小説むすび | 2019年11月発売

2019年11月発売

フシノカミ 1 〜辺境から始める文明再生記〜フシノカミ 1 〜辺境から始める文明再生記〜

前世らしき記憶を頼りに、目指せ快適ライフ! 前世らしき記憶を持つ、辺境の寒村に暮らす少年アッシュ。 豊かな生活の記憶を持つアッシュにとって、内燃機関すら存在しない中世暗黒時代並みの今世の生活は耐え難いものだった。 記憶にあるような理想の暮らしを送るためには、現状の最上級ではまったく足りない、今ここに存在しない最低限が必要だった。 アッシュが目指すのは、整備された上下水道や衛生的な住居、馬より速い移動手段で世界を繋いだという文明の再生! そのためには、遙か昔に発達していたという、古代文明の知識が記された本を読む必要があった。 識字の教育機関を兼ねる教会すら形骸化しつつある中で、アッシュは文字を覚えて本を読み、知識を得る。 さらには、村長家の令嬢マイカをはじめとした、周囲の人々からの協力を得ながら、手始めに自らの住む村で養蜂業の再興を行い、村の発展を目指していくーー! 理想の暮らしを手にするため、世界に変革をもたらす少年の軌跡を紡いだ文明復旧譚、開幕!

評定所留役 秘録4 火の車評定所留役 秘録4 火の車

出版社

二見書房

発売日

2019年11月26日 発売

戦なき太平の世に潜む、武士道残酷ものがたり。 抗う青年旗本の叫び! 将軍家直属の家臣であるも貧窮を強いられる旗本。 江戸の商業界に君臨する大坂屋茂十郎の野望のため、若き旗本に切腹の危機が! 評定所を震撼させる一大事が出来。蔵前の札差衆の訴状は、旗本と御家人に数年先の扶持米まで担保にした借金を重ねられ、堪りかねて手を引きたいとのことだった。 この事態を収めたのが、江戸の商業界に君臨する大坂屋茂十郎。大きな野望を抱く茂十郎は、貧窮にあえぐ青年旗本に目を付けた。 茂十郎の誘いに乗った青年旗本の許されざる行動はやがて目付筋の監視を招き……。 ◆ 著者について 牧 秀彦 まき・ひでひこ 1969年東京都生まれ。 好評既刊に「辻番所シリーズ」(光文社文庫刊)、「江戸家老塩谷隼人」「日比野左内一手指南」「松平蒼二郎始末帳」シリーズ(徳間文庫刊)等がある。 完結した作品については、「時代小説作家 牧秀彦 公式Webサイト」著者自らによる解説を掲載。 ◆ 好評既刊 神道無念流 練兵館 不殺の剣 孤高の剣聖 林崎重信 全 2 巻 八丁堀 裏十手 全 8 巻  ( いずれも二見時代小説文庫 )

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