小説むすび | 2018年12月26日発売

2018年12月26日発売

白雪姫と七人目の秘書白雪姫と七人目の秘書

18歳の誕生日に家を失ってから、 愛に満ちた家を探し求めて……。 母を早くに亡くしたセージは、父に愛されて育った。 だがそれも、父が魔性の美女と再婚するまでの話だった。 父の死後、継母は父の会社を奪い、セージを使用人並みにこき使って、 あげくの果てに家から追い出した。以来、彼女は必死に生き、 今は自分を拾ってくれた恩人の会社で身を粉にして働く日々だ。 それでも、半年以内に結果を出さなければ仕事を失ってしまう。 多忙をきわめるセージは秘書を募集し、トレイという男性を採用した。 立派な経歴に、みごとな容姿、どこか謎めいた彼の正体を、 そのときのセージはまだ知らなかったーーじつのところトレイは、 恩人の疎遠の息子、次期CEOで、彼女の成功を阻もうとしているとは! 継母にいびられたうえ、大切なものを皆奪われたつらい経験を持つセージ。そして、けなげに生きる彼女に忍び寄る、秘書の皮をかぶった悪魔的な魅力をまとう大富豪トレイ。相反する利害関係にある二人が障壁を乗り越え、愛に目覚めていく過程をお楽しみください。

結べない一夜の絆結べない一夜の絆

子を授かるための一夜の契りが、 忘れえぬ愛の記憶となり……。 赤ちゃんが欲しいと切望するジョージアは、ある日、心に願った。 すてきな男性と一夜の恋におちて、運よく身ごもれたら……。 そうしたら、独りで産んで、愛情をたっぷりそそぐつもりだ。 父に手を上げられ、母と逃げ惑う日々を過ごしたジョージアは、 恋人からも手ひどい扱いを受け、男性不信に陥っていたのだ。 そんなとき、海外出張で魅力的なイタリア人マッテオと出会い、 惹かれ合って結ばれたーー意を決し、これは一夜の戯れよと伝えて。 彼の目に浮かんだ蔑みの色に胸が押しつぶされそうになったが、 こうするしかなかったのだと、ジョージアは自分に言い聞かせた。 やがて彼女は願いどおり妊娠を知るが、消せない愛の記憶に苛まれ……。 イマージュの人気作家A・ロバーツが描く、感動のシークレットベビー物語! 友情から愛情へと変化していく二人の恋が描かれた『片思いの第二章』と同時進行している本作は、前作の主人公たちの親友同士が繰り広げる、切なくて愛おしいラブストーリーです。

傲慢なボスに片想い傲慢なボスに片想い

密かに憧れてきたボスに、 愛されたかったはずなのに……。 苦境に追いつめられたCEO秘書のバージニアは今夜、 ボスのマルコスのペントハウスを訪れていた。 優秀な経営者だった父が妻に先立たれて身を持ち崩したため、 バージニアはその借金を肩代わりしようと、 密かに慕っているボスに、恥を忍んで給金の前借りと支援を願い出た。 するとマルコスは見返りとして、1週間恋人役を演じるよう求めてきた。 復縁をもくろむ身勝手な元恋人に見せつけるために。 わたしは小道具にすぎない。なのにそれでも、胸がきゅんとしてしまう。 演技のキスが、やがて情熱に火をつけ……。でも、これは見せかけ……。 しかし気づけば、バージニアはマルコスの子を、身ごもっていたーー 偽りの恋人を演じるうち、いつしか情熱を止められなくなってしまったふたり。約束の1週間を過ぎても逢瀬を重ねるうち、バージニアはもはやどこからが演技でどこまでが真実なのかわからなくなって煩悶します。それゆえ予期せぬ妊娠のことも告げられず……。

忘れられた愛の夜忘れられた愛の夜

重い心臓病の娘のために、ベロニカは最後の手段に出ることに決めた。 今や億万長者となったかつての想い人ジョーダンに 手術費を援助してもらうのだーー娘の、父親として。 10年前、ジョーダンへの愛を伝えられずにいたベロニカは、 高熱を出した彼を看病した夜、初めて彼と結ばれ、幸せを知った。 ところが翌朝、ジョーダンが何もおぼえていないことにショックを受け、 のちに妊娠が発覚したときも、告げられぬまま月日が過ぎてしまった。 そして再会の時。彼はベロニカの唇を情熱的に奪い、喜びを表したが、 彼女の話を聞いたとたん、背筋も凍るほど冷徹な言葉を吐き捨てた。 「僕は君を抱いたことなどない。君はここまで身を落としたのか!」 愛し合った夜を忘れられてしまうという屈辱を味わい、泣く泣く身を引いたベロニカ。再会を果たすも再び傷つけられ、ジョーダンはわかっていながら娘の存在を否定したのではとさえ疑いますが……。大御所ルーシー・ゴードンが綴る珠玉のシークレットベビー物語。

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