1993年8月発売
あしたは別人あしたは別人
人類の未来のために、という崇高な理念のもと、究極の女体をもつセクシー・ロボットの開発に意欲を燃やす藤堂京太。とうとう自慢のイチモツに真珠まで入れて、さらなる女体遍歴に乗り出した。京太の改造棒は抜群の威力を発揮し、研究の成果はあがりっ放し。この体験を活かして、女性用のペニロボ開発もスタートした。共同研究者の椿千鶴という美人博士を得て(もち論研究済み)、男性用も女性用も、人体ロボットは完璧といっていいほどの域に近づいてきた。誰もがもっているエッチな夢を実現する、ユーモア・エロティカ。
神異伝(2)神異伝(2)
淫道外法を操る尼将軍・北条政子、平家の侍大将・悪七兵衛景清、京都神護寺の神異僧・明恵は、高天原の秘密を巡って、富士山頂で激烈な戦いを展開した。辺津の鏡によって現出した七色の光の空間と黒縄の異形の化物は一体何だったのか。聖徳太子の『未来記』に記された謎を追い求める明恵は、佐渡へ渡り、もうひとつの太子の秘本『幻義疏』のありかをつきとめる。一方、『闇の祭主』の異名を持つ本霊日別が率いる御先衆は、秘密に迫る明恵に刺客を放った。いよいよ混迷を極める超歴史伝奇大河ロマン第2弾。