出版社 : KADOKAWA
メイプルと共にNewWorld Onlineの世界を駆け抜けた最強の相棒サリー。彼女から見たメイプルとの日々は、一体どんなものだったのか? そして復帰した2人が歩む冒険とは? 本編でサリーがメイプルに伝えた、あるお願いまでに至る道を、サリーの視点から描いた「アナザー」編と、NWOに復帰したメイプルたちの冒険を描く「アフター」編を収録! ラスボス級の元・大型新人は、成長した仲間たちと今日も楽しく冒険に挑む!
国境の街を魔物暴走から救ったり、冒険者一行を餌付けしたりしながら続けてきた隣国の首都への旅もいよいよ終盤! 広大な草原で超巨大なワニや動く樹木を目の当たりにし、この世界の奥深さに改めて感激する莉奈。しかし、ようやく休憩というところで焼酎の原料になるという木の実を見つけてしまい、お酒好きなフェリクス王の態度が急変ーー!? 一方、首都モルテグルが近づくにつれて、何やらきな臭い雰囲気に。どうやら首都が危機的状況であるらしく……?
各地を旅し、数々の強敵を討伐してきたソウシたち。その活躍ぶりはついに王家の耳にまで届き、直々に呼び出しが! 王城の地下に眠る限られた者しか入れないダンジョンを攻略し、とんでもないレア度の新装備まで獲得。そんなソウシの力を目の当たりにした国王から、ある重要人物の護衛を依頼される。その人物とは以前エルフの里で助けた冒険者シズナ。暗躍する大国メカリナンに命を狙われる彼女だが、当の本人はソウシたちとのダンジョン攻略をご所望でーー!?
ゲームの敵陣営・魔族に転生してしまったレイは、部下が全滅した魔王様に助けられてたった一人の部下になる。 まずは貢献しようと、荒らされた地下迷宮にスキル『ダンジョンマスター』を使ってみたら、強力ギミックの作成から四天王の蘇生まで可能なチート性能でーー。討伐不可能な最強集団が形成されていき、個性豊かな四天王にも認められていつの間にか魔王様の右腕扱い!? 美人で最強、なのにポンコツな魔王様と征く人類蹂躙譚!
サリーの想いが垣間見える人気SS「防御特化と今まで。」「白峰理沙と一人見る夢。」のほか、本編から外伝に繋がる書き下ろし短編も収録した小冊子つき豪華特装版!
目が覚めると、ちっぽけなグリーンスライムに転生していた俺。 しかも、何もかも枯れ果て誰もいないーーもしやここって終末(っぽい)世界? なにそれ怖い、とぷるぷるした俺は、スキルで可愛い仲間を生み出し緑化の旅へ出ることに。 土壌改良、促成栽培、ポーション生成など生産系スキルで目指せスローライフ!! と思いきや、黒カニ、肉塊、巨人ガエル……って強敵ばかりに襲われて!? 「た、退避ぃぃぃっ!!」 「きゅー!」 「ぎ、ぎぃー!?」 前途多難(サバイバル)な異世界旅、開幕!
父の代で没落し、継ぐ家を失った男トマーシュ。 小役人として忙しなく働きつつ、この生活も悪くないと思っていたある日、旧友にして当代唯一の勇者となったミロスラフと再会する。 かたや英雄、かたや没落。二度と交わらないと思っていた関係は、ミロスラフの小さな問題を解決したことをきっかけに再び動き出す。 ただの小役人なのに勇者の仲間たちにギルド、何より勇者本人から注目され、彼らの抱える問題を解決していくことに……!?
ダンジョンで崖が崩れ、パーティーからはぐれてしまったナオとナツキ。ナオがとっさに放った魔法で何とか助かったが、そのまま川に流されてしまう。その後岩山に洞窟を発見するが、そこはボス部屋へと続く通路だった。一方、ナオたちを心配しつつも帰還ポイントに戻ってくるハルカ、トーヤたち。そこには一足先に帰還ポイントに戻ってきていたナオとナツキの姿が! 再会を喜ぶ一行は、ラファンに戻り、早速、ダンジョン二十一層の攻略に向けて準備を始めるーー。ダンジョン探索に加え、酒蔵造りに味噌&醤油作りと、王道スローライフも満喫のシリーズ、13弾! キュートなレミーの初めて冒険を描く、大ボリュームのサイドストーリーも収録! プロローグ/第一話 遭難/第二話 帰還/第三話 準備/第四話 副業/サイドストーリー「レミー、はじめてのぼうけん」/
「私のギルドに入らない?」欧州最強テイマー・レイナから突然のスカウトを受けた透。 なし崩し的におしかけてきた彼女との共同生活が始まりーー!? 有名配信者パーティーの先輩からは引き留められ、日本最高のギルド《熾天》からも引き抜きの話が。 引っ張りだこの透だったが、江ノ島に大規模ゲートが開いたことで事態は急変。 選りすぐりの仲間と、最大級の災厄に挑むーー! 最強ペットたちとのダンジョン探索ライフ、怒涛の第二弾!
『貸本屋おせん』で日本歴史時代作家協会賞新人賞受賞、 『梅の実るまで』で山本周五郎賞候補となった注目の新鋭が満を持して放つ感涙の長編時代小説! 南部藩の村に生まれたリュウは馬と心を通わせる10歳の少女。厳しい自然のなかで名馬「奥馬」を育てる村では、時に人よりも馬が大切にされていた。リュウの家にも母馬が一頭いるが、毛並みの良い馬ではない。優れた馬乗りだった兄が二年前に亡くなり、家族は失意のなかにあった。祖父は孫娘に厳しく、母は小言ばかり。行き場のない言葉を抱えたリュウが馬の世話の合間に通うのは「柳の穴」と呼ばれる隠れ家だった。姉のようにリュウを見守る隣村の美少女セツ。村の有力者の優しくてドジな次男坊チカラ。「穴」に住む家無しのスミ。そこでは藩境を隔てて隣り合う村の子どもが集まり、自由な時を過ごしていた。 ある日、片腕のない見知らぬ男が「穴」に現れる。「仔は天下の御召馬になる」。馬喰(馬の目利き)の与一を名乗る男はリュウの育てる母馬を見て囁いた。将軍様の乗る御馬、即ち「天馬」。しかし天馬は天馬から生まれるのが世の道理。生まれにとらわれず、違う何かになることなどできるのだろうか? リュウは「育たない」と見捨てられた貧弱な仔馬を育て始める。 村を襲う獣、飢饉、「穴」の仲間や馬たちとの惜別。次第に明らかになる村の大人たちの隠しごと。与一との出会いから大きくうねり始めるリュウと仔馬、仲間たちの運命。なぜ人の命も馬の命も、その重さがこんなにも違うのか。馬も人も、生まれや見た目がすべてなんだろうか。いつか大人になったら、すべてわかる日が来るのだろうか? 生きることの痛みも悔しさも皆、その小さな体に引き受けながら、兄の遺したたくさんの言葉を胸に、少女と仔馬は生きる道を切り拓いていく。 第一章 柳の穴 第二章 駿馬の仔 第三章 渡り狼 第四章 馬方節 第五章 飢饉 第六章 馬鈴 第七章 野馬捕り 第八章 シラカンバ 最終章 八高田
科学を信じることは、人を信じることじゃないかな? 元科捜研トップの鑑定技術力と知識から「彼に鑑定できない証拠物はない」と称された土門誠。民間鑑定人となった土門のもとに、大学教授の猪狩愛が訪れる。彼女は土門の過去を知る数少ない友人のひとりだが、研究中に起きた大学内での火事で記憶を失ってしまう。そればかりか放火の疑いをかけられ……。旧友を信じたい思いと、科学的事実の間で揺れる土門が導き出した答えとは? 孤高の鑑定人が真実を暴くサイエンスミステリシリーズ最新作、ついにドラマ化!
ごとうしのぶの珠玉の名作『シンプル・カオス』が完全版として登場! 名和四兄弟を巡る不思議とすべてを超越した切ない恋の物語、その先がここに。 「好き、って、なんなのだろう。」 自分が告白したことで、幼なじみの名和秀真と関係がこじれてしまった蕪木摂は、後悔の念に苛まれていた。 重い気持ちのまま登校した翌日、突如意識を失ってしまった摂は友人が大事にしていたトランペットを預かったまま、自分のいた世界とは似て非なる世界に転移してしまう。 存在しないはずの友人の双子の弟、いないはずの彼女ーーそして、目の前には昨日の告白がなかったかのように屈託なく笑う秀真。 「お帰り、摂」。 名和家と縁のある神様に願って摂をずっと待っていたという秀真は、あの夏のことを語り出す。 一方、名和家には新たな怪異が忍び寄っていて?
奴隷の自分を買った侯爵家当主で鬼人のロイから無条件に愛を与えられることで、心を開き彼の伴侶となった「渡り人」のリン。リンを巡っての王宮との騒動のほとぼりが冷めた頃、突然ヴェルデ侯爵家を茉莉花が訪ねてくる。どうやら、王政が弱体化したことにより、周辺貴族たちの間で王位争いが起こっているらしい。一方、渡り人を使って王族が何かを企んでいたらしいと情報を掴んだロイは、獅子獣人の友人を訪ねるが、そこでリンはかつての飼い主の貴族に遭遇し、攫われそうになる。間一髪でロイが救出するが、その貴族から、「リンを狙っている連中がいる」という情報を知り…?
H・P・ラヴクラフトの熱心な愛読者であり、とりわけ「クトゥルーの呼び声」に魅せられて自らも神話創造に参入したロバート・E・ハワードによるクトゥルー神話作品のほぼ全てを網羅する、21作品600ページを収録。 キンメリアのコナンが活躍した“ハイボリア時代”と『無名祭祀書』を結びつけるミッシング・リンクともいうべき無名の小説断片や、格闘ゲームでおなじみの"シュマ・ゴラス"の出典である「黄金髑髏の呪い」など、商業未訳作品を複数収録していることに加え、既訳のある作品についてもクトゥルー神話研究家・森瀬繚が語彙のひとつひとつを徹底的に監修。 ーーーーーーーーーーー 収録作品: アーカム(詩)/無名の断片(断章)/影の王国/黄金髑髏の呪い(断章)/バル=サゴスの神々/暗黒の民/大地の妖蛆/妖蛆の谷/スカル=フェイス/夜の末裔/黒の碑/屋根の上の怪物/憑かれた指輪/われ埋葬にあたわず/墓所に棲みつくもの/黒熊は噛む/例の屋敷(断章)/翡翠の神(断章)/アッシュルバニパルの炎/蹄のあるもの/庭園への扉(断章) ーーーーーーーーーーー
王族の専任護衛役ヨセフは、暫定統治団の副長官という大役を終えて帰還した元将軍副官ディルクとようやく再会を果たした。しかし過酷な任務によって、かつての剽軽さは鳴りを潜め、ディルクは刃のような硬質さを持つ成熟した男になっていた。一方、田舎者丸出しだったヨセフは王都の水に磨かれ、洗練された青年へと成長していた。互いの知らない二年の月日を超えて、再びヨセフとディルクの恋が動き出すがーー!?
