小説むすび | 2018年発売

2018年発売

一夜が授けたエンジェル一夜が授けたエンジェル

夢見ていないと言ったら嘘になる。 あなたと赤ちゃんとの温かい家庭を。 エミリーには11カ月になる娘アニーがいる。 父親はハンサムな元恋人の医師カルだが、娘が生まれたことは知らない。 一生結婚する気はないと言う彼に、妊娠を打ち明けられなかったから。 けれど、胸のしこりに気づいて初めて、自分に何かあったとき 娘を託せる相手がいないと心配になり、遅まきながらカルを訪ねた。 娘がいると知った彼は、自分の子供かどうか疑いつつも、 会わせてほしいと要求してきた。 そして初対面の日、あどけないアニーを一心に見つめるカルを見て、 エミリーの心は激しく揺れた。 結婚嫌いの彼と結ばれることは決してありえない。でも……。 数々の受賞歴を誇る実力派テレサ・サウスウィックが、大人気の“秘密の命”をテーマに綴る作品をお楽しみください。好評を博した『ボスとナニーの契約結婚』、『ナニーが恋した傲慢富豪』と同じく、今作でもけなげなヒロインに涙を誘われます。

永遠の絆永遠の絆

レストランでウエイトレスをしていたキャリーは、伯爵の称号を持つ精悍な企業家テオ・サンラファエルにひと目で恋をした。だが、つかの間の情熱を分かち合ったあと愛の言葉を口にすると、冷酷にも彼はキャリーを捨ててフランスへ帰国してしまった。1年後、絶望の中で密かに産み育てていた息子ヘンリーを、テオの使者が迎えに現れた(『愛を知らない伯爵』)。かつてクレアはギリシア人の大富豪ザンダー・アナケトスの恋人だった。しかし妊娠の事実を打ち明けようとした晩、ザンダーから別れ話を切りだされ、傷心のクレアは何も告げずに彼の前から姿を消した。4年の歳月が流れたある日、偶然ザンダーと再会したクレアは、息子の存在を知られてしまい、激怒した彼に結婚を迫られるが…(『ふたたびのカリブ海』)。3年もわたしと息子を放っておきながら、なぜ今さら現れたの?別居中の夫アンゴロスとの再会に、ジョージーはうろたえた。電撃結婚ののち、義母にいじめられていたわしたが身ごもると、ほかの男の子供と決めつけ、冷酷に追い払った夫。今になって息子を自分の子と認め、戻ってこいと言うなんて、あまりに身勝手だわ。でも…(『疑われた妻』)。

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