2013年発売
獣医師の風見心悟は、ある日突然異世界に召喚されてしまう。そこは、魔法あり・魔物ありの世界。彼はそこで、この世界の人々を救ってほしいと頼まれ…文明も医学も未発達なこの世界で、いったいどうする!?
BグループーA(目立つ)でもなければC(存在感ゼロ)でもない、平凡な生徒達。中学時代、悪目立ちするAグループだった桜木亮は、平穏な高校生活を送るため、Bグループにひっそり紛れ込んでいた。しかし、学園一のAグループ美少女・藤本恵梨花との出会いを機に、地味だった亮の日常は一変する。公開告白によって、恵梨花との交際を学校中に知られるハメになった亮。大多数の男子に妬まれるだけでなく、なぜか恵梨花に告白する生徒が急増し、亮も不良上級生達に絡まれてしまう。どうやらとある噂が原因らしいが、亮はこれ以上目立つことなく、事態を好転させることができるのかー!?恵梨花ファンの男達から逃げ切れ!大人気の新感覚ボーイ・ミーツ・ガール、待望の第3弾!
ゼリーに変えられた妖精を元に戻す研究のリーダーに抜擢された、没落貴族の僕。汚名返上をかけたこの難題、鍵となるのは新妻ベルルだった…!?ネツト住人を萌え上がらせたいちゃラブ系ファンタジー第二弾!
大きなおねえさんは、好きですか?タロー、超絶美人の巨人(15m級)と共に『死の山』へ進撃!!大人気異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第3巻!!
こちらは、東京電脳探偵団。報酬次第で危ない仕事も請け負います。架空の街「東京」-3年前の地震と津波によって荒廃した第24ベイエリア街区の一角で、ミクは双子のリン・レンと貧しいながらも互いに支え合って暮らしていた。生活を楽にしようと探偵を始めたレン。彼の元に舞い込んだとある依頼。そして暗躍する2つの影…。すべての運命を巻き込んだ舞台の幕が上がる!人気ボカロ楽曲『東京電脳探偵団』が遂にノベル化!!
新米飛行教官と一年ぶりに飛ぶ小説家の航空経路は、ある記憶を辿る旅だった(『ホリデイズ』)。仙台の空を通過する、制御不能になった衛星を捉えた大学院生の冬の日(『真夜中の通過』)。脳から脳へ言葉を送る“フラッシュ”が浸透した今、13年後の自分から届いたメッセージ。(『未来からの声』)。恋人からの連絡が途絶えた。彼女を支えていた篤志家は、実は敵だったのかもしれない(『瞬きよりも速く』)。皆既日食とともに世界を巡る、美しい双生児。彼らの果たす“夢”とは。未来に歩む僕らの物語、五編を収録。
柳生家の隠し道場が急襲された。残されたのは「肝」を抜かれた死体の山ー。一方、伊織が住む一膳飯屋に現れた長宗我部元親を名乗る男は、怪しい石を懐から出し、秦の始皇帝復活を告げる。そして吉原で遊女が惨殺され…。迫り来るキョンシー軍団、悪魔に魂を売った柳生十兵衛、さらに伊織がお狐様に身体を乗っ取られ、大ピンチ!窮地を救えるのは“鬼火”だけ?シリーズ第5弾。
彼女にも逃げられ、親からも勘当された無職の青年、坪木仁志は謹厳な金貸しの老人、佐伯平蔵の運転手として、丹後・久美浜に向かった。乏しい生活費から毎月数千円を三十二年に渡って佐伯に返済し続けた女性に会うためだった。そこで仁志は本物の森を作るという運動に参加することになるのだがー。若者の再起と生きることの本当の意味を、圧倒的な感動とともに紡ぎ出す傑作長編。
十年後も十光年先も、百年後も百光年先も、百万年後も百万光年先も、小さな水晶玉のなかにある。-与えられた謎の言葉を胸に秘め、仁志は洋食店のシェフとして、虎雄は焼き物の目利きとして、紗由里は染色の職人として、それぞれ階段を着実に登り始めた。懸命に生きる若者と彼らを厳しくも優しく導く大人たちの姿を描いて人生の真実を捉えた、涙なくしては読み得ない名作完結編。
相馬いと。青森の高校に通う16歳。人見知りを直すため、思い切ってはじめたアルバイトは、なんとメイドカフェ。津軽訛りのせいで挨拶も上手に言えず、ドジばかりのいとだったが、シングルマザーの幸子やお調子者の智美ら先輩に鍛えられ、少しずつ前進していく。なのに!メイドカフェに閉店の危機が〜。初々しさ炸裂、誰もが応援したくなる最高にキュートなヒロインの登場です。
津軽に暮らす十九歳の美しい娘・千歳は、目が見えない。死んでしまった優しい夫に会いたい一心で死者の霊魂と接するイタコになったけれど、夫の霊にだけはまだ会えない。気ままなイタコだったはずの彼女は、世話役の幸代、姪の安子と暮らすうち、次々と怪しい事件に巻き込まれー。ゾっとするほど怖いのに、最後はジーンと心に沁みてくる、青森発の新感覚ファンタジー!
人生の大切なことは、本とお酒に教わったー日々読み、日々飲み、本創りのために、好奇心を力に突き進む女性文芸編集者・小酒井都。新入社員時代の仕事の失敗、先輩編集者たちとの微妙なおつきあい、小説と作家への深い愛情…。本を創って酒を飲む、タガを外して人と会う、そんな都の恋の行く先は?本好き、酒好き女子必読、酔っぱらい体験もリアルな、ワーキングガール小説。
天衣無縫な殿様・武芝政直、藩のお取り潰しを狙う老中・松林備前守、政直のもとに嫁いでくる中納言家の奔放な姫様・房江。あいも変わらず諌早藩の用人兼留守居役補佐・沢村涼之進の身近は慌しい。反政直派うごめくさ中のお国入りを前に、行列人足の顔役と大喧嘩になった涼之進。苦境に陥った彼の前に現れたのは、用心棒に落ちぶれた政直の旧友・宮部一之介だった…。文庫書下ろし。
身に覚えのない上司殺しの罪で刑に服した江木雅史。事件は彼から家族や恋人、日常生活の全てを奪った。出所後、江木は7年前に自分を冤罪に陥れた者たちへの復讐を決意する。次々と殺される刑事、検事、弁護士。次の標的は誰か。江木が殺人という罪を犯してまで求めたものは何か。復讐は決して許されざる罪なのか。愛を奪われた者の孤独と絶望を描き、人間の深淵を抉る長編ミステリー。
その死体は、定規、マイク、さらにフォークとナイフで飾られていたー伝説の演歌歌手月我峰貴雄を讃える記念館スタッフが殺された。現場のマンション六階の外壁に残る足跡。過去の自殺と心中。近隣に出現した、リコーダーをくわえた髑髏と火星地表の人面岩のオブジェ。夜空に消えた金髪女性と走る仏像。そして次なる殺人。ひと癖もふた癖もありそうな関係者周辺で続く怪事件…。追うのは機動捜査隊の最厄コンビ木羽と花倉。特殊装備満載の覆面パトカーで不眠不休の狩りが始まる!本格ミステリの異才が放つ超警察推理!