生した俺、クルリ・ヘラン。未来の没落に備えて鍛冶職人を目指したはずが、なぜか故郷を国有数の観光地に変え、学園でも順調に友人を増やし…。そうして、やってきた初めての夏休み。「本来の主人公」アイリスや生真面目な親友ヴァインを誘い、俺は故郷のヘラン領に帰省していた。早速舞い込む領内のトラブルに皆で立ち向かう中、なんとアイリスがダンディなヘラン家の使用人に恋をしてしまいー!?俺の未来、一体どうなっちゃうのっ!!??
田舎町のおんぼろな自動販売機、そのそばには着物姿の女がいる。軽やかに歌う彼女は、人ならぬもの。そんな「自販機」にうっかり恋をしてしまった“ぼく”の片思いを描いた、笑って泣ける青春恋愛劇。
戦場に身を置き、恋愛など見向きもせず鍛錬一筋の人生を送ってきた侯爵令嬢ヘレナ(28)が、どういうわけか正妃候補に選ばれ後宮入り!? 女の欲望が渦巻く後宮で、年下皇帝の争奪戦に参加させられるのだが……。
〈問題の多い料理店、本日開店いたします!〉 唯我独尊の変人カメラマンと、巻き込まれ体質の元編集者、男二人の無謀な挑戦の行方は!? 笑いと感動で心を満たす、最高の料理&成長小説!! 出版社勤務の柳楽尚登(27)は、社命で足を運んだ吉祥寺の家族経営の立ち飲み屋が、自分の新しい職場だと知り愕然とする。料理上手で調理師免許も持っているし、という理由で料理人として斡旋されたのだ。しかも長男で“ぐるぐる”モチーフを偏愛する写真家・雨野秋彦(28)は、店の無謀なリニューアルを推し進め、前代未聞のエスカルゴ料理店〈スパイラル〉を立ち上げようとしていた。 彼の妹・梓の「上手く行くわけないじゃん」という嘲笑、看板娘・剛さんの「来ないで」という請願、そして三重の養殖場で味わう“本物のエスカルゴ”……。嵐のような出来事の連続に、律儀な尚登の思考はぐるぐるの螺旋形を描く。 心の支えは伊勢で出逢った、フランス女優ソフィー・マルソー似のうどん屋の娘・桜だが、尚登の実家は“宿敵”、讃岐のうどん屋でーー。 「いざという時は必ず訪れる。その時には踊れ」 真剣すぎて滑稽で、心配でつい目が離せない。凸凹義兄弟、ちっぽけで壮大な“食”の軌跡。 一気読み間違いなしの、痛快エンタメ作!! ★太鼓判! 津原泰水の料理を描く筆致は3D。味を伝える技巧は活字世界の美味しんぼなのである。 ーー豊崎由美氏(書評家)/「本の旅人」2016年8月号より 帯イラスト/松苗あけみ プロローグ 壱 1 フレンチトーストの夜 2 モツ煮込みの匂い 3 シビレに痺れ 4 冷蔵庫の名はグレー 5 油雑巾とは 6 ヘリックス・ポマティア 7 伊勢うどんに転ぶ 弐 1 エスコフィエのレシピ 2 八角とキツネ 3 おつまみ三種盛り 4 なにかグラタンのような 5 エスカルゴうどん 6 ウドネスカルゴへ 7 チーズに蜂蜜 参 1 美しきアーモンド形の 2 酒豪に捧げる天津飯 3 葱ぬたと日本酒 4 チキンラーメン三昧 5 稲庭の威力 6 磊磊なる料理たち 7 エスカルゴ尽くし エピローグ
鬼才、綾辻行人の奇なる跳躍!“もう一つの、ありうべからざる京都”に住まうミステリ作家が遭遇する、奇天烈な怪異の数々。当惑と恐怖、驚愕と忘却の繰り返しのうちに月日は流れ…ついに“世界”は、目眩く終焉を迎えるー!?破格の怪談絵巻、待望の第三集にして完結篇。
「34歳は男の人生の転機だと私は信じているのです」浅見家に届いた一通の手紙。それは浅見光彦34歳の誕生日会の招待状だった。知らぬ間に企画されたことに驚きながらも、初恋のひとである稲田佐和の名前に心惹かれた浅見は参加を決める。誕生日会の直前、発起人代表である本沢千恵子が美貌のヴァイオリニスト、アリシア・ライヘンバッハを伴い浅見家を訪れた。丹沢篠山で行われるコンサートでボディガードを頼みたいというのだ。アリシアは祖母が彼の地に残した楽譜を預かるように言われていた。一度は断る浅見だが、兄・陽一郎からの要請もあり丹波篠山に赴くことに。ところが楽譜の手がかりである「インヴェ」という男の家で殺人事件が発生しー!?名探偵・浅見光彦“最後の”事件が新書版で登場!
