2010年8月31日発売
義父 梅花日記義父 梅花日記
明治の末。幼少の頃に実父を失い、以来、父の同期生だった紀田財閥二代目の清一に育てられてきた徹雄。可憐な美貌、そして類稀な画の才能を開花させた徹雄は十七歳を目前にしたある日、生まれて初めて自分の意思…画家を志したいということを義父、清一に告げる。だが、それは息子に執着する清一の怒りに触れ、獰猛な獣と化した義父に犯されてしまう。娼婦の如く抱かれる日々が続き、やがて…。禁忌滴る官能の折檻。
熱砂の執愛熱砂の執愛
留学中、友人のアーキルに密かな想いを寄せていた真樹。だがアーキルの王子としての立場を思い、黙って姿を消した。…七年後、仕事で赴任したのはアーキルのいる国、ジャルマイラ。そして最会した二人…真樹を捕え、凌辱するという形でアーキルの復讐が始まる。彼を裏切った過去への贖罪から、想いを伝えることができない真樹。アーキルもまた…。そんな時、アーキルの兄、ナジムが真樹を欲し…。ねじれた傷心愛。
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