1985年1月発売
自由の最初の日☆〔新装版〕☆自由の最初の日☆〔新装版〕☆
捕虜収容所から解放された日、ポーランド将校たちが直面した不条理な運命を通して、戦後における自由への道を追求したポーランド劇界の第一人者クルチコフスキーの傑作戯曲。
猫猫
●都筑道夫氏推薦ーー「この本をもっと若いうちに読んでいれば、結婚なんかしなかったのに。」 エミール七十三歳、マルグリット七十一歳。再婚同士だった二人が式を挙げて八年、会話が途絶えてから四年になる。相手の存在を痛いほど意識しながら互いに無視しあい、一つ屋根の下で際限のないゲームに飽かず興じる。理解しがたいようでいて妙に頷ける夫婦の執念。屈折した愛と呼べなくもない二人の駆け引きは、飼い猫の死に始まった。訳者あとがき=三輪秀彦
後鳥羽伝説殺人事件後鳥羽伝説殺人事件
一人旅の女性が古書店で見つけた一冊の本。彼女がその本を手にした時、後鳥羽伝説の地を舞台にした殺人劇の幕は切って落とされた! 浮かび上がった意外な犯人とは。名探偵・浅見光彦の初登場作!
夜光の階段(下)夜光の階段(下)
幸子が道夫の手の傷に不審感を抱いた一週間後、波多野雅子の死亡が報じられた。幸子は死体発見現場に足を運び、道夫と親しいデザイナー・岡野正一を手なずけ情報を得て、ある“事実”を突き止める。それは道夫にとって、絶対に知られてはならない“証拠”だったー。秘密の共有と引き換えに、結婚を要求された道夫は…。男の打算と女の嫉妬が激突する、怒涛の長編サスペンス!
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