小説むすび | 2019年11月20日発売

2019年11月20日発売

脇坂副署長の長い一日脇坂副署長の長い一日

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集英社

発売日

2019年11月20日 発売

それは地元出身のアイドル・キリモエが一日署長を務めるというイベント当日。賀江出署副署長の脇坂に思いも寄らぬ報告が上がった。 病欠していた若い巡査部長・鈴本が、事故現場から逃走した……? ただでさえマスコミの注目が集まる大事な一日。そんな日に、あってはならぬ身内の不祥事か、それとも……? 収拾を一任された脇坂だが、捜査を進める内に、誰も予想し得ない事態に次々と直面する。 一方で、脇坂自身の家庭内でも、前夜から妻と息子の双方に不可解な行動があり、それに気付いた娘・由希子から想定外の連絡が続いていた。 職場も家庭も、どちらを見ても謎ばかり。同時多発する出来事に、休む間も無くひとり立ち向かわざるを得ない脇坂。 生粋の警察官として職務を全うする脇坂が最後に辿り着く、複雑極まりない事の真相とは……? 緻密にして奇想溢れる、唯一無二の真保裕一ワールド。読み始めると止まらない、分刻みノンストップ・ミステリー! ! 【著者略歴】 真保裕一(しんぽ ゆういち) 1961年生まれ。アニメーション製作に携わった後、91年『連鎖』で第37回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。96年『ホワイトアウト』で第17回吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で第10回山本周五郎賞と第50回日本推理作家協会賞、2006年『灰色の北壁』で第25回新田次郎文学賞を受賞。ミステリーを書き続ける一方、『覇王の番人』『天魔ゆく空』『猫背の虎 動乱始末』などの歴史時代小説も執筆し、読者層を広げる。近著は『レオナルドの扉』『赤毛のアンナ』などがある。

パリのアパルトマンパリのアパルトマン

【フランスで160万部突破の大ベストセラー日本上陸!】 【急死した天才画家が遺作に託した驚愕の真実とは!?『ブルックリンの少女』の著者ギヨーム・ミュッソが放つ待望の新作ミステリー!】 それぞれ別の目的でパリにやってきた元刑事のマデリンと人気劇作家のガスパール。 マデリンは傷心を癒すため、人間嫌いのガスパールは執筆で缶詰になるため。 この他人同士の男女は偶然、同じ不動産レンタルサイトで一件家を予約するが、当日にダブルブッキングが判明。反りの合わない2人は互いに一歩も譲らない。 だが、当の家が1年前にニューヨークで急死した天才画家ショーン・ローレンツの元アトリエと知ると、彼らは次第に画家とその作品に惹かれていき、未発見の遺作3点が存在するという情報を得て行方を探し始めるが……。 絵に隠された秘密に導かれて突き進む2人を待ち受けていた、誰にも予想できない衝撃の真実とは!? 【著者略歴】 ギヨーム・ミュッソ 1974年フランスのアンティーブ生まれ。高校卒業後にニューヨークに渡りアイスクリーム売りのアルバイトなどを経験。ニースとモンペリエの大学で経済学と社会学を学んだのち、2003年まで高校教師を務める。04年に発表された『Et après...』が大ヒットし、ベストセラー作家に。以降、毎年話題作を発表し、これまでに刊行した作品は42の言語に翻訳され、その総売り上げは3000万部を超える。現在フランスでもっとも売れている小説家。

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