小説むすび | 2016年12月発売

2016年12月発売

忍者と剣客 冒険の森へ 傑作小説大全 2忍者と剣客 冒険の森へ 傑作小説大全 2

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。最終配本となる第2巻は、日本が世界に誇る忍者・剣豪小説の豊穣な作品群から選りすぐった名編10編を収録。ロマンと活劇の快楽に酔いしれる一巻! ●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏 [編集室から] 当初、「忍者」と「剣客」の2巻に分かれていたが、1巻にまとめざるをえなかった。 となると、編集委員の方々も気合いが入る。 どの作品も落としたくない。しかし半分にせねばならない。 豊穣な日本の忍者・剣豪小説から1500枚を選ぶ、という暴挙を敢行してこの10編が残った。 佳作傑作名作が他にもたくさんあることは、承知のうえである。 幸い、はずさざるをえなかった作品の一部を他の巻に散らせることはできた。 [収録作] 【長編】 山田風太郎「甲賀忍法帖」 柴田錬三郎「赤い影法師」 【短編】 綱淵謙錠「讐」 津本陽「隼人の太刀風」 滝口康彦「異聞浪人記」 五味康祐「柳生連也斎」 【掌編】 江國香織「草之丞の話」 清水義範「猿取佐助」 逢坂剛「決闘」 小泉八雲「かけひき」

あなたの明かりが消えることあなたの明かりが消えること

出版社

小学館

発売日

2016年12月6日 発売

読み終えた後、瞼の裏に何が映りますか? 読後、きっと家族を抱きしめたくなります。 涙がとめどなく溢れ出る、感動の物語! 読み始める前に、必ずハンカチのご用意を……!! たびたび有名人と浮き名を流す著名な近代日本画家・来栖(くるす)現と、一途に彼を支え続ける妻・佳世。 家族の枠を超えた大きな愛で人々を包み込む佳世のもとには、いつもたくさんの人が訪れる。 佳世の存在は、現や娘の愛子、愛子の彼氏・哲生だけでなく、佳世が営む小料理屋の常連など、皆の心を優しく温めていた。 放蕩の限りを尽くしてきた現は、佳世が心臓の病気で亡くなった際も旅先から帰らず、葬儀も欠席する。 結局喪主を務めることになった娘の愛子は、それ以来父親を許すことができず、自らも連絡を絶ってしまう。 ところがある時、愛子の息子・春也が、佳世の死後小料理屋を切り盛りしていた倉田すみ江を通じて、会ったことがないはずの現と手紙のやり取りをしていることに気づくーー。 『三軒茶屋星座館』シリーズで話題の著者が描いた、愛しくも切ない家族小説。 ーーあなたは家族を大切にできていますか?

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