小説むすび | 2018年11月9日発売

2018年11月9日発売

ミスター・メルセデス 上ミスター・メルセデス 上

このミス、週刊文春ミステリーベスト10、ともに第3位。 アメリカ最高のミステリーに贈られるエドガー賞最優秀長編賞を受賞。 TVドラマ化された巨匠初のミステリー。 老若男女が職を求めて早朝から列を成す市民ホール。そこで惨劇は起きた。突如あらわれた一台のメルセデスが人々の群れに突っ込んだのだ。死者8名、重傷者多数。現場から逃走したメルセデスはほどなくして発見されたが、運転者は姿を消していた。マスコミが「メルセデス・キラー」と呼んだ大量殺人犯は逃げおおせたのだ。 それから一年。この事件を担当した退職刑事ホッジズのもとに手紙が届いた。差出人は「メルセデス・キラー」。犯人はホッジズを愚弄するような言葉を書き連ねていた。退職から半年を経て、生きる目的を失っていたホッジズは動き出す。名刑事と謳われた彼が最後の最後に解決できなかった大事件を調査するのだ。一方、「メルセデス・キラー」ことブレイディは歪んだプライドを抱えつつ傍目には平凡な暮らしをつづけていた。仕事はアイスクリーム売り。ターゲットはホッジズだ…… 病的な殺人者を追う不屈の退職刑事。あの巨匠が40年の作家生活で初めて放ったミステリー大作。アメリカ探偵作家クラブ最優秀長編賞受賞の傑作!

踏みにじられた純潔踏みにじられた純潔

愛する人から愛されぬ孤独。 さらに今後は、屈辱にも耐えろと? エロイーズは皇太子である夫、オーディルのもとに戻ってきた。 今夜、彼はロンドンの高級ホテルで慈善パーティを開く。 彼女はオーディルに離婚を切り出した。もともと政略結婚だから、 夫は愛していない妻と別れられて、せいせいすると思っていた。 だが、その返事は“君に僕から離れるという選択肢はない”で、 パーティでの夫のスピーチに、エロイーズは愕然とする。 なんと彼は、“妻は妊娠している”と世界に向けて発表したのだ! ありえない。浮気の濡れ衣を着せられて、私は宮殿を追われた。 しかも夫は結婚後、ただの一度も私にふれたことがないのに! ヒロインが政略結婚を承諾したのは、権力を望む父に逆らえない母に懇願されたからでした。12時間以内に妻とベッドをともにし、嘘を真にしたい夫の目的とは……。ピッパ・ロスコーは期待の超大型新人です! 大ヒット間違いなしのデビュー作をご堪能ください!

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