小説むすび | 出版社 : KADOKAWA

出版社 : KADOKAWA

黒聖の剣士 〜帝国の最終兵器と氷雷の魔女〜(1)黒聖の剣士 〜帝国の最終兵器と氷雷の魔女〜(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2021年12月24日 発売

帝国と皇国は、聖杯を巡る聖戦を300年繰り広げていた。そんな帝国には、『七天』と謳われる七人の最強の魔剣士たちがいた。その中で 弱冠17 歳で七天最強の座につき、帝国の最終兵器として秘匿された男がいた。男の名はリオン、またの名をーー『黒聖』。リオンは幼きころ母親を殺め、行方不明となった父親を探していた。そんなリオンは聖戦というのは名ばかりの凄絶な戦争に異議を唱えたが、皇帝たちに危険思想と判断され、幽閉されてしまう。しかし、捕らえられた仲間を解放すべく監獄に攻め込んできた敵国の皇女エリスティーナに助けられたことで、最終兵器としてのリオンの運命が動き出す。なんとリオンは助けてくれたエリスティーナに共鳴し敵である皇国に付くことに。敵軍の中、リオンは徐々に信用され、皇国最強へと昇り詰めてゆくのだったーー。戦争を終わらせるために命をかける姿、そして父親の真意を探す旅を描く物語。 プロローグ/第一章 幽閉された最終兵器/第二章 氷雷の魔女と呼ばれる魔法士/第三章 西方要塞(ヴェストアバローナ)の戦い/第四章 解き放たれた古の龍/第五章 水天の魔女

怪と幽 vol.009 2022年1月(9)怪と幽 vol.009 2022年1月(9)

「怪と幽」9号では「家」を特集! 「ステイホーム」が呼びかけられ、家で過ごす時間が増えました。本来なら心休まる場所である「家」でナニかが起きたら……憩いの場は一転して、恐怖の牢獄へと変貌することでしょう。 近年、松原タニシ『事故物件怪談 怖い間取り』や雨穴『変な家』がベストセラーとなり、小説では小野不由美による連作「営繕かるかや怪異譚」、澤村伊智『ししりばの家』、アンソロジー『家が呼ぶ 物件ホラー傑作選』……といった濃厚な家系(いえけい)作品が注目を集めています。 化け物屋敷から事故物件までーー引き籠りがちないまこそ、我が家の“怪と幽”を堪能しよう! ●特集 あやしい家 【対談】辻村深月×大島てる 場所の魔力、家族という呪縛 【対談】澤村伊智×松原タニシ 事故物件への複雑な思い 【創作】雨穴 不安な家 【寄稿】荒俣宏 こわい家を建てた人々 【寄稿】一柳廣孝 いつの世も家の怪異は恐ろしい 【寄稿】加門七海 日本家屋の呪術 【レポート】川奈まり子 怪談作家の成仏不動産ルポ  “成仏”が事故物件の未来を救う!? 【寄稿】吉田悠軌 幽霊屋敷か事故物件か 【寄稿】東雅夫 文豪たちの怪しき我が家 【ブックガイド】朝宮運河 それでも家は呼ぶーー〈家系〉ホラーブックガイド ●小説 京極夏彦、小野不由美、有栖川有栖、近藤史恵、恒川光太郎、澤村伊智 ●漫画 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 ●論考/エッセイ 小松和彦、東雅夫、加門七海、村上健司&多田克己 ●グラビア 泉朝樹、芳賀日出男、佐藤健寿、怪食巡礼 ●怪談実話 村田らむ、鳴崎朝寝、岡利昌 ●情報コーナー 押切蓮介×泉朝樹、波津彬子×山内麻衣子、宇佐美まこと、伊藤龍平、氷厘亭氷泉、岩国物の怪地図研究会、中野晴行、藤川Q、谷原菜摘子  etc……

