小説むすび | 2016年発売

2016年発売

紙の城紙の城

出版社

講談社

発売日

2016年10月26日 発売

東洋新聞はIT企業から買収宣告を受けた。経営権が移れば、宅配数の少ない営業所は閉鎖し、ニュースはウェブファーストに移行、海外特派員制度もなくなる。しかし日刊新聞法に守られた新聞社は世論を味方につけられない。社会部デスクの安芸は昔ながらの記者だ。パソコン音痴で、飲み会の店も足で探す。IT企業を裏から操るのは、かつて東洋新聞にいた権藤だ。安芸とともに働く者達の、記者魂を懸けた攻防戦が始まる。 新聞社が消滅するーー。 東洋新聞はIT企業から買収宣告を受けた。経営権が移れば、宅配数の少ない営業所は閉鎖、ニュースはウェブファーストに移行し、海外特派員制度もなくなる。しかし日刊新聞法に守られた新聞社は世論を味方につけられない。 東洋新聞社会部デスクの安芸は、昔ながらの記者だ。パソコン音痴で、飲み会の店も足で探す。IT企業を裏から操るのは、かつて東洋新聞の記者だった権藤だ。 時代の流れは止められないのか。旧いものは悪なのか? 安芸とともに働く者達の、記者魂を懸けた攻防戦が始まる。 発売後、続々重版出来! 「産経新聞」「日経ビジネスオンライン」「サンデー毎日」「週刊朝日」「アサヒ芸能」「J-novel」ほか新聞25紙で紹介された話題沸騰の話題作!! 第一章 グローバルペーパー 第二章 007委員会 第三章 新聞未来図 第四章 決起会 第五章 寝返り 第六章 身辺調査 第七章 東洋モーニン 第八章 降版協定 第九章 ゼロ・オア・アライヴ

君はレフティ君はレフティ

著者

額賀澪

出版社

小学館

発売日

2016年10月27日 発売

心に突き刺さる、200%ピュアな恋愛小説 夏休み中交通事故に遭い自転車ごと湖に転落した古谷野真樹(高2)。命に別状はなかったが後遺症ですべての記憶を失った。新学期が始まり、現在では見知らぬ人ばかりになってしまったクラス、写真部に復帰する真樹。友人達は温かく迎えてくれるが妙な孤独感は否めない。 同じクラスであり、同じ写真部でもある生駒桂佑と春日まどかとの友情を支えに、真樹の日常は戻りつつあった。そんなある日、文化祭の準備に明け暮れる高校で謎の落書き事件が勃発。最初は他愛ないいたずらかと思われていた落書きだったが、体育館の壁→クラス日誌→クラスの黒板→文化祭の公式Twitter、とどんどんエスカレートしていく。そして、その落書きはあたかも真樹に向けられたメッセージのようだった。 当初、まったく理由がわからずとまどっていたが、自分を取り戻す大切な秘密が隠されているのでは、と気づき、落書きの謎を追い始めた真樹。その謎を追っていくうちに次々に見えてきてしまった親友の秘密。そして、最後の最後に見えてきた真相とは・・・・・・・。 【編集担当からのおすすめ情報】 青春小説の旗手として、新進作家の筆頭として、確実にファンを増やし続ける額賀澪さんが今回挑んだのは、学園ミステリーをスパイスに効かせた青春片恋小説。「切ない恋愛小説を書いてください」とのリクエストに上がってきた原稿。読み進む手が止まりませんでした。最後の最後、思わず叫んでしまうほどの驚きの結末。そして、青春ならではの熱と心を打つ純粋さ。 最後まで読んだら、またもう一度、読み返したくなるはずです。 ラストは決して人に言わないでください。 君はレフティ 目次 1 男子高校生が軽乗用車にはねられる事故がありました。 2 あんた、何か悪いこと考えてない? 3 この女たらし 4 誰だって、秘密にしておきたいことがあるもの 5 彼は、どんな気持ちで黒板をみていたのだろう 6 好きに使えば 7 死ねばいいのに 8 それを覚えてたらそもそもこんなことにはならなかっただろ 9 俺の誇りなんだと思うことにする

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