小説むすび | 2019年3月15日発売

2019年3月15日発売

ガーディアンガーディアン

著者

薬丸岳

出版社

講談社

発売日

2019年3月15日 発売

「ようこそ。これであなたはガーディアンの一員です。学校でのあなたの身の安全は保証されます」。教師や親にはその存在を明かしてはならない、生徒による中学の「自警団」、ガーディアン。問題ある生徒に制裁を加え学校の平和を保つ。荒れた学校が一転、平和になった陰には、不登校をしいられる生徒たちがいた。新任教師、秋葉は不登校の生徒の謎を探るうち、その存在に気付くが……。少年犯罪を描いてきた著者の学校ミステリー。 ようこそ。これであなたはガーディアンの一員です。学校でのあなたの身の安全は保証されますーー。 教師や親にはその存在を明かしてはならない、生徒による中学の「自警団」、ガーディアン。 問題のある生徒に制裁を加え、学校の平和を保つーー。 荒れた学校が一転、平穏になった陰には、しかし、不登校をしいられる生徒たちがいた。 新任教師、秋葉は不登校の生徒の謎を探るうち、ガーディアンの存在に気付くが……。 学校の平和を保つのは、教師には不可能なのか。 少年犯罪を見つめてきた人気作家が、教育現場に鋭く切り込む学校ミステリー。

幸福の劇薬 医者探偵・宇賀神晃幸福の劇薬 医者探偵・宇賀神晃

著者

仙川環

出版社

講談社

発売日

2019年3月15日 発売

”この世、全てのものは毒である”-パラケルスス(1493〜1541) 医学と薬学の不条理に迫る、傑作医療エンタテイメント! 夢の特効薬は、幻なのか? それとも禁断の薬か? 曙医科大学が開発した認知症治療薬「DB-1」は、臨床研究で画期的な成果を上げた。重症患者たちが、ほぼ完全に脳の機能を取り戻したのだ。国際的製薬企業のサニーがいち早く権利獲得に乗り出すが、一人の医師の自殺から浮かび上がったのは、恐るべき計画だった。曙医科大を放逐され、貧乏病院で老医師の代替医として勤める医者探偵・宇賀神晃がその謎に挑む! 【主な登場人物】 宇賀神晃:淀橋診療所勤務。曙医科大学病院の内科医だったが、研究費不正受給を告発し上層部の怒りを買い大学を辞める。大学病院では同僚だった准教授の妻・杏子と娘・あずさとは別居中 脇本新一:曙医科大学脳神経科教授。ノーベル賞級のアルツハイマー特効薬を臨床研究中のエリート。国や企業とのパイプも太い。 明石幹彦:曙医科大学助教。宇賀神とは医学生からの親友。脇本新一の部下だったが手術ミスを起こし自殺する。 新郷美雪:中央新聞社会部の医療担当記者。スクープの為には取材協力者も欺くやり手。長身の美人。 瓦田春奈:病院給食サービス業者最大手の創業者・現会長。お喋りだが行動力もある中年女性。

うちの旦那が甘ちゃんで 3うちの旦那が甘ちゃんで 3

出版社

講談社

発売日

2019年3月15日 発売

最近江戸で「九両強盗」というものが流行っていた。情報は奉行のもとに届くが、盗難届は出ない。「十両以上の盗み」は打ち首、九両なら遠島。ぎりぎりの線を狙った強盗である。しかも、盗みに入るのは繁盛している料理屋ばかりらしい。風烈廻方同心の月也は、沙耶と料理屋を開いて囮捜査をすることに……。  最近江戸で「九両強盗」というものが流行っていた。「らしい」という情報が奉行のもとに届くが、盗難届がない。とはいえ、奉行所としては対応しておきたい事件だった。江戸の刑罰では、「十両以上の盗み」は打ち首である。九両なら遠島。ぎりぎりの線を狙った強盗である。いつか凶悪事件になるかもしれない、ということで、奉行は「雲を掴む」ような事件を月也に命じる。奉行所が調べたところによると、この強盗は「繁盛している飲食店」を狙って月に1,2回強盗をしているらしい。最大で九両。四両くらいのときもあるらしい。売掛金が入るときを狙ってするりと入り込むという手口である。しかし、江戸には料理屋は多い。繁盛している店といっても千軒はある。そこで沙耶が考えたのが、「評判になる店」を自分で作ることであった。沙耶と牡丹を中心として「若衆料理」屋を始めることにしたのである。従来の「若衆茶屋」は、従業員は夜の相手をする。が、沙耶の店は「いい男」を集めた料理屋であった。手軽に若衆が見物できるということで、沙耶の店は一気に話題になる。そのうえで、沙耶たちは「九両強盗」を待ち受けるのだった……。

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