小説むすび | 2019年8月10日発売

2019年8月10日発売

侯爵と内気な壁の花侯爵と内気な壁の花

26歳の子爵令嬢イモジェンは、眼鏡を手放せない地味な壁の花。しかしあるパーティの夜、蔭口から逃れようと向かった庭園で、人違いのキスをされてしまう。相手は放蕩者と噂の侯爵ケレイブ。予定していた愛人とはまったく反応の違うキスに驚いたケレイブだったが、名前も告げず消えた淑女に強い興味を持つ。ケレイブは彼女を探そうと決心するが、なんと翌日、思いがけない場所で出会う。付き合いで赴いた今季一番だと評判のデビュタント、マライア嬢の屋敷に彼女はいた。マライア嬢の姉こそ、消えた淑女イモジェンだったのだ。これまでその存在すら気づかなかった壁の花の、意外な強さとユーモアに魅了されるケレイブ。イモジェンもまた、ケレイブがただの放蕩者ではないと知り、ふたりの間には友情が芽生える。だが世間は侯爵と子爵令嬢の友情など認めない。結婚しなければ、令嬢がもてあそばれたと思われるだけだ。ケレイブは友情を失いたくないと考え、求婚するが、「誰かを愛することはない」という言葉にイモジェンは求婚を断ってしまう…。友情しか認めたくない侯爵と、本当の愛を求める壁の花。すれ違うふたりの恋は…?2017年ゴールデンハート賞受賞&2019年リタ賞ファイナリスト作品!

人間だけど魔王軍四天王に育てられた俺は、魔王の娘に愛され『支配』属性の権能を与えられました。人間だけど魔王軍四天王に育てられた俺は、魔王の娘に愛され『支配』属性の権能を与えられました。

魔力の少なさから、生まれてすぐ魔界に捨てられてしまった主人公、リオン。だが、魔王軍四天王に拾われたことで彼の運命は一変する。世界最強クラスの実力者である四天王から直々に鍛えられ、可愛がられたリオン。時は経ち、彼はあらゆる魔法を『支配』する権能を持った立派な魔王軍の兵士……そして、魔王の娘であるアリシアの護衛になっていた。そんなリオンに与えられた新たな任務は、『楽園島』と呼ばれる島の魔法学院に入学するアリシアを護ること。 「魔王軍の一員として、立派に任務を果たしてみせます!」 恩人であり、尊敬する魔王軍四天王のためにリオンは任務に挑む…… 「「「「そんなことより、リオンが可愛くて仕方がない」」」」 「待ちなさい貴方たち。リオンはわたしのものよ。絶対に渡さないわ」 ……本人をよそに、周りの四天王や魔王の娘アリシアはひたすらリオンを可愛がる。 「一緒に学院に通いましょうね、リオン」 「もちろんです、姫様!」 「だから一緒に任務をがんばりましょうね、リオン」 「もちろんです、姫様!」 「この任務が成功したら、結婚しましょうね」 「もちろ…………えっ?」

ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。3ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。3

たった一人で魔神と戦い続け、ついには魔神王まで倒して生還したら、王都では既に10年が過ぎていて、すっかり英雄扱いされていたラック。名前を変え、英雄であることを隠しつつも、人類の新たな敵・ヴァンパイアロードを討伐した彼は、次に、召喚されつつあった邪神の頭部を撃退。王都の守りを固めるとともに、新たな仲間ミルカを迎えて、よりにぎやかな生活を送ることになったのだがー?ある日、そんなラックのもとに、シアの妹・ニア、さらにはドラゴンの娘・ケーテまでやってきた。狼の獣人族の族長の娘として、ヴァンパイアを狩る戦士にならなければと言うニア。一方、ケーテは、ゴブリンたちに占拠された竜族の遺跡を取り戻してほしいと言う。シアとともにニアを育てることに決めたラックは、早々に竜族の遺跡を狙う者の正体がヴァンパイアだと見抜き、その「狙い」を打ち砕くため、ケーテと協力して立ち上がるー!!「小説家になろう」で200,000ポイントオーバー!!元・勇者パーティーの最強魔導士ラックが、愉快で強い仲間たちと、時にのんびり、時に無双して楽しい毎日を過ごす大人気ストーリー、第3弾!!

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