1979年9月発売
故事新編故事新編
あそらくは一生魯迅(1881-1936)の意中を駆けまわったにちがいない痛罵や皮肉や悲しみを、中国の神話・伝説・史書からの題材に仮託して書かれたもの。『天を補修する話』『わらびを採る話』『剣を鍛える話』他5篇より成る。喜劇的諷刺的内容の濃いこれらの昔物語は、またわれわれにも、時に深刻な、時にユーモラスな感情を起こさせずにはおかない。
ルバイヤートルバイヤート
まえがき 解き得ぬ謎(1-15) 生きのなやみ(16-25) 太初のさだめ(26-34) 万物流転(35-56) 無常の車(57-73) ままよ、どうあろうと(74-100) むなしさよ(101-107) 一瞬をいかせ(108-143) 解 説 註
麻雀放浪記 (二) 風雲編麻雀放浪記 (二) 風雲編
終戦直後の上野不忍池付近、博打にのめりこんでいく”坊や哲”。博打の魔性に憑かれ、技と駆け引きを駆使して闘い続ける男たちの飽くなき執念を描いた戦後大衆文学最大の収穫!!
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