火守火守

人はそれぞれの星を持っている。病気の少女のため、地の果てに棲む火守の許を訪れたサシャは、火守の老人と共に少女の星を探す過酷な旅に出るーー。世界的SF作家が放つ、心に沁みるハートウォーミングストーリー。 (本文より)サシャは東の孤島に立っていた。彼をこの世界の果てに放り出した帆船が、海と空の境界線に消えていく。最東端の島は、海に露出した錆さびた鉄片のようだった。周囲には命の気配すらない。  サシャは島の奥に向かって歩き出した。何日も船酔いに苦しみ、いまだに足下がおぼつかなかったが、小さな島は中心に辿たどり着くのもすぐだった。低い丘に、彼を見つめる怪しい目のような黒い穴が開いている。穴の周りには黒い石炭の層があって、ここが炭坑であることを示していた。坑道の側の開けた場所には石窯がそびえ立ち、見たこともないほど大きな鉄鍋が載せられている。ひっくり返せば、サシャが今まで見た中で一番大きな屋根にもなりそうだ。  といっても、サシャはこれまで遠出をしたことがなかった。大きな家を目したことだってない。ヒオリと恋に落ちたサシャにとって、大事なのは世界を見ることではなかった。だけど、彼は意を決し、彼女のために世界の最果てまで旅をしてきた。  石窯の火は消え、巨大な鉄鍋から独特の油臭いにおいが立ち上り、辺りに漂っている。 火守 訳者あとがき プロフィール

神を【神様ガチャ】で生み出し放題 〜実家を追放されたので、領主として気ままに辺境スローライフします〜(1)神を【神様ガチャ】で生み出し放題 〜実家を追放されたので、領主として気ままに辺境スローライフします〜(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2021年12月17日 発売

誰もが創造神から【スキル】を与えられる世界。  貴族の長男・アルトに与えられたのは、モンスターを召喚するのに多額の課金が必要となる【神様ガチャ】というスキルだった。  外れスキル持ちだと断定され、父に追放を言い渡されたアルトは全財産をかけてガチャを回す。……しかし、召喚されたのはモンスターではなく、女神を名乗る残念な美少女ルディア。  あえなく彼女と共に辺境へと追放されてしまうが……。 「私は植物を操る力を持っているのよ。季節外れの果実を実らせることくらいわけないわ」  彼女は農作物を自在に実らせる力をもった本物の女神だった!  さらに、【神様ガチャ】で召喚した神々のスキルを自分が継承できると知ったアルトは、召喚した神々とともに辺境で理想の楽園づくりをはじめる!  特産品づくりに温泉開発! 圧倒的なスキルではじめる神々との快適スローライフ・ファンタジー!

ある魔女が死ぬまで -終わりの言葉と始まりの涙ー(1)ある魔女が死ぬまで -終わりの言葉と始まりの涙ー(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2021年12月17日 発売

★2025年TVアニメ化決定★ ★電撃の新文芸2周年記念コンテスト〈熱い師弟関係〉部門 大賞★ 「お前、あと一年で死ぬよ、呪いのせいでね」 「は?」  十七歳の誕生日。見習い魔女のメグは、師である永年の魔女ファウストから余命宣告を受ける。呪いを解く方法は、人の嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ。メグは涙を集めるため、閉じていた自分の世界を広げ、たくさんの人と関わっていく。出会い、別れ、友情、愛情ーーそして、涙。たくさんの想いを受け取り約束を誓ったその先で、メグは魔女として大切なことを学び、そして師が自分に授けようとするものに気づいていく。 「私、全然お師匠様に恩返しできてない。だから、まだーー」  明るく愉快で少し切ない、魔女の師弟が送るひととせの物語。 第1話 余命一年の魔女 第2話 見習い魔女の普通の一日 第3話 東より、英知の来訪 第4話 死神をまとう 第5話 祝福は開門と共に 第6話 祭典の夜空に花は咲く 第7話 魔法のない夕暮れの空は エピローグ 孤独な魔女

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP