2001年4月20日発売
梅の花咲く梅の花咲く
真の指導者の条件とは-「支配欲、権勢欲、名誉欲に恬淡としていること」「ひとりでも立つという気概」「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬ」「必要なことは必ずする、不必要なことは決してしない」-高杉晋作はすべての条件をそなえていた。いま最注目の政治家が放つ「警世」「回復」の書。
世界の中心で、愛をさけぶ世界の中心で、愛をさけぶ
十数年前。高校時代。恋人の死。「喪失感」から始まる魂の彷徨の物語。落ち葉の匂いのするファーストキスではじまり、死を予感させる無菌状態の中でのキスで終わる。
千里眼/洗脳試験千里眼/洗脳試験
「千里眼」岬美由紀と「催眠」嵯峨敏也が挑む友里佐知子との“最終決戦”。社会派サイコ・サスペンスと冒険小説の醍醐味を掛けあわせ、エンターテインメント文学に新たな金字塔を打ちたてた超ベストセラー・シリーズ、読者の圧倒的支持に応えて贈る最新作。
凱歌の契約凱歌の契約
(もはや開戦は避けられん。こんな時に、山本が逝ってしまうなんて)永野修身軍令部総長はため息をついた。一昨日未明にもたらされた訃報。山本五十六連合艦隊司令長官の突然の死に、永野は頭の整理がつかない。ハワイ作戦のような投機的なプランに軍令部はじめ反対意見も多かったが、永野個人としては山本に賭けてみよう、と思っていた矢先だった。未曾有の対米戦争を戦い抜くには、豪胆さと強い信念をあわせた持った男がリーダーでなければとても無理な話である。(及川は反対しているが、やはりあいつしかいない)「車を用意してくれ。そうだな、三時間、いや四時間ほど留守にする」一時間後、永野を乗せた武蔵野航空工業と書かれた看板の前にいた。「戦争はビジネスだ」-新たなる発想の架空戦記。待望のシリーズ開幕。
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