小説むすび | 2018年発売

2018年発売

ウエディング・ストーリー2018 めぐり逢いウエディング・ストーリー2018 めぐり逢い

不慮の事故で夫とお腹の子を一度に失い、涙に暮れていたアビー。ある日、亡き夫の遺した店で働く彼女のもとに、最近雇った学生の父親で富豪のリックが現れ、娘の採用を取り消すよう圧力をかけてきた。彼の不機嫌な態度に戸惑う一方、忘れていた恋の疼きが…(『さよなら涙』)。リリーは幼い妹を抱え、ときには困窮して路上生活も経験した。8年前、恋人ミケーレの求婚を断ったのは、そんな自分が足手まといになると思ったから。それなのに今、ウェイトレスとして働く職場で、冷たい瞳の奥に情熱をたぎらせている彼と再会してしまうなんて!(『独りぼっちの薬指』)。ベリンダは双子の子供を連れて訪れたミラノで事故に巻き込まれ、救助に現れた医師を見て息をのんだーああ、マリオ!4年前、めくるめく一夜に純潔を捧げた相手。そして双子の父親。幸か不幸か、彼は子供たちをベリンダの親友の子と勘違いしており…(『秘密の双子』)。久々の再会を果たした品行方正な次期伯爵ランドールとワイルドな従兄弟のゲイブ。ひょんなことから、二人は立場を交換ーゲイブは伯爵領で屋敷を管理するフレディと一つ屋根の下で恋の火花を散らし、ランドールは従兄弟の妹分で孤児のクレアに惹かれていく。(『華麗なる義兄弟』)。

虚の聖域 梓凪子の調査報告書虚の聖域 梓凪子の調査報告書

出版社

講談社

発売日

2018年5月17日 発売

元警察官にして探偵・梓凪子に舞い込んだ依頼は最悪のものだった。理由はふたつ。ひとつは、捜査先が探偵の天敵とも言える学校であること。もうひとつは、依頼人が、犬猿の仲である姉の未央子であること。大喧嘩の末、凪子は未央子の息子・輝也の死を捜査することになる。警察は自殺と判断したにもかかわらず、凶器をもった男たちに襲撃された凪子は、事件に裏があることを確信するがーー。 ☆☆☆島田荘司氏・知念実希人氏、絶賛!☆☆☆ 女の本性は、最後の一行で明かされるーー! 元警察官の著者が描く、元警察官の探偵・梓凪子。 扱う事件は、他人の聖域。 ーーーー 元警察官にして探偵・梓凪子に舞い込んだ依頼は最悪のものだった。 理由はふたつ。 ひとつは、捜査先が探偵の天敵とも言える学校であること。 もうひとつは、依頼人が、犬猿の仲である姉の未央子であること。 大喧嘩の末、凪子は未央子の息子・輝也の死を捜査することになる。 警察は自殺と判断したにもかかわらず、凶器をもった男たちに襲撃された凪子は、事件に裏があることを確信するがーー。 責任を認めない教師、なにかを隠している姉、不可解な行動を繰り返す輝也の同級生ーー。 すべての鍵は、人々がひた隠しに守っている心のなかの“聖域”だった。 ーーーー 第10回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作

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