2015年11月18日発売
天正十年六月二日(一五八二年六月二十一日)。戦国のいちばん長い夜ー本能寺の変。天下人となる目前の織田信長を、討った男、守った男。その生き様には、人間の変わることのない野心と業が滲み出る。名手七人による決戦!第3弾。
ふと気づくと少年がいたのは異世界ミスガルスルだった。「あれらは裏切りと崇拝の物語とともにおまえをよこした…」不思議な謎を託された少年はエイブルと名を授けられ、妖精の女王ディシーリと出会い、魔剣エテルネを手に入れる使命が課される。中身は子供のまま体だけ大人の男となり、真の騎士となるための旅に出た少年を待ち受けるのは海賊、ドラゴン、巨人族の群れ。愛と名誉をかけた戦いの日々、そして剣と魔法にみちた冒険の日々がいま始まる…“新しい太陽の書”シリーズでSFファンタジーに新しい風を吹き込んだ巨匠ウルフがふたたび精魂をかたむけて送るファンタジー大作“ウィザード・ナイト”全4巻、刊行開始!
ウエスタン・トレーダー号に乗り込んで海を渡った“サー・エイブル・オブ・ザ・ハイ・ハート”は、七層からなる異世界での数々の戦を経て、仕えるべき公爵との誓いを果たすため北山脈の峠へと向かう。同行するのは巨大な犬ギュルフ、片目の船乗りプーク、しゃべる猫マーニ、お茶目な妖精ウリとバキ。旅先で出会うのは立派な騎士たちと可憐な姫君、そして変幻自在のドラゴンと人喰い鬼!果たして特別な剣エテルネは手に入れられるのか?熱血漢エイブルが真の騎士になるための試練はつづく…“言葉の魔術師”ウルフならではの華麗なる文章と斬新な構成、魅惑に満ちた異世界描写に彩られた傑作ファンタジー大作!
娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の二人。彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前だった。娘がプールで溺れたー。病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。過酷な運命に苦悩する母親。その愛と狂気は成就するのかー。
失われたはずのアレクサンドリア図書館の人類の叡智とも言える莫大な蔵書。実はある場所に注意深く保管されているという。代々コプト教の“守護者”によって暗号とともに守られてきたのだと。ヴァチカンの新教皇ソテル二世は彼らと「人類共有の財産」を公にしようとするが、そこにはカトリックの土台を揺るがすような記録があるかもしれず、守旧派たちはこれを葬ろうと画策するー
難解と言われる「H・P・ラヴクラフト」の作品が親しみやすく、より読みやすくをコンセプトに『超訳LLシリーズ』として生まれ変わりました。「クトゥルー神話」には興味があるけど読みにくくて…という方々にお勧めです。