2020年10月15日発売
昔の仲間達、ついに全員集合! 陰謀渦巻く帝都にて、彼らの旅はいよいよ佳境に。 親と子、過去と未来を繋ぐ異世界冒険譚。 ベルグリフ達は、元仲間の最後の一人、サティを探す旅の果てに帝都へとたどり着く。 国を相手に戦うサティの情報を集めるうちに皇太子ベンジャミンが偽物であるということを知った一行は大きな陰謀の渦に巻き込まれていく。 ついに黒幕たちと相対したアンジェリンは彼らの卑劣な罠により窮地に追い込まれてしまう。 娘の危機に静かに怒りを燃やすベルグリフ。 国家という、これまで以上に強大な敵に対してベルグリフと仲間たちの総力戦が始まる……! ベルグリフとサティ、カシム、パーシヴァルの出会いを描いた特別描き下ろし「足跡」も超大ボリュームで収録!
織田信長の実弟にして、本能寺を生きのび、戦乱の世を生き抜いた茶人・織田有楽斎の視座から武将たちの生きざまを描く。「へたれの源吾」と言われながらも、時代の流れを見通し、家康の死後まで生きた織田有楽斎。その茶の湯と生涯に秘められた思いとはー。
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。とある物語の影響で、旅人となり世界を巡っています。そんな彼女が今回の旅で遭遇する人たちとは…。「旅人レストラン」に集う噂が好きな大人たち、若き日の「星屑の魔女」とその師匠、「演者の国」の住人、荒廃から立ち直った国の治安を守る「断罪人」の女性、凶悪な連続殺人犯を追う、「保安局」の気弱な職員、眠らない国を作り上げた天才発明家こと「湖畔の魔女」。波乱万丈なイレイナの旅はまだまだ続いていくようです。「まあ、魔法使いも普通の人間ということですよ」旅の魔女が綴る別れの物語。
表向きは倒された“ふり”をして、この世界のラスボスの座を退いた魔帝メナス。 ようやく自由な時間を手に入れ、最強パーティーを率いて冒険(セカンドライフ)を楽しんでいる中、思わぬ人物が彼の前に現れる。 「--見つけました。あなたが、勇者様ですね」 それはこの世界(ゲーム)のヒロインにしてメナスの天敵となるはずの、聖女ラフリーゼの姿だった。彼を勇者と勘違いしたラフリーゼとの出会いは、のちに世界の未来を左右する大事件へと発展していき……。 「私が【未来予知】によって見たのは……破滅の未来です」 「未来など恐れさえしなければ簡単に変えられる」 不条理な未来を、ぶっ壊せ! これは誰も語ることのない、どこにも記されることのない、RPG史上最強の元ラスボスによるチート無双ファンタジー第2弾!
300年スライムを倒し続けていたら、ついにー3回目の喫茶「魔女の家」の季節になりました!?ですが3度目ともなると、一つ大きな問題が出てきます。私のため。家族のため。今回はある“秘策”を持って挑む私ですがー!?他にも、魔族が育てたリンゴを食べたり(禁断の果実…!)、猫カフェで猫の霊と遊んでみたり(コンの次はニャー)、地底で旧き神に出会ったりします!巻末には、ドラマCDで人気の“あの短編”脚本を特別収録!
「ごめんね、スカーレット。本当に、ごめん」 希代の悪女の亡霊スカーレットと、その復讐につきあうことになった地味令嬢のコンスタンス。 奇縁で結ばれた令嬢コンビはついに、十年前の処刑の真相へと辿りつく。 あとは順に復讐相手を見つけ出していくだけ、と気炎をあげるスカーレット。だが、王国内で 暗躍を続ける組織【暁の鶏】は、コニーやランドルフを『エリスの聖杯』の邪魔者であると認識し、 その排除のために動き出していた。 敵の意図を看破したコニーは、あえて冤罪を被って収監されることで、ランドルフの行動の自由を 確保する。しかし、そんな彼女に下された王命は『十年ぶりの公開処刑』だったーー! 十年前のサン・マルクス広場、処刑場での邂逅から始まった二人の少女の物語。その果てに待つ 運命とは!? 感動の第三弾!!
ヴァンダルーはタロスヘイムの王として統治を進める中、訪れた開拓村で公爵家の陰謀を知らずのうちに防いだことにより開拓地の救世主となった。その後、輪廻転生の神ロドコルテによってヴァンダルー抹殺のために送り込まれた地球からの転生者、海藤カナカと対峙したヴァンダルーは二度と転生が出来ないようにカナタの魂を砕いたのだった。そして、タロスヘイムの更なる国力強化のため移民政策を進めるべく、ヴァンダルーたちは奴隷鉱山へと訪れる。
魔力で針やハサミなどの裁縫道具を操れる裁縫使いのカルロ。氷の森の暴走が無事に止まり、彼は魔物の国に裁縫係として正式に迎え入れられた。ルフィオをはじめとした七人の幹部・七黒集からの紹介もそこそこに、最初の仕事として氷の森の完全停止の相談を受ける。時を同じくして、ブレン王国ではクロウ将軍の謀反の兆しが見えていた。巻末には描き下ろし番外編『巨人の呪いとネズミの執刀医』も収録!