六十年に一度、皆が伊勢神宮へ向かう、おかげ参りの年。六つになる姪の結に、大坂の大店の跡取りになる養子話が舞い込んだ。しかし、本家からの迎えは来ず、なぜか伊勢まで結を連れて来て欲しいと文が届く。うまい話に乗っていいのか見極めるため、両替商の三男坊・九郎は、姉夫婦から頼まれて結を送ることに。拾ったばかりの仔犬のまろ丸をお供に旅に出たものの、行く先々で困った事に遭遇し、九郎はそのたびに良い考えを求められ……。 己の居場所が見つからない九郎と、大店の財を継ごうとしている結が、明日を懸けて東海道を西へ行く! 一 上方からの文 二 日本橋〜品川 三 品川〜小田原 四 小田原〜箱根 五 箱根〜丸子 六 丸子〜島田 七 島田〜舞坂 八 舞坂〜吉田 九 吉田〜岡崎 十 岡崎〜四日市 十一 四日市〜伊勢 十二 西へ、明日へ
ある夏、偶然“タイムリープ”という能力を手にした女子高校生の真琴。ついてない毎日を変えるため、ささいなことで時間を跳び越えタイムリープを繰り返すが、その積み重ねの先に思いもよらないピンチが訪れる。 かけがえのない時間と大切な人を救うため、真琴が決めた未来とはーー。 *本作は劇場版アニメーション映画「時をかける少女」(原作 筒井康隆/脚本 奥寺佐渡子/監督 細田守)をもとに小説化したものです。 第1章 01 奇妙な夢 02 例外の法則 03 夏の陽炎 04 魔女おばさん 05 跳躍 第2章 06 新しい朝 07 無限の可能性 08 分かれ道 09 ごまかし 10 選択の瞬間 第3章 11 修復 12 逆転 13 重なる時間の糸 14 交差する運命 第4章 15 静止した時の中で 16 後悔 17 飛翔 18 元の時間 19 千昭 20 真琴
レゴールのギルドに、大型新人がやって来た。彼の名前はレオ。なんとウルリカの幼なじみだという。爽やかな美少年で人当たりもよく、ブロンズにしては優秀な近接戦闘技術を持つ彼は、たちまちギルド内の注目の的に。さらにウルリカの強い推薦もあり、レゴールに来てから一週間も経たぬうちに、“アルテミス”の二人目の男性メンバーとして加入することに。そんな中モングレルも新たな後輩との親睦を深めようとするのだが、なぜかレオは彼にだけ"妙な視線"を送ってきてーー!?
「我々と“友”になりたいという貴方の希望も叶えておきたいのですよーー修太郎」すべてが終わる世界改変まで残り4日。光の神を打ち倒し、現実へ帰るための戦いが幕を開ける。仲間たちの激励を背に、修太郎は最期の攻略に挑む。魔王たちの“覚悟”に気づかないままーー。辿り着いた思い出の地ロス・マオラ。残されたエリアもあとわずか。そして明かされる真実ーーゲームクリアとは、魔王たち自身の消失を意味するということ。交錯する想い、刻一刻と迫る終焉。迷いながらも修太郎は立ち上がる。光の神を倒すため、仲間の願いを繋ぐために。これは、デスゲームの世界に囚われた、ひとりの少年と仲間たちの成長と絆の物語。出会いと別れの最終巻!
「あのじゃじゃ馬〜〜!」今日も今日とて執事・奥田の叫びがこだまする。ショッピングモールでの買い物中に仕えている京佳お嬢様がいなくなってしまったのだ。名門金子家のご令嬢の身に何かあってはいけないと、心配の絶えない奥田の気持ちを知ってか知らずか、お嬢様は気ままに買い物を楽しんでいた。その姿を見、たまには自由を楽しまれてもいいかと、お嬢様から離れて見守ることにした奥田。しかしカメラを抱えた黒ずくめの男が二人の後を付いてきていて……もしやお嬢様を狙うストーカー!? お嬢様の楽しい日常を守るべく、執事・奥田の静かなる奮闘が始まった! --この他、お嬢様が結婚情報誌をお読みになってる!? お嬢様が迷い犬を拾ってきた!? 自由なギャルお嬢様に振り回される執事の騒がしい日常を描いたノベライズ登場。