ビルの最下層で目を覚ました13歳の少女レイ。彼女は記憶を失い、自分がどうしてここにいるかさえ分からずにいた。そこに現れたのは全身包帯で覆われた殺人鬼ザック。 「お願いがあるの お願い、私を殺して」 「一緒にここから出る手助けをしてくれよ。そしたらお前を、殺してやるよ」 二人の奇妙な絆は、そんな"イカれた約束"をキッカケに深まっていく。 果たして、ここはどこなのか。二人は何の目的で閉じこめられたのか。 彼らを待ち受ける運命とは。 密閉されたビルから脱出する決死行がはじまった……! 完全ノベライズ版、第一弾ついに登場!
生存とは、いつだって闘争だ。 帝国軍、ターニャ・フォン・デグレチャフ中佐は 極寒の東部戦線において文字通りに原初的な事実を『痛感』していた。 精緻な暴力装置とて、凍てつき、動くことすら、骨を折る季節。 なればこそ、冬には策動の花が咲く。 矛盾する利害、数多の駆け引きが誰にも制御しえぬ混迷の渦を産み落とす。 誰もが嘆く。こんなはずではなかった、と。 さぁ、覚悟を決めよう。 何事も、もはや、驚くには値しない。
物流の雄、コンゴウ陸送経営企画部の郡司は、入社18年目にして営業部へ異動した。担当となったネット通販大手スイフトの合理的すぎる企業姿勢に反抗心を抱いた郡司は、新企画を立ち上げ打倒スイフトへと動き出す。
不審死を遂げたライターが遺した原稿。オカルト雑誌で働く藤間は、作中に登場する「ずうのめ人形」という都市伝説に惹かれていく。読み進めるごとに現実に現れる喪服の人形。迫り来る怪異を防ぐため、藤間は先輩である野崎に助けを求めるがーはたしてこの物語は「ホンモノ」か。
女子大生の千歳が、夢と野心を胸に飛び込んだ声優業界。そこからトントン拍子で人気が出てーーなんてわけもなく、おかしな業界のシビアな現実に直面中!仕事なし×やる気なしの新人声優・千歳の未来はどうなる!?
1866年、大西洋に謎の巨大生物が出現した。アメリカ海軍の要請により、アロナックス教授は、召使のコンセイユとともに怪物を追跡する船に乗り込んだ。順調な航海もつかの間、思わぬ事態が襲いかかる……。
最先端の科学技術を結集して作られた潜水艦ノーチラス号。その潜水艦は、謎めいたネモ艦長が率いていた。彼に言われるがままに世界の海を巡ることになったアロナクス教授たちを待っていたのは波乱万丈な冒険だった。
北海道・旭川の夏は暑い。そしてスイカは特別甘い。高校生の僕、正太郎の大好物のスイカを持って、櫻子さんと親しい薔子さんがやってきた。彼女は骨と真実が大好物の櫻子さんに、ある事件について語り出す。10年前の夏の、娘による凄惨な両親殺害事件。死亡した容疑者は、薔子さんの親友だった…。(「八月四日のリジー・ボーデン」)ほか、夏にぴったりの2編を収録。そして最強コンビの絆が揺らぐ!?必読キャラミステリ!
義賊気取りで泥棒稼業から抜け切れない夏兵衛は、僧侶失踪事件をきっかけに探索の道に目覚めた。晩秋の冷たい風が吹く夜、惚れた女・郁江が訪ねてきた。弟が、かどわかされたというのだ!郁江には、姉夫婦を殺し、家伝の鉄砲を盗んで逃げた仇がいた。犯人は奴だと睨んだ夏兵衛は、必死の捜索の末、向島のある屋敷へと辿り着く。だが、そこで出くわしたのは、意外な人物だったー。迫りくる難事件に夏兵衛が挑む!
都会の路地裏にひっそりと佇む「神楽坂西洋館」。不思議な縁で、泉は植物を愛する無口な大家・陽介や個性あふれる下宿人たちと一緒に暮らすことに。陽介との距離が縮まりつつなかなか先に進めない泉だが、そんな中、身近にある草花を見ただけで人の悩みを察知できる陽介の下には相変わらず次々と問題が持ち込まれる。ついには彼の過去を知る人物も現れて…?“あなたの居場所”はここにある、心がほっと温まる下宿物語。