2018年6月25日発売
鵜頭川村事件鵜頭川村事件
一九七九年・六月。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉朗の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する。動き始めた狂気がさらなる狂気を生み、村は騒乱に巻き込まれていくー父と幼い娘は閉ざされた村での暴動と狂乱から逃れられるのか。狂気が狂気を呼ぶ、パニックサスペンス!
空港時光空港時光
「出発」「日本人のようなもの」「あの子は特別」「異境の台湾人」「親孝行」「可能性」「息子」「鳳梨酥」「百点満点」「到着」…最注目の気鋭が描く、10の物語!エッセイ「音の彼方へ」併録。台湾系ニホン語人作家の飛翔作。
黒の召喚士 7 蠢く闇黒の召喚士 7 蠢く闇
異世界からの転生者にして戦闘狂の“ケルヴィン”。獣国ガウンで開催されている獣王祭の決勝トーナメントにおいて、ついに彼は獣王レオンハルト・ガウンと相まみえることに。圧倒的な膂力と圧倒的な魔力のぶつかり合いー。互いに数多の策を弄し、相手を屠るため全力で挑むことになる。一方そのさなか。軍国トライセンにおいて魔王を裏より操り、大戦を引き起こしたとある組織の暗躍はなお続いていた。謎のベールに包まれたその存在は、しかしてケルヴィンたちの眼前にも現れはじめ…?黒衣の“死神”が仲間と共に蠢く闇に立ち向かう、バトルファンタジー第7幕!
そっと 静かにそっと 静かに
本書には、音楽との出会い、さまざまな思い出にまつわる歌、著者自身がつくった歌について綴られている。またハン・ガンのオリジナルアルバム音源情報も巻末に収録!著者の繊細な感性に触れるエッセイ集の初邦訳